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必見! インテリアコーディネーター・建築設計デザイン AI活用法① ~archi + SPACELY AI ~
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こんにちは。STUDIO55技術統括の入江です。
今回は、インテリアコーディネーター、デザイナー、建築家、住宅所有者、リテール業者など、インテリアデザインに関わる様々なプロフェッショナルにとって有用な AIツール をご紹介します。
海外では、インテリア分野におけるAIの活用が急速に広がり、実務においても幅広く使用されています。AIを用いたインテリアデザインは、設計プロセスを迅速かつ効率的に進めることができ、従来では数週間かかっていた作業を、わずか数分や数秒で完了させることが可能です。
一部のAIプラットフォームでは、AIが生成したデザインをもとに 家具を直接購入できる機能 が搭載されており、これが インテリアデザイン業界の新たなトレンド となっています。
建築・インテリア関係の AIプラットフォーム は、その専門性に沿った効率化機能が多彩に用意されており、一般的な ジェネレーティブAI とは一線を画した 実用性を重視した興味深い作りが見られます。
数多くの インテリア系AI がありますが、何回かに分けて代表的なものを取り上げますので、参考にしてください。
今回は、『archi』と『SPACELY AI』を紹介します。
● archi(アーキ)
『archi(アーキ)』は、画像やプロンプトからインテリアデザインを生成するAIツールです。
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実際の部屋の写真をもとに、アーキ AI がインテリアスタイルやレイアウトを生成します。さらに、生成されたインテリアデザインは単なるイメージにとどまらず、コーディネートされた家具をそのまま購入することも可能です。
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多機能さが目立つ インテリア系 AI の中でも、アーキ はシンプルな操作性を重視して設計されています。使いやすさを求める方に最適なツールです。
UI 画面
![](https://assets.st-note.com/img/1729471339-PJRblQ7s9mCquFZn1jtDa3vN.png?width=1200)
アーキ の画面は、「生成 項目」「設定 内容」「生成事例の一覧」が左から順に並んだ、非常にシンプルな構成になっています。
「生成項目」は、5つ あります。
① Interior(インテリア) :
写真画像からインテリアを リスタイリング&コーディネート
② Inspiration(インスピレーション) :
テキストから画像を生成
③ Exterior(外観) :
外観デザイン生成
④ Virtual Staging(バーチャル ステージング) :
形状維持 機能。
⑤ My Designs(私のデザイン) :
生成履歴
📝「インテリア」機能
既存スタイルの変更
「インテリア(Interior)」機能 を使って、インテリア スタイル を変更してみます。
CGソフトウェアの 3dsMax でモデルした「ミッドセンチュリー スタイル」の画像を、「北欧(スカンジナビア)スタイル」へとイメージチェンジしてみます。
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3dsMax でレンダリングされた CG画像
「インテリアの写真をアップロードする」に 画像を読み込み、テンプレートから選ぶだけのシンプルな設定を行います。設定といっても難しい作業はなく、直感的に操作が可能です。
プロンプトは、"Grey-themed living room(グレーを基調にしたリビングルーム)" と、これも簡潔な入力だけ行っています。(下画像参照)
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最下段の「プライバシー」設定には「公共」と「プライベート」があり、プライベートはプロ版のみで利用可能です。そのため、無料で試しに生成した画像は自動的に archi の右側画面にサンプルとして表示されます。
公開設定にはなりますが、多くのユーザーがいるため、それほど気にする必要はありません(笑)。掲載画面は随時更新されていきます。
生成した画像が 右画面に反映されました。
👉 生成枚数は 1枚です。
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archiで北欧風スタイルに変更した AI画像
「ミッドセンチュリースタイル」のインテリアが、このように "数秒" で「北欧スタイル」に変わりました。
部屋の模様替えやイメージ提案に非常に便利なツールです。
空間画像にインテリアレイアウト生成
では、続いて "家具のない空間に家具をレイアウト" してみます。
3dsMax で CGモデル した空間画像を使って試します。
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こちらも「北欧(スカンジナビア)スタイル」の家具類でコーディネイトしてもらいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1719986055927-8SxVrXGHww.png)
上記設定内容で “生成する” ボタンをクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1719986086813-SegtLpnNBM.png?width=1200)
アーキ が生成する画像はクオリティが高く好印象です。ただし、インテリアコーディネートされた画像は元の空間をアレンジしたものとなり、形状もワイドに調整されています。空間の形状を完全に固定したい場合は、有料機能の「バーチャルステージング(Virtual Staging)」の利用が必要です。
