子供産んだことない20代女子、血祭りを楽にすべく無痛ミレーナに挑戦したよ①
生理が始まる1週間前、自分の食欲が満腹感をガン無視してくると気付く、血祭りのはじまりの予感。
生理3日前、何もかもをネガティブに捉えてしまってそんな自分にも嫌気がさして、下っ腹の痛みと自己嫌悪でどうにもならなくなる。
生理1日目、予期していたのに、毎回大体の量と場所がわかっているのに、予想を大幅に裏切ってくる血祭りのはじまり。
生理2日目、誰かが私の腹を刺したんか?前世こうやって殺されたんか?悪いことでもしたか???みたいな下腹部痛(いわゆる、刺し込み)。
歩いてる途中に突然やってきて、足を止め、数十秒、長いときは数分間痛みに耐える。
「あ、こういうタイプの拷問って近世に存在してたんじゃないかな」ってくらい、自分の意志ではどうにもならない痛めつけられ方。
毎月毎月、いくらピルを飲んでもマシにならない血祭りはワタシの一週間に爪痕を残していく。
必死かよ。
もう何年も月に一度、全身を痛めつけるイベントがあるなんて誰も忘れないから落ち着いてくれよ…。
母には、年頃になったら落ち着くよ。と言われてきた。
お医者さんには、生活改善もしたのにこんなにひどいのは困ったね。ピルがいいかな…。と言われ試してきた。
検査して薬を飲んで、毎日のピルと毎月のバファリン。
それでもうまく血祭りと共存できなくて。
そんな時にYouTubeで知ったミレーナ。
血の量が多かったり、月経困難症(生理中のどうにもならない症状たち)を治療したり
ピルより高い避妊率を誇る、避妊具の1つだったり。
希望の光ではあるものの、ひとつ聞き逃がせなかったのは
【経産婦なら、痛みなく入れられる】こと。
子供…産んだことないんだけど…と思って調べ続けたら、【未経産婦は、麻酔がなければ失神する痛み】だと。
評判のいい病院へ行って
ひとまずやっちゃってください!と月経困難症の保険適用でやってもらえることになったのだけど、いざ実施すると先生から
「いや、無理だわ。子宮につながる道がかなり強く閉じきってて入らない。無理に入れても失神するだろうし、頑張ったところで入り切らないと思うよ…。」
あら……
では麻酔ありでお願いします。
とお伝えしたところ
「麻酔だけは自費になるから6万円かかるのよ。それでも必要だものね、予約する?」
え?
6万…?
荒手のサプリ売りつけられてる…?
そんな感じ。
こういうときは一旦やめたほうがいいよね。
調べて、しっかり見つけた方がいいよね。
ぴったりの病院を探すべく、ネットの海に逆戻りを決めたのでした………。
そんな、子供産んだことない20代女子が無痛ミレーナにたどり着くまで
そして
ミレーナ入れてから、血祭りと人生で初めてうまく付き合って生きていられている今を、
生理に少しでも困ってる人に届けられますように。
たぶん、3回くらいに分けてお届けします!
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