ひとつの大きな真人間

ひとつの大きな真人間

最近の記事

220907 流行り病と恋の病

メンバーに更新を急かしておきながら私も遅くなってしまいました。 ごめんね。そろそろ書いていこうと思います。 遅くなった理由として、コロナ感染してぐったりしていました。 もう一週間くらいになるんですけど治りゃしないねこれ。 自慢じゃない、いや自慢なんですけど、私は結構身体が丈夫です。 心因性の不調が続いたり、自律神経ぶっ壊れて毎日しんどかったりというのはたくさん経験してますが、 基本身体自体は健やかなので、これまで大病も大怪我もせず、ウイルスにも早めに打ち勝ってきました。

    • 220901 シーズン到来

      前回の更新からゆうに半月以上が過ぎている。 更新を止めているのは誰だぁ!! わたしです、本当に申し訳ありません。 この半月の間、我々ひとつの大きな真人間は運命をともにして……とまでは言い過ぎだが、各々海上に投げ出されたティッシュペーパーのように霧散したり、あるいはういろうのように凝固したりして過ごしていた。 真人間欲求が最も高いわたしだが、「絶縁されかねない期間監禁」されていたため、外に出ることもなくパソコンにかじりつく日々が続いていた。 まあ監禁生活はそれなりに楽し

      • 220810 地を均してから傾きの原因を探れ

         諸々でまた交換日記止め止め女と化していた。すみません。  一点だけ言及すると、私だってめちゃくちゃ真人間になりたいのだが? おそらく残りのメンバーもそうだろう、あなたの憧れ、私の願い、真人間のすべて。最後の花火に今年もなったなオリンパス、である。  真人間になりた〜い、ではなく、真人間にならなければ心や命の危険があるだろうと感じているヒリついたサークル、それが「ひとつの大きな真人間」なのだ(そうだったの?)。なんにせよ、全員多かれ少なかれ命の灯を守るような見放すような気

        • 変態の金持ちに思いを馳せる夏

          私はドラッグストアのワゴンセールが好きです。 うわさにも聞いたことがない珍しいお菓子、おしゃれすぎて見過ごしてしまうシャンプー。 店内の目立たない場所で、黄色いシールを貼り付けられてひしめいている。 その姿にいじらしさを覚えつつも、まあ納得の顔ぶれでもあり、彼らとマッチングしたことはほとんどありません。 でもスーパーの生鮮食品や、お惣菜のタイムセールはよく利用します。 こちらはむしろお店の華、じっくり見ているひまなどありません。戦いです。 しかし私が住んでいるのはギリギリ

          真人間をさぼるな!押忍!

          この「ひとつの大きな真人間(Onlyone bighuman)」を構成するMemberのうち最も「真人間欲求(Bighuman desire)」が強い自我であるわたしが、真人間をさぼっていた。 この記事では前回の記事に反して、真人間をさぼって得られた効果について触れていこうと思う。健康になりたいんじゃなかったのかきみは。 --- なんの呪いか、記事の中の<hr>も反映されなくなってしまった。 まあ、とりあえずいってみよう。 ドン ・顔色が粘土質に戻った。 「あん

          真人間をさぼるな!押忍!

          220731 夏ようこそ

           申し訳ない、私も交換日記とめ止め女と化した。ヘッダーはひとつの大きな餅(3個分)  ここ数日いろんなことが起きて、嵐の中なんとか自宅にしがみついているのがやっとだった。心に注目すれば確実に人生に残る大騒ぎで、今こうしてほとんど変わらない人間関係や生活環境、暮らしに留まれているありがたみを強く感じている。  ある日は部屋のちゃぶ台に向き合って座ったまま、気がついたら部屋が真っ暗になっていた。SNSのログをさぐればなんらかはつぶやいているのだろうが、生産的なことも思考も何ひ

          220726 ほぼ面識のなかった従姉妹よ

          やばい、交換日記止めるマンレディーとしての本領を発揮してしまった。 今日こそはなにか書きたいと思いながらもう何日経ったんだろう。 ちょうどいい題材かわからないけど、今日は 「大人になってから交流のできた従姉妹」 の話でもしようかと思います。 まず、私の母は20年以上前に亡くなっています。 父と祖母(父から見たら義母)は折り合いが悪く、そのため母方の親戚との付き合いはかなり薄くなっていました。 でも2年ほど前にその祖母が亡くなり、葬儀に来なさいと叔父(次男)の奥さん(と私