![](https://assets.st-note.com/img/1719986120175-HxuzpTvSn6.png?width=1200)
リビング 生成例
「インテリア(Interior)」機能では、このように、既存のインテリアスタイルの変更や、家具のない空間へのインテリアコーディネート が可能です。
どちらの用途にも対応できるため、特定のカテゴリーに縛られることなく活用できる点が、アーキ のシンプルで優れた操作性を際立たせています。
また、これらの生成された画像は、単なる "イメージ" に終わりません。
生成した家具類を実際に購入することが可能です。
🛍「Shop Furniture(家具を買う)」機能
「Shop Furniture」という家具を購入する機能を使用するには、生成画像の画面にある ショッピングカート 型 の アイコン をクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1719986627632-6VdMxj5Tam.png?width=1200)
画像内の白いアクセントドットが購買検索の対象です。ドットをクリックすると、類似する家具を画像検索することができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1719986776543-c2iywJ8Zup.png?width=1200)
ソファのドットを選択すると、類似したソファの販売ページがアマゾンにあるのを表示してくれました。
![](https://assets.st-note.com/img/1719986947401-t3LlzDQAx0.png?width=1200)
また、リビングテーブルは、4つのサイトで類似する実物を確認することができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1719986972894-syacmwG6cp.png?width=1200)
このように、ユーザーはデザイン レイアウトを生成できるだけでなく、AI が生成したコンテンツに基づいて、類似の購入可能な製品の厳選リストを受け取ることができます。
概念的なデザインと実際のアイテムの間のギャップを埋めるこの機能は、アマチュアとプロの両方にとって非常に実用的です。
ユーザーは部屋のレイアウトを視覚化し、関連する家具や装飾のオプションにすぐにアクセスできるため、AI は単なるクリエイティブ ツールではなく、デザインとショッピングのための包括的なソリューションとして機能します。
💰料金プラン
アーキ の無料お試しは 3回の生成まで です。
有料プラン は 月次 か 年間 プランで価格帯が分かれます。
「プロ」および「無制限」プランはどちらもサブスクリプション契約による商用利用ライセンスで、シンプルに使用量に応じて選択する形式です。
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● SPACELY AI(スペースリー・エーアイ)
SPACELY AI(スペースリー・エーアイ)は、“建築の可視化のためのトップツールを備えたAI搭載のインテリデザインソフトウェア” です。
先ほどの archi(アーキ)とは対照的に、多数の機能を豊富に備えています。
![](https://assets.st-note.com/img/1729474201-36nz9LMbdto8g5eDxfZFBCri.png?width=1200)
多機能ツールの内容
スペースリー には、現状、計22種のAIツール が搭載されています。
👉 以前は16種でしたが、ここ最近で 6種類の AIツールが増えています。
簡単な解説を記載しますので、サイト画面と合わせて参考にしてください。画像処理ソフトをお持ちでない方でも、SPACELY AI だけで十分に対応できる機能が搭載されています。
① インテリアのレンダリング (Reder Interior)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474240-pWMUbFQZ9O60EXHt7Dryz2Nw.png)
スナップショット、レンダリング画像、スケッチ、手書き、実際の写真など、幅広い対応でインテリアデザインを生成します。
② スタイル転送 (Style Transfer)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474255-l7am0gdLHGnpMiykJChKWFQS.png)
参考画像からAIが自動でスタイルをアレンジ転送して反映します。
12パターンのインテリアスタイルのプリセット があり、プロンプト設定と合わせて、理想的なインテリア スタイルを可視化することができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1729484222-uQt5f8mzcKAWCswMnSD4yUHV.png)
③ 空きスペースを家具で飾る (Furnish Empty Room)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474276-2BH6oGkmUONDaF0jcvQlC9iR.png)
家具なしの空間画像に家具を自動レイアウトする機能です。
お任せで自動的にスペースに家具を配置するパターンと、スタイルを選択して生成するパターンが 選択できます。
④ 外観のレンダリング(Reder Exterior)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474291-RxwCGHQ28DYZtlujPvybJinp.png)
スナップショット、レンダリング画像、スケッチ、手書き、実際の写真から外観を再設計したレンダリング画像を生成します。
