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220726 ほぼ面識のなかった従姉妹よ

やばい、交換日記止めるマンレディーとしての本領を発揮してしまった。
今日こそはなにか書きたいと思いながらもう何日経ったんだろう。

ちょうどいい題材かわからないけど、今日は
「大人になってから交流のできた従姉妹」
の話でもしようかと思います。

まず、私の母は20年以上前に亡くなっています。
父と祖母(父から見たら義母)は折り合いが悪く、そのため母方の親戚との付き合いはかなり薄くなっていました。

でも2年ほど前にその祖母が亡くなり、葬儀に来なさいと叔父(次男)の奥さん(と私の姉は個人的に交流していた)から連絡を受けたのをきっかけに、20年の時を経てじんわりと交流が戻っていったのです。

そして今年私の父も亡くなり、その他にも我が家にはいろいろな問題が発生しました。
両親がいなくなって、親戚を頼らざるを得ない状況になりましたが、父方の親戚は伯母一家しか知りません。

父は伯母には頭が上がらず、格好悪いところも見せたくないというようなところがあり、それもあって父方の親類に頼るのはためらわれました。

そこでとっさに母方の叔父(長男)を頼ったところから、母方の親戚との交流が生まれたのでした。

ヤケクソフラワーアート

……というのが前置きで、母方の叔父(次男)夫妻の末娘と仲良くなったよという話です。

従姉妹のモコちゃん(仮名)は私の10歳下のピチピチガールです。
彼女が生まれるころには母の実家との縁が薄くなっていて、まともに対面したのはたぶん一度だけ。
お互い子供のときなのでほとんど覚えていません。

我が家に問題が起きたときに叔父(次男)の家にご厄介になって、その時に仲良くなりました。
モコちゃんは明るくて元気いっぱいで、気立ての良い天使のような子です。
でもこれを本人に伝えたらキモがられるだろうな、と思うので態度でだけ示しています。

私には気を使ってか、敬った態度で接してくれるのですが、親兄弟や叔父(長男)への口の悪さがとんでもなくていつも笑いを堪えないといけません。
特に二番目のお兄ちゃん(この子も良い子)とは顔を合わせるたびに悪態の応酬を繰り広げているのですが、ちょっと目を話すとすぐに子猫同士の喧嘩みたいな取っ組み合いをしていてかなり可愛いです。

叔母からは「上が男の子だからお姉ちゃんができたみたいで喜んでるのよ」と言われており、めちゃくちゃまんざらでもなく、姉貴風を吹かせたくなります。
ちゃん付けで親しげに呼んでもらえるのが嬉しかったのですが、私の年齢が知られてからさん付けになってしまい、陰で非常に悲しんでいたらまたちゃん付けに戻っていました。
叔母のアシストだと思われます。

モコちゃんと私は違うタイプのオタクですが、ボカロや歌い手、Vtuberあたりが交差点になっているのでその話で盛り上がったりします。
カラオケが生きがいらしく、別れ際などに「今度一緒にカラオケ行こうね」と言うとわかりやすく喜びが伝わってきてとても可愛いです。

そんなモコちゃんと日曜日にカラオケに行ったら、丁度Vtuberとのコラボ企画が開催中だったので、大はしゃぎの彼女から「今アツいVの話」なんかを聞いたりしていました。

私も末っ子で弟妹にあこがれていたこともあり、こんなに素敵な子が従姉妹で、仲良くしてくれて嬉しいなぁと噛み締めています。
この日はカラオケのあと一緒にごはんを食べに行って、先にライスだけが運ばれてきたおかしみにウケたり、食べきれない量のパフェに二人でひざまずいたりとかしました。

車の免許を持たない私をいつも家まで送ってくれるのですが、挨拶をして別れてもモコちゃんの車はしばらく停まっています。
私が家の鍵を開けて、ちゃんと中に入って戸を閉めたのを確認してから発進するのです。

それに気がついたとき
「なんて良い子なんだろう……!!」
とたまらない気持ちになりました。

モコちゃんには、どうかいつまでも楽しく幸せに過ごしてほしいです。
彼女やその家族が大変なときには私が力になれるように、やっぱり真人間になっておいたほうがいいなと思ったのでした。

匂わせ小ライス

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