灯也

本 音楽 アニメ 食べることが好きです. 猫3匹飼ってます. 摂食障害(過食症)を患って20年になります. ※アソシエイト参加中

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なんにもないところ

半年間 天井ばかり見て過ごしていました. ようやく家事や読書をしたり 家族と出かけられるくらいまで回復してきたところです. 1人で家の敷地から出ることは殆どありません. 家には猫が3匹. 読書家ではないけれど本が好きです. アニメや海外ドラマをよく観ています. 食べることが大好きですが20年前から摂食障害(過食症)を患っているため食に不自由も感じています. 読んだ本のことや 心や身体のこと 毎日の出来事など雑多に書いていくつもりです.  よろしくお願いします.

    • 【読書】狂骨の夢

      京極夏彦 狂骨の夢 読みました. 百鬼夜行シリーズ まだまだ序盤ですが  宗教 歴史 民俗学等々に関する情報量の多さにただ圧倒されるばかり. 京極夏彦の本は"読む鈍器"?と言われるほど分厚いのですが どんどん先が読みたくなって 一気読みしてしまいました. 夢 記憶 骨 髑髏… キーワードは一致しているのにいざ解き明かそうとすると途端にわけがわからなくなる複数の事件を 京極堂は華麗に解決してみせます. なるほどそういう仕掛けだったのか!とわかったときはすごく気持ちよか

      • 食べ物がカロリーに見える

        激しいダイエットをしていたとき 食べ物がカロリーにしか見えなかった. だから過食すると「こんなに食べちゃった…」と後悔したり お菓子を口にした自分に対して「甘えてる」「だめなやつ」と責めていた. Twitterを見ていると 同じような子がたくさんいる. 食べ物を嫌悪して たくさん食べた自分のことを罵って「クソ」とか「死ね」とか何度も言っている. でも食べ物は"カロリー" ではない. 食べ物になる前は生きていた. ダイエットと過食にどっぷりハマっていた頃は気づかなかったけ

        • アサヒビール 工場見学

          守谷市のアサヒビールの工場を見学してきました. 家族と叔母さんと一緒に お出かけです. 相変わらず家の中で過ごすほうが楽ですが みんなでこうやって出かけたりお酒を飲んだりする元気が出てきました. アサヒビールの工場 見学スペースが赤と黒で統一されていてとてもかっこよかったです. 映像や実際のレーンを眺めながら最後は試飲もできます. ↑このタンクひとつに入っているビールを飲み干そうと思うと 1日350ml飲んだとして4000年かかるそうです. 4000年後もビールという飲み

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        なんにもないところ

          生まれ変わったら

          月1の診察を終えました. 学校を卒業してから 手術と入院を除いてこんなにも長く働いていない状態が続いているのは初めてです.  仕事を辞める度にちゃんと焦ってちゃんとバイトを探し そして勤めては辞めを繰り返していました. 先生に「このままだと働かなくてもいーやと思ってしまいそう だらーっと今の状態を引き延ばしてしまいそう」と言うと「それでいいんじゃないですか?」と. 決して投げやりに言ったのではないことはわかります. 主治医としてずっとわたしを診てくれて気にかけていてく

          生まれ変わったら

          【読書】本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む

          ■本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む かまど・ みくのしん 読んだ.  いままで本を読んだことがないライターのみくのしんさんが 同じくライターの友人かまどさんの手助けのもと はじめての読書をするというネット記事が人気になり書籍化されたものです. みくのしんさんは本が苦手 本が読めないと言っているけれど みくのしんさんの読書を見ているとと細かい描写まで丁寧に拾い上げていたり 多くの人が読み流してしまうような箇所を拡げたり深掘りしていて真剣に本と向き合っているんだ

          【読書】本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む

          空腹感が無い

          この5ヶ月 空腹感を殆ど感じていない. お腹がぐーと鳴って お腹すいたぁ!となるあの感覚が無い.  実家で母に合わせて食事を摂っているからだ. いままでわたしはお腹が空くまでは朝でも昼でも食事を抜いてしまうことが多かったのだが 実家では食事を抜こうとすると母に強く叱られる. 叱られて喧嘩してまで食事を抜くことに拘りもない. それなら1食の量を減らそう!と試みたところあえなく失敗. 少しだけ食べる というのは 全く食べないよりもずっと難しいのだと思い知った. 満足する前に途

          空腹感が無い

          日光を散策

          遠出する元気が出てきたので 両親と日帰り旅行に出かけた. 母が日光駅周辺を散策してみたいと言ったので 父の運転で日光まで行った. 10月中旬にも関わらず日差しの強い暑い日で 久しぶりに歩いたためすぐに帰りたくなってしまったのだが それでも楽しそうな両親を見るのは嬉しかった. 神橋まで歩き 橋の上で写真を撮った. 水がとても綺麗だった. 湯葉料理が有名ということで 油源さんで湯葉づくしのお昼をいただいた. お上品な味付け. 品数が多くて嬉しい. 帰り道羊羹を買った. た