インテリアデザインがメインのAIではありますが、このように 外観への生成デザインの対応も可能となっています。
⑤ 解像度を上げる (Increase Resolution)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474306-PpKXih4eCqm7OEfJHnR6kT85.png)
1.25倍、1.5倍、2倍 のサイズで、画像解像度をアップスケールします。
Photoshop をはじめとする画像ソフトの ”アップスケール” 機能を自動化したものです。
⑥ 部屋の色を変える (Change Room Color)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474325-x3BTeX9MWUDoykFaRvK0NSuQ.png)
部屋の色を好みのカラーに変更する機能です。床、壁、天井を 指定して、別のカラーリングで生成します。
Photoshopなどでの色変更作業を自動化したAIツールです。
⑦ オブジェクトの編集と塗りつぶし (Edit and Fill Object)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474341-DP5OfKWU4oFmqRpVnSCx6gkT.png)
デザインに合わせて画像内のアイテムを変更、または強化します。
こちらが、いわゆるジェネレーティブAIでいうところの "部分ジェネレート" 機能になります。
⑧ オブジェクトの削除 (Remove Object)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474363-7ecmrFXVvNEHRaIqWGon9wL3.png)
デザインから不要な要素を削除します。
こちらが、いわゆる Photoshop など画像処理ソフトの "環境に応じた塗りつぶし" 機能的なAIツールになります。
⑨ クリーンアップスペース(Cleanup Space)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474390-sjuB4UIoPadhvELWV7DG0Ngr.png)
画像にある家具をすべて削除します。
先ほどの ③「空きスペースを家具で飾る (Furnish Empty Room)」とは真逆の機能になります。こちらも、Photoshopなどの画像処理で行う内容のAI機能です。
既存部屋を別イメージでレイアウトし直す場合などに重宝します。空間から家具をなくして、再度、レイアウト生成するなど、ワークフローに生かせます。
⑩ コラージュからレンダリング (Collage to Render)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474405-5evIPOWt4SAJYqyfcTsraC9d.png)
複数の画像をコラージュし、1つの画像としてデザインをスタイリングした画像として生成します。
ジェネレーティブAI でも搭載されてきた 画像合成機能 です。
⑪ ビューエクステンダー(View extender)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474421-rHlY948J3Qy7dGxRaKp2vDA0.png)
画像を拡張する機能。PSDの Generative fill の機能的な要素となります。
⑫ 家具検索 (Funiture Search)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474434-xnmqp6cQDMERkYZTfhXOlC32.png)
生成したAI画像にある家具類を、SPACELYの家具倉庫で家具を見つける機能です。eコマース まで搭載されています。
こちらが、家具に特化した販売画面を提供するものになります。
⑬ テキストから画像へ (Text to Imafe)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474447-cjZ9aPXFJ1E2pTUi4HnlRISt.png)
テキストプロンプト入力でデザインを生成する機能です。
こちらが、基本的なプロンプト入力でのAI生成です。
⑭ テクスチャを作成する (Create Texture)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474461-4HAW5tTfBvoxml1PiyqdEJQ0.png)
テキストプロンプト入力でテクスチャイメージを生成します。
⑮ フロアプランのタイル張り (Floor Plan Tiling)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474474-AlsykprcEN71CqxOFwhbQWgZ.png)
平面画像に好みの床材を適用します。
こちらが、いわゆるPhotoshopなどの画像処理ツールでの平面図の表現を自動化したAIツールになります。
⑯ ムードボードを作成する (Create Mood Board)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474489-LAmMrbaQKlxVYEyHcBGXoiCJ.png)
選択した内容から マテリアルボード を作成します。
⑰ マテリアルオーバーレイ (Material Overlay)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474503-5CaYtUBONGK6nryVMAofF83E.png)
壁、床、天井のテクスチャを画像マッピングします。エリアサイズとテクスチャサイズの入力があり、正確なタイリングが反映されます。
部分的な素材の変更の可視化に役立ちます。
