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【読書】狂骨の夢

京極夏彦 狂骨の夢

読みました.

百鬼夜行シリーズ まだまだ序盤ですが  宗教 歴史 民俗学等々に関する情報量の多さにただ圧倒されるばかり.

京極夏彦の本は"読む鈍器"?と言われるほど分厚いのですが どんどん先が読みたくなって 一気読みしてしまいました.

夢 記憶 骨 髑髏… キーワードは一致しているのにいざ解き明かそうとすると途端にわけがわからなくなる複数の事件を 京極堂は華麗に解決してみせます.

なるほどそういう仕掛けだったのか!とわかったときはすごく気持ちよかったです.

宇田川も朱美も 相手に対する愛情と優しさをもっていて それが悲劇に繋がってしまったというのはやりきれないですが この終わり方でよかったのだと思います.


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