アサバ┃タブララサ

カウンセラーをしています。ラジオ「ゆとり世代のタブララサ」パーソナリティー。エッセイや…

アサバ┃タブララサ

カウンセラーをしています。ラジオ「ゆとり世代のタブララサ」パーソナリティー。エッセイや日記をnoteで書きます。

最近の記事

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』感想:ジョーカーを観に行ったと思ったらアーサーだった

こんにちは! ゆとり世代のタブララサのアサバと申します。 普段は友達と映画の感想を初心者視点で話すラジオをしたり,noteにエッセイを書いたりしています。 本業はカウンセラーです。 『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』をたまたま公開日の昼間に観に行く機会があったので、内容を咀嚼するためにも自分なりに感想を残します。 10/14(月・祝)に配信されるラジオでもメンバー3人で感想を話す予定なので、そちらもぜひ聞いてくださいね。 ラジオで話すなら記事に残す必要はないかもしれませんが

    • 妻「この豚肉火通ってない、あげる!(^^)」

       それはある日の夕食で起こりました。その日はお互い疲れていたので、味付けされた状態で売っている豚肉を焼いたものがメインのおかずでした。適当に肉を焼いてサラダを用意して、夫婦でテレビを見ながら夕食を食べていました。いつもの平和な日常です。すると途中で突然妻が言ったのです。 「この豚肉火通ってない、あげる!(^^)」  にこにこ笑っている妻がすっと差し出した皿の上には、中がまだやや赤い豚肉が置かれていました。私は深く考えずにぱくりとその火が通りきらない豚肉を口に運びました。そ

      • エッセイ『令和の乞食と平成の亡霊』

         桜木町駅に行くとちょくちょく乞食を見かける。駅前に鎮座して、じゃがりこの空き箱を前に置き、小銭を恵んでもらおうとしている(ひもじいならじゃがりこを食べるなとは思うけども。何故かじゃがりこの箱を置いている率が高い気がする)。それはいい。ホームレスなんて別に珍しいものではないし。桜木町に限らず、賑わっている町には結構いるから。ただ、その乞食の様子を見て、昔は考えなかったことに思いを巡らせる自分がいることに気づいた。  一日中座り込んで乞食をして、一体いくらお金が集まるのだろう

        • エッセイ『終電』

           久々に終電に乗った時の気持ちをエッセイにしました。終電に乗りながら寝ないために書いていたので、酔っ払った文です。  終電に乗った。いつ以来だろうか、酔った頭では思い出せない。そこまで酔っているつもりもないのだが。それにしても記憶の中の終電間近の新宿駅は、もっと汚いような、臭いような、人の生々しさのようなものがあった気がする。昼間済ました顔をして社会生活を営む人々が、その化けの皮を剥がし(或いは剥ぎ取られ)、どうしようもなくなっている様が散見できた。それを目の当たりにすると

        『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』感想:ジョーカーを観に行ったと思ったらアーサーだった

          harmoe 3rdLIVEの感想を書き散らかす!!

           こんにちは。harmoeのオタクです。普段はカウンセラーをしながらラジオをしたりエッセイを書いたりしているけど今回はLIVEの感想を書きます。この記事を開いて下さった人の多くは同じくharmoeのオタクなんじゃないかと思いますが、harmoeを知らない人にも伝わるように感想を言語化していきたいと思います。出来るのかはさておき。  今回の感想を書く前にざっと私のharmoeオタクの程度を紹介しておきます。ガチガチのファンの人に読まれていたら気が引けるので。  スタァライトで

          harmoe 3rdLIVEの感想を書き散らかす!!

          エッセイ『鰻、停電、独りぼっち』

           土用の丑の日に職場が停電したカウンセラーのエッセイです。  チャイムが鳴る。12時だ。誰よりも早く仕事を切り上げ、持参したおにぎりを頬張る。今日は土用の丑の日なので、鰻の入ったおにぎりを買ってきている。これが今日の楽しみだった。正直に白状すると、早くおにぎりを食べたくて昼休みの5分前には仕事は切り上げていた。あとは手帳とにらめっこ。軽い朝食しか摂っていないため、空腹が昼食の期待値を更に上げる。鰻のおにぎりは400円もするが、土用の丑の日だし……と自分で自分に言い訳して2つ

          エッセイ『鰻、停電、独りぼっち』

          エッセイ『飛び降り事故と利己的思考』

           朝の電車には、サラリーマンに紛れて私立の学校に通っていると思われる小学生が乗っている。いいとこの子なのかもしれないが普通に騒ぐので、鬱陶しいな、とだけ思っている。いつものように電車に乗っていると、その小学生達のうちの1人が突然吐いた。なんの前触れもなく吐いたものだから周りの人々はもちろん、本人も驚いた顔をしていた。なんで本人も驚いているんだよ、と思っているうちに、近くにいたおばさんはティッシュでその子どもの服を拭いていた。駅に着くとすぐに近くのおじさんは駅員に状況を伝えに行

          エッセイ『飛び降り事故と利己的思考』

          エッセイ『晴れすぎた空の下で』

           夏休み前の7/4に書いたエッセイです。スクールカウンセラーの何気ない1日の始まりを書きました。 『晴れすぎた空の下で』  私の前には夏が立ちはだかっている、そんな朝だった。蝉もまだ地中で眠っているというのに、気温は三十度を優に超え、今が梅雨の最中であることなどお構いなしに、陽射しは暴力的に降り注ぐ。梅雨は人間が勝手に定めたもの、自然は人の手の届くところにないという事実が、ただあった。  スクールカウンセラーの朝は遅い。朝の打ち合わせなどは疾っくの疾うに終わった職員室に