⑱ 背景ジェネレーター(Background Generator)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474530-afjDwl7h6A8KNTy04Jxe9OMV.png)
読み込んだ画像の背景設定をテキスト入力から自動生成して1枚の画として構成します。
⑲ 照明を追加する(Add Lighting)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474545-YwB8rVtaS7Rp4yNfeIZ03Wb5.png)
読み込んだ画像の照明効果を生成します。
⑳ 背景を削除(Remove Backgroun)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474563-lazXjVDETb8qytkd1PwUIeoB.png)
背景を削除して画像を切り出します。
㉑ 画像エディタ(Image Editor)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474578-lkMijnSwJ3cm4zZfaUoWtFyG.png)
画像のクォリティを調整することができます。Photoshopのような画像ソフト機能の簡易版です。
㉒ 画像からビデオへ(Image to Video)
![](https://assets.st-note.com/img/1729474593-MlcHYnha0qEx3p1SKku2NVQX.png)
読み込んだ画像をビデオへ変換します。
📝空きスペースを家具で飾る (Furnish Empty Room)
先ほどのarchi.ai と比較する意味でも、家具のない空間でのインテリアレイアウトの生成を試します。
![](https://assets.st-note.com/img/1719995018855-HCJ5JihN8I.png)
テンプレート画像も用意されていますが、先ほどとアングルを変えたこちらのCG画像を使ってみたいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1719991912279-VpCFgyKpr5.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1719992022408-Hq1RkW0baM.png)
「お好みのスタイルをお選びください」のセクションでは、無料トライアルの場合、王冠マークのついたスタイルは使用できません。そのため、選択できるのは「ランダムスタイル」のみとなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1719992137485-hyrtqREv8i.png)
上記画像内容の設定で生成したのが次の画像です。
👉 4パターンのデザインが生成されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1719992278714-YZIxKP0dHy.png?width=1200)
無料版ではこのような ”透かし” が入ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1719992460883-vbSSsGZFC9.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1719992307025-EugyCUB5pY.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1719992513626-lZwP2LhIIa.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1719992360225-Y4GWZv04tz.png?width=1200)
空間形状は元画像と変わっていません。また、空間サイズに対して ソファなどのサイズ感が適正なレイアウトで生成されているように見えます。そういった点から、とても信頼感と好感が持てる内容であると言えます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146072887/picture_pc_ee3cf0c40f666878a6aa9934a43a5706.gif?width=1200)
📝「探索する」家具購入画面の表示
生成した画像を選択して、「家具」と書かれた内容にある ”探索する” ボタンをクリックします。
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👉ワンポイント アドバイス
ウェッブ使用のこのようなAIプラットフォームは、日本語翻訳の状態で使用すると読み込みエラーになる場合があります。そのような場合は、英語表記に切り替えて使用するのがオススメです。
![](https://assets.st-note.com/img/1719992784742-HqKaTvosOk.png?width=1200)
このように、類似した家具が一覧検索されますので、具体的な購入先や価格帯などを、具体的に確認することができます。
📝カラーパレット機能
生成したインテリア空間のカラーパレット(Color palette)を表示する機能があります。このようなインテリアデザインのプロフェッショナル向けの機能は嬉しいですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1719994441435-p1kF0K4qgQ.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1719994444450-4LIyH3wU7P.png?width=1200)
📝コラージュからレンダリング (Collage to Render)
こちらの内容も試してみます。
複数の画像をコラージュして配置し、1枚の画像としてレンダリングする機能です。
![](https://assets.st-note.com/img/1719995071150-ILsIHAeBql.png)
ステップ1 から順番に設定していきます。
先ずは、空間のタイプを選択。
![](https://assets.st-note.com/img/1719995265094-QLlH1njqfB.png)
画像をアップロードしたら、ステップ3 で家具画像を配置します。
独自の家具の画像を使用することも可能ですが、ここはテンプレートにある画像を使用します。
![](https://assets.st-note.com/img/1719995170430-txPIhphXay.png?width=1200)
”次へ” をクリックして、ステップ4 でスタイルを選択します。
無料では ”ランダムスタイル” のみプリセット使用が可能です。ここでは任意の画像を使用することもできますので、こちらのベッドルームのイメージ画像を使います。
![](https://assets.st-note.com/img/1719995449569-rTmvggNisO.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1719995882547-ntQ2BOORtu.png?width=1200)
上の内容で生成させた画像がこちらです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146073348/picture_pc_cee4900cd54671c6cea0e98ff1ac2def.gif?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1719996237751-SyV9uUaRuU.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1719996259930-uF4XYzOod4.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1719996280042-U3DLRAeaE9.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1719996298591-JnSCaKnnSe.png?width=1200)
参照画像のイメージを的確に捉え、見事にデザインが反映されました。任意の家具を使用して生成できるため、購入を検討している家具を実際の空間画像とコラージュして確認するのに便利な機能です。
💺「家具検索 (Funiture Search)」機能
先ほどご紹介した生成画像の 家具類似サイト表示機能 に加え、こちらは eコマース機能 を備えた オンライン購入機能 です。ドル表記の海外向けのため、日本での直接的な利用は期待できませんが、先進的な機能の1つとしてご紹介しておきます。
生成したインテリア画像を読み込ませると、右側画面で ”家具の検索” が自動開始されます。
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検索結果がこちらの画面になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1719997080893-L08SsYqICc.png?width=1200)
画像表記された白いドットのポインターをクリックすると、このような金額表記が見れます。
![](https://assets.st-note.com/img/1719997379088-4e9FunorLy.png)
個別に選択した内容で家具リストとしてまとめて見ることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1719997450375-Ft7cxzyvRI.png?width=1200)
スペースリー AI は ”トップツールを集めた”と宣伝しているだけあり、インテリア専用の多彩な機能が満載です。スピーディーなデザイン提案と、数多くの機能で柔軟な対応につながることが期待できます。
🏢メーカー
革新的なインテリアデザインに特化した AI を開発する『Spacely AI』社 は、タイのバンコク に拠点を置いています。
同社は世界的に拡大しており、米国やポルトガルなどの国にユーザーがおり、タイの Index Living Mall や Proud Real Estate などの大企業と提携しています。
同社のプラットフォームには、インスタント レンダリング、製品の視覚化、スマート レコメンデーション などのさまざまな API が含まれており、生産性と顧客体験の向上を目指しています。
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💰料金プラン
料金プラン は、大きく「個人使用」と「商用利用」で分かれます。
個人使用 目的の『トップアップ(Top-up)』プラン は、一回買い切りの30トークンで、非商用利用に限定されます。サブスク契約ではないため、一般的な部屋の模様替えや 転居などに際しての利用に使いやすいものとなります。
商用利用 目的の『プレミアム(Premium)』プラン は、月次 か 年間 のサブスク契約で、月次契約の場合、最初の3か月間が 25ドル(39ドル)で ディスカウントして提供されます。
『無料トライアル』は、トークン 3回分 です。
![](https://assets.st-note.com/img/1729483427-njo2FQ1HCxg8Pi495WDfUcv7.png?width=1200)
先ほどの『archi(アーキ)』と比較しても、妥当な料金設定であり、これだけ多彩な機能を含む価格としては、むしろ良心的だと言えます。
*
インテリア関係のAIツールはまだまだたくさんあります。
更に高度な使用のものもありますので、また機会を見てご紹介します。
お楽しみに。