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2020年を振り返ろう―店長三浦の年末話

こんにちは、三浦です。
2020年7月から「はじまりのトマトソース」をオンラインショップで販売し始めて、はや半年。あっという間だった。もうすぐ2020年が終わるこのタイミングで、今年はどんな年だったか振り返ってみる。

売上好調だった2019年から、2020年コロナショックへ

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2020年1月、「広報を外注しよう」って決めたのがすべての始まりだった。やっぱり一人でできることは限界があると感じていたからね。いまパートナーシップを組んでいるふぉろかる合同会社さんを商工会のチラシで知って、相談したのさ。

でも、この頃はまだ「はじまりのトマトソース」プロジェクトの話を相談したわけじゃなくて、店舗も含めた広報全体について頼もうと思っていた。すでにトマトソースの商品はあったけれど、すぐに販売し始めることは予定していなくてね。当時は網走での出張デリなど、別の挑戦もしていたのさ。その矢先の、コロナショックだった。

外食産業はもちろん、社会全体に大きな変化が起きた。当然、今まで考えてきた計画を見直す必要がある。3月にはふぉろかるさんに相談していた広報計画を一度ストップして、ゼロから「どうする?」って自問した。そのとき、目の前にはトマトソース販売という新規事業の選択肢があったのさ。

「国産のトマトソースを売ろう」、「レストランを予約制にしよう」っていうアイデアは、ずっと前からあったものだからね。少しずつ形にしようと準備していたからこそ、このコロナショックの中でもすぐに切り替えられたんだと思う。

ちょうどコロナ禍で打撃を受けた事業者向けの助成金について情報が入ったから、申請を出した。このお金をコロナショックのリカバリーに使うのではなく、新しいことを始めるための資金に