          220726 ほぼ面識のなかった従姉妹よ

          220721 健康になりたい

          真人間になろうと発起してから、健康な肉体を手に入れる為に昼夜意識して体を動かすようにしている。 というか、前々回の自身の担当回で触れた"彼の方"と添い遂げることを考えたときに、今のままの体力で老後に突入するとそんな長いこともたんのではないかという事実に行き当たった。やだやだ、添い遂げるからには長生きしてやる!こんな貧弱なボディじゃ安心して老後に突入出来ないよ! というわけで思い立ったら運動である。朝起きて天気が良ければ近所の川までお散歩に行き、川沿いの遊歩道を上流から下流ま

          220721 健康になりたい

          220719 流行りとあこがれ

           深夜に記事を書こうとするとこういう表示になるのか。 (Twitterの「いまなにしてる?」に値するもの)  最近朝早くに起きて夕方に眠るか、深夜に起きて昼過ぎに眠るかを繰り返している。  この調子だと次は昼過ぎに眠ることになり、今日は13時だかからテレビ会議の予定があるので非常にまずい。仕事の進捗がすこぶる悪いので、どうにか一晩起きて次の夜まで通せるだろうか。今からもう一眠りする度胸は、仕事の進捗的にやはりない。  なんだか他のメンバーの記事書き力が高すぎて不安になって

          220719 流行りとあこがれ

          220718

          とある日の、空腹に理性を侵された21時頃、家を飛び出して肉を買ってきた。 身づくろいもそこそこに早足でスーパーを目指す。 22時には店じまい、肉を吟味する時間を確保するためにも到着は急がねばならなかった。 手に掴んだ懐中電灯は闇路を照らすためじゃない。 威嚇だ。 夜の一人歩きには、スマホと灯りと殺意を携えていけばなんとかなる。 スーパーの敷地に入る。 広いはずなのになぜか見通しが悪い駐車場を突き進む。 自動ドア開閉即カゴをひっつかんで、消毒液のペダルを踏み、手指を揉み

          220715

          本当は昨日更新したかったのである。だが前回の自身の更新から、わたしはまるで真人間とは呼べない生活を送っていた。真人間の逆位置である。 朝から晩までをベッドの中で過ごし、あろうことか某通信販売大手サイトの「年に一度の大セール」の文字に踊らされ、別に割引にもなっていない商品をついで買いするなどして、ン万円の散財をした。 「真人間日記を更新したいが前回の更新から真人間らしい行いをしていない。」リモートシェアハウス中の友人にそう話した。 すると友人は、「別に真人間に関わる内容じゃな

          220712 絵本と詩と塩タブレット

           絵本が好きだ。  大人になってから買った本は少ないけれど、全部すごく好きだ。ここまで三回日記の内容を没にしているので、もう家にある好きな絵本の話をいくつか書いて私の番とする。 1. ぼくのたび  街から出たことがない、小さなホテルを営む「ぼく」が、訪れる「お客さん」たちのようにどこか遠くへ旅をする空想をする話。  「ぼく」は、かつての「お客さん」たちが旅先から手紙をくれるような、そういう仕事をしながら、ひとりその手紙を読んでは「自分もいつか旅をしてみたい」と考えて、眠っ

          220712 絵本と詩と塩タブレット

          220711

          変身譚、というものがある。 近代の文学作品であれば、フランツ・カフカの「変身」や、中島敦の「山月記」などが有名で、ざっくり言うと「人間が人間以外のものに変身してしまう」といった内容の物語のことだ。 ギリシア・ローマ神話においては露骨に「罰」として姿を変えられてしまうことが多いし、個人的にはハッピーエンドのイメージからそこそこ遠いジャンルである。 一度変身してしまうと、大抵の場合人間の姿には戻れず悲惨な最後を迎えたりする。 これがひとつの大きな真人間に何の関係があるのかと

          220710

          何を隠そう「親しい人と交換日記を始めた友人」とはわたしのことである。 10年、Twitter越しに思い続けた。10年、空中リプライで会話をし続けた。 10年である。向こうからのほんのりとした、「嫌悪されてはいないであろう」という、これまたほのかな気持ちを抱いたまま、10年、何も無かった。 そこで切り出したのが「交換日記」であった。まずはお友達からよろしくお願い致します、といった心持ちである。 かたや、この「ひとつの大きな真人間」である。 我々は先述の10年思い続けた"彼の方

          220709

           最近、友人が親しい人と交換日記を始めた。  交換日記といえば、私の場合、雑貨屋でお金を出し合って買った380円ほどの専用ノートを手渡しで交換しあい、自分の当番がくると、「昨日食べたもの🐻」だの、キャラクターが頬杖をつく枠の中にふたことみことを書いて、最近の友達のページを確認し、決して浮かないよう、差が出ない程度に調節した量の日記を書いて次の子にまた手渡す、そういったもののイメージが強い。  この「交換日記」というのは、大抵の場合参加者が「いつものメンバー」で構成されてい