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歩くことの勧め 総論

幼稚園・保育園のお子様をお持ちの保護者の方々、子どもの送り迎え…どのようにされていますでしょうか?

我が家では基本的に子どもたちを片道約30分幼稚園まで歩いて行かせていました…私は仕事で一緒に行くことはできませんでしたが…(^^ゞ 

何故って?…子どもたちのため…妻のためでもあります(笑)

ここに幼稚園児のデータがあります。

図:徒歩通園の子どもは車や自転車で通園する子どもと比べ土踏まずの形成が良い(2008年)

車や自転車で送り迎えしている園児は、歩いて通園している園児に比べて土踏まずのできが悪い=扁平足ぎみ…ということを示しています(上図)。
この後毎年幼稚園で足型測定をしていますが、毎年同様の結果が得られている一方、面白いdataが得られていますので、そのあたりはまた後日書きたいと思います…^_^

そして徒歩通園を子どものペースで歩くということは、途中道端に咲いている花や虫に目がいき、新たな発見をし、すこやかな精神発達の助けとなります。事実知能の発達に影響すると言っている方もいるようです。
また、ブロック塀があると登ってみたり飛び越えてみたり、運動発達の大きな助けになります。

なので寄り道万歳…(笑)

子どものペースで歩くと保護者の方々はきっと疲れるしイラつくことでしょうが…(^^ゞ
送っていくときは子どものペース、その帰りは保護者自身の運動を考えたペースで歩いてみるといいと思います。そうすれば保護者の方々の健康にも大変よいですし(笑)

事実妻は徒歩通園で歩いていると体重減少し、夏休みで歩く時間が少なくなると体重増加するという…( ̄▽ ̄)

ほかにも徒歩通園は防犯面などでも役立ちます。近所の危険個所を肌で覚えたり、交通ルールを教えるよい機会にもなり、どこぞで遊んでいて周りを見ずにピュ~って飛び出すってことも少なくなるなど、その後交通事故に遭う確率が下がりますので、我が子を危険から守るという観点からも有意義な行動といえます(「7歳の壁」記事参照)

子どもの健やかな成長のためにも、保護者自身の健康のためにも、幼稚園・保育園の送り迎えは、徒歩がおすすめですよ!

後日、20年にわたる幼稚園児足形測定のデータから得られた内容を具体的に示した続編…
「歩くことの勧め2:歩かないと扁平足になる!」
「歩くことの勧め3:続・歩かないと扁平足になる!」
をアップしますので、そちらもお楽しみに!


※ぶろちーた2009/5/9記事を改編

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