          エッセイ『晴れすぎた空の下で』

          エッセイ『Nirvana』

           妻に連れられるがままに鎌倉にある「匂い」を作る店に行った。何十というサンプルをひたすら嗅いで、気に入ったものを組み合わせて「匂い」を作る。途中何度かなんの匂いを嗅いでいるのかわからなくなると、店員から外の空気を吸ってきてくださいと言われる。  私の選んだ3つのサンプルを見て、右腕に南国テイストの派手なタトゥーを入れた店員のお姉さんに「お兄さんは全部森系ですね」と言われた。どうやら私の選択は森系に偏っていたらしい。聞いたことのないジャンルだなと思いながら、森系の3種類のフレー

          エッセイ『Nirvana』

          エッセイ『新しい朝が来た』

           お久しぶりです。何年か前に数回日記を書いたまま、それっきりになっていたこのアカウント、最近またいろいろな文章を書いているので不定期で残していくために再び動かします。将来的にはここに書いた文章が評価されて、本の出版のお誘いがくるのが目標です。よろしくお願いします。  昨年の12月から友人と「ゆとり世代のタブララサ」というラジオをやっている。しかも週3回。素人の趣味とはいえ我ながら尋常じゃない。基本的には名作映画を観てから集合して、感想を語り合う所謂「本編」を毎週月曜日。3人

          エッセイ『新しい朝が来た』

          『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』を見て

          スタァライトの映画を公開日の朝イチで鑑賞してきた そのあと一日普通に過ごして夜になり頭の中で色々考えてみるけど 情報過多で消化しきれなかったのでつらつらとアウトプットして 整理しようと思って記事を書いている つまりこの記事はネタバレあり 公開翌日にネタバレありの記事を書くなんてと思うけど こうやって注意書きしておけば許してもらえるはず この記事は映画を一度観ただけの人が書いているので そのセリフちがくね?みたいなことがあったらごめんなさい 温かい目で見てほしい 感想何か

          『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』を見て

          幸運を呼ぶ雑談#7「指輪」

          (幸運を呼ぶ雑談とは その日のラッキーアイテムをトークテーマに 雑談するというものです) こんばんは 今日も占いのラッキーアイテムを確認すると まさかの「指輪」だった 珍しくノーマルなアイテム 話が違う カタログやら米櫃やら 変なラッキーアイテムが続いていたので こんな普通なアイテムを急に出された 「ツンデレじゃん」と思ったけど なんでツンツンするんだ別にいつも優しくあれよと思った というわけで指輪 指輪ファッションに興味がない私には 指輪の知識もほとんどない 一度

          幸運を呼ぶ雑談#7「指輪」

          幸運を呼ぶ雑談#6「米櫃」

          GWが終わってしまった絶望から 目をそらすためにブログを書いて 絶賛気持ちを紛らわしている でも今日のラッキーアイテムが 「米櫃(こめびつ)」だったので やっぱ書くのやめようかなと思ってきているところだ このブログを書くようになって ちょくちょく占いのサイトを見るようになったが 今まで参考にしていたサイトが 特別微妙なラッキーアイテムを出していることが分かった 外のサイトを見ればもう少し 話題にしやすいラッキーアイテムが いくらでもあるだろう でも、だからこそ、負けな

          幸運を呼ぶ雑談#6「米櫃」

          幸運を呼ぶ雑談#5「ランドリーボックス」

          今日もブログを書いて運気を上げていこうと 思っていたのだが… 書きたい気持ちはあるのだが… ランドリーボックス?! いつにも増して重箱の隅をつつくような 話を膨らませづらいラッキーアイテムであった ここで1つ疑問が生まれた そもそもラッキーアイテムってなんぞやと 元々占いそのものを信じていないが 百歩譲って占いは良しとしよう 統計に基づいているものもあるらしいし でも星の巡りとかからその日の運勢はわかっても 「今日乙女座はランドリーボックスがあるといいね」 とはならなく

          幸運を呼ぶ雑談#5「ランドリーボックス」

          幸運を呼ぶ雑談#4「コットンシャツ」

          今日のラッキーアイテムはコットンシャツだった シャツではだめだったのだろうか 相変わらず占いというものはよくわからない なぜコットンで縛らなければならないのだろうか 対面でいろいろ言う占い師は 相手の前で当たったり外れたりすることがあるので あんまり適当じゃやっていけないかもしれないが テレビとかウェブ上でラッキーアイテムをいうだけの占い師は もう無敵なんじゃないだろうか 占いの当たりはあっても ラッキーアイテムに当たりなんてないじゃない 食っていける占い師ってどうやって

          幸運を呼ぶ雑談#4「コットンシャツ」

          幸運を呼ぶ雑談#3「カタログ」

          今日のラッキーアイテムは「カタログ」らしい 私がピスタチオだったら「なんの!?」と 白目をむいていたところだろうけど 幸い私はピスタチオではないから 白目はむかなかった 占いのラッキーアイテムっていつも こんなにもなんともいえないものを 指定するのだろうか?? 普段占いに興味ないから知らないだけ? とはいえカタログならオートバイ用品と比べれば 圧倒的に書きやすい 今回のテーマよりは 私の雑談力が上回っているということだろう 雑談力って何? カタログ皆さんはカタログギフ

          幸運を呼ぶ雑談#3「カタログ」