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三浦の人生トマト語り

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店長三浦が「はじまりのトマトソース」について話すマガジンです。
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記事一覧

飲食店の新しい価値を探しながら、唯一無二のビジネスを育てる

2021年は、「はじまりのトマトソース」誕生から1周年であり、オホーツクトマト食堂「たまごのじかん」開店から20年の節目でもあります。後編は、節目を迎えた店舗経営と、オンラインショップ経営とレストラン経営の両刀をもつビジネスモデル、それらの展望について店長三浦が語ります。 ※「はじまりのトマトソース」の振り返りと展望について聞いた前編はこちら コロナ禍で飲食店の価値を再考する日々 飲食店の価値って、なんなんだろう。ずっとそれを考えてきた。飲食店の価値は、ただ食を提供するこ

「はじまりのトマトソース」誕生1周年、倒れては起き、店長三浦が描く道とは

※本記事は、8/25に実施した公開生取材を記事化したものです。アーカイブはこちらからご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=SX1aAHP-6LY&t=1273s 『毎日トマトのある生活を届けたい』。そのコンセプトと、ソースに適した国産トマトから生まれた「はじまりのトマトソース」。レストラン経営者である店長三浦が、人生初のオンラインショップ販売に挑戦した「はじまりのトマトソース」プロジェクトは、2021年7月で1周年を迎えました。その

2020年を振り返ろう―店長三浦の年末話

こんにちは、三浦です。 2020年7月から「はじまりのトマトソース」をオンラインショップで販売し始めて、はや半年。あっという間だった。もうすぐ2020年が終わるこのタイミングで、今年はどんな年だったか振り返ってみる。 売上好調だった2019年から、2020年コロナショックへ 2020年1月、「広報を外注しよう」って決めたのがすべての始まりだった。やっぱり一人でできることは限界があると感じていたからね。いまパートナーシップを組んでいるふぉろかる合同会社さんを商工会のチラシで

三浦が「店長三浦」になるまでの話

こんにちは、店長の三浦です。今日は「はじまりのトマトソース」が生まれるずっと前の話。「はじまりの店長三浦」の話をします。ほんとうはね、お酒でも飲みながら話したい内容だったんだけどさ……。家族に悩みを抱えているひとたちにこの話が届いて、少しでも現状を変えるきっかけになるならと願って、昔話をするよ。 親父に理解されない、生きている実感が欲しかった青春時代 子どものころは……そうだな、やりたいことにつっこむ、すなおな子だったと思う。泥だらけのため池に頭からつっこんで大ケガしたり

【飲食店経営者×プロライター】取材風景をのぞき見!【はじまりのトマトソース】

こんにちは!はじまりのトマトソースSNS担当です。今週は、note担当の記事はお休みです🍅 かわりに、SNS担当がnote記事用の取材風景動画をお届けします~!上の動画をクリックしてお楽しみください。 ーーーーーーーーーーーーーー 普段はZoomで取材をしているnote担当(遠方にお住まい)が、北見まで足を運んでくれました!うれしい~!! この動画、撮影は私が行ったのですが、最後のほう、店長の話の面白さに耐えきれず大笑いしています……カメラマンなのに(笑)。 このよ

店長三浦と家族の話

こんにちは、「はじまりのトマトソース」です。今回のnoteのテーマは『家族』。トマト事業に一直線の店長三浦が、家族とどんなふうに接してきたのか、店長三浦と妻の真由美、二人で振り返ります。 毎日言い争い。でも続いた20年の夫婦経営 ――オホーツク食堂『たまごのじかん』を夫婦二人で経営されていますが、仲良く続けてこられた秘訣はありますか? 三浦 「仲良く……いや、夫婦経営は血で血を洗う戦いだから。毎日が言い争い!」 真由美 「本当にそう。日常会話はほぼ仕事の話です。この人