          日光を散策

          次があることの安心感

          精神科で貰った薬が効いている気がする 先日先生にグループホームに入居するのはどうかとアドバイスを貰った いまは実家にいるけれど ここは田舎すぎて 車を持たないわたしはひとりで買い物にも行けない 役所にも病院にも勿論仕事にも行くことができない 同じ地域に暮らしていた引きこもりの中年男性が部屋で亡くなっていたという噂を数年前に耳にしたが 妙に納得してしまった たとえ部屋から出られたとしても"次"が無い ここは 来年あたり グループホームに入居しながらA型事業所で働けたら

          次があることの安心感

          口内炎とニキビ

          これまでニキビとは無縁だったのに 今年の5月から酷いニキビがおでこいっぱいに広がっていつまで経っても治りませんでした. ニキビでき始めと同じ時期に生理もこなくなったのでホルモンバランスの乱れが原因だと思います. 止まらない過食に運動不足 精神的なことも全て関係している気がします. ブツブツ赤くなって見た目も悪いし 痛いし辛かったのですが たまたま口内炎が出来たときに 家にあったビタミン剤を飲んだら 口内炎と一緒にしつこいニキビもだいぶよくなりました. 「ビタミンBのサプ

          口内炎とニキビ

          食べたい心

          「ダイエット中だから好きなものが食べられない 早く痩せて好きなもの食べたい!」 って発言を見るたびに 変なの って思ってた 好きなものを我慢して低カロリーでヘルシーなものばかり食べて それで痩せたとしても 痩せたあとに我慢するのやめて好きなもの食べたらまた太るんじゃないかって わたしがいまより痩せてた頃は 我慢なんてしてなかった ラーメンもマックも甘いパンもチョコレートもケーキも食べたいと思えば食べてた ただ全体的に見ると食べる量は少なかった気がする それに野菜と

          食べたい心

          キタニタツヤ"素敵なしゅうまつを!"とモキュメンタリーホラー

          キタニタツヤの素敵なしゅうまつを!のmvを初めて観たときは衝撃を受けた.  家族みんなで男の子の誕生日を祝うという幸せなホームビデオが流れてくるので油断していると 段々と様子がおかしくなってゆく. なんの前情報も無しに観てしまうとかなりショックを受ける. こんな不穏なものをmvにして良いのか? 改めて見返すとほのぼのしているように見えるシーンのなかにもおかしなところがたくさんある. 大量の鏡とそこに映り込む知らない子供 勝手に開いているドアなど違和感や気持ち悪さがちりばめ

          キタニタツヤ"素敵なしゅうまつを!"とモキュメンタリーホラー

          緩慢

          数ヶ月前まで早食いだった私 30分以上かけてごはんを作っても 10分たらずで食べ終わってしまうのが普通 ぱっと食べてササッと片付けたいタイプ 悲しいかないまは1日何の用事もないので時間は有り余っている  今朝は朝食に1時間以上かけた  ひと口で食べられるものをわざと何口にも分けてちまちま食べる  ものを食べていると ほっとするからなるべく食事の時間を引き延ばそうとしている 何もせず過ごすのは苦痛で 早く1日が終わってほしい 朝はなるべく遅く起きる  緩慢な動き ひ

          食い尽くし系

          これまで普通に出来ていたこと 好きだったことが突然出来なくなって途方に暮れた.  毎日湯船に浸かることとか化粧することとか 本を読むこととか音楽を聴いたり歌ったりすることとか動画を観ることとか買い物とか誰かと笑って普通にお喋りすることとか他にも沢山. とうとう日常生活が送れなくなって実家に逃げ帰ってきた.  車が無いとコンビニにも行けないような田舎で 駅もバス停もない. 免許はあるが運転が恐ろしくて車を持たない私は買い物に行くのも美容室に行くのも役所に行くのも全部母に送り

          食い尽くし系

          【読書】珍しく文芸雑誌 小説新潮 8月号

          ■小説新潮 2024年8月号 図書館に行ったら目についた. こういう雑誌は殆ど読んだことがないけれど 最近都市伝説や怖い話がマイブームで わくわくして手に取った. ネットで話題になっていた背筋さんの作品が一番はじめに掲載されている. 掲載されている作品は全体的におばけの怖さというよりは グロテスクな表現が多くて ちょっと残念. 怪奇現象が起き始めたきっかけや幽霊が生まれてしまった経緯とか 理由が説明されているものが好きなのだけれど 座談会を読むと 今の作家さんは"余白"を

          【読書】珍しく文芸雑誌 小説新潮 8月号