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この瞬間をこの先も…
理子に誘われて、久しぶりに地元の伝統的な祭りに来た
理子:ここ最近、急に寒くなったね
◯◯:そう?日中はまだ暑いからあまり実感ないなぁ
◯◯:それに、そんなこと言う理子も半袖じゃん
理子:そ、それは…
◯◯:今から冷えてくるのに大丈夫?
言葉では心配しているが、表情はニヤニヤしていて揶揄っているのが丸わかりな◯◯
理子:だ、大丈夫だから!
理子:そんなことより、◯◯こそ大丈夫なの?
終わらない夏、夕暮れと君
少し季節外れだが、まだ夏を終わらせたくない僕らは少し遠出をして、川に遊びにきた
理子:冷たーいっ
◯◯:日差しは暑いけど、流石に川の水は冷たいね
理子:あ!お魚だ!!
◯◯:だn
理子:えいっ
可愛いかけ声とは裏腹に、素早い動きで川魚を掴む理子
あまりの早技に空いた口が塞がらない
理子:◯◯〜、捕まえたよぉ〜、へへっ
◯◯:………
理子:◯◯?
思わず思考停止していたが、理子
過去想い Side 'S'
自分の気持ちに気づいた時にはもう手遅れで
貴方には、幼いながらに愛している人がいて
りーが入り込む隙間なんてなかったんだ……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
小学生になる前、りーにお義兄ちゃんが急にできた
お互い、人見知りもあって最初はなかなかお話することもできなかった
ただ、いつの頃からか仲良くなった
明確なきっかけなんてなかった…はず
理子:りー、おにぃちゃんの
夏の調べ〜思わせぶりな幼馴染の先輩〜
なぁ、気づいとる?
“ ”な、今めっちゃドキドキしとんのやで?
‘ ’はいつになったら告白してくれんねや?
“ ”、待っとるで?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
昼過ぎ、某所にて
◯◯:ふぁあ〜〜、眠い…
午後の授業サボろっかな……?
保乃:◯◯おるーーーッッ!?
’クスクスッ‘
またきた…眠いのに…
◯◯:いまs
保乃:あ、おった