店長三浦の人生どん底だったころの話

こんにちは、店長の三浦です。これまでは「はじまりのトマトソース」の魅力を伝えたくて、将来の夢、トマトソースの魅力なんかをずっと話してきました。でも、いざこうやってnoteに並んでみると、カッコよすぎてなんだか実際と違うな……って思い始めたんです。今回は、人生で本当につらかったころのことを話します。なんだかんだ、人生の8割ぐらいはあがいてるから。 商売に明け暮れて陥った極貧生活 飲食店をオープンしたのが2001年のこと。もともと「農業とビジネスを掛け合わせたい」、「そのため

飲食店とオンライン販売、二本柱の裏側

こんにちは、三浦です。今日は、「はじまりのトマトソース」とオホーツク食堂「たまごのじかん」、ふたつの事業の関わりと進め方について話します。 もともと僕らは「たまごのじかん」というレストランを経営していて、そこで使っていたオリジナルのトマトソースを販売し始めたのが、「はじまりのトマトソース」です。 この二つの商品や場所をどういうふうにとらえて、それぞれに時間を使っているか。これまでの経緯と展望を、まとめてみました。 計画より先に行動、協力者を募って前進 はじめは「店で使

育てる・恐れない・本質を探る―三浦流、これからの仕事術

こんにちは、三浦です。 先週は妻の話だったけれど、今週は僕が“仕事術”について話そうと思う。「はじまりのトマトソース」だけではなく、経営する店舗のことも含めて。 僕は繰り返し「農業×ビジネス」が主軸だと話してきた。このビジネスが何かといえば、働き方や商売の指針そのものだ。僕が仕事に向き合うときに特に楽しいと感じる部分、意識している部分について、話します。 世界一楽しいエンタメは「子育て」 まず、僕が人生のキーワードとして意識しているのは「育てる」なのさ。 僕は育てるのが

やりたかったのは農業×ビジネスーーはじまりのトマトソースができるまで

こんにちは、三浦です。 このnote、レストランの店主が話しているのに全然レストランの話をしていないな。 っていうのも、僕は料理人になりたくてお店を開いたわけじゃないから、自然なことかもしれない。 これまでのnoteでも何度か口に出しているんだけど、僕はビジネスがやりたくて。 ずっと“農業×ビジネス”っていうテーマに興味があるから、ついそういう話をしたくなる。 ビジネスは本当に奥が深い。 どうビジネスを維持して拡大していくか、今でもずっと模索しているなあ。 ちょうど脱

北海道北見で素材作りからオンライン販売まで全部やってるよ

こんにちは、三浦です。 僕のお店から販売されている「はじまりのトマトソース」。 これは僕の商品といえばそうなんだけれど、このトマトソースができるまでには北見の人たちの協力がある。 今日は、少しだけその人たちのことを話したい。 まず僕はトマトソースを作るために、トマトを作る必要があった。 商品のためのトマトを作るわけだから、相当量を収穫できなくちゃいけない。 北見の農家さんにトマト作りをお願いできないか訊いて回ったけれど、既に取り組んでいる作物があるからなかなか難しい。

攻略本を見ながらゲームしても面白くないのと同じように

こんにちは、三浦です。 今日は「はじまりのトマトソース」のトマトについて話そうと思う。 「はじまりのトマトソース」に使われているトマトは、100%北海道産。 地元・北見で作られている、「なつのしゅん」という品種のトマトだ。 「なつのしゅん」はなんといっても、色がいい。 ほんとうに鮮やかな、美しい赤。 きらきら輝く赤のトマトソースができるんだ。 一般食用で売られているトマトを煮込むと、見た目よりも黄色く変色してしまう。 でも、「なつのしゅん」は採れたての色のままソースにな

じいさんは農業をビジネスとして楽しんでいた、だから僕も。

はじめまして、オホーツクトマト食堂の三浦です。 これからオンラインで「はじまりのトマトソース」を売り始めるから、少しでも多くの人にトマトソースの魅力を知ってほしくて、noteを書き始めてみる。 このトマトソースは、僕が経営している北見のレストランで使っているソースでね。 業務用トマトソースって海外大手メーカーのものばかりだから、自分で作りはじめたのが商品化のきっかけなんだよ。 こうやって説明すると“シェフこだわりの”って肩書きが似合いそうだけど、実はもともと料理人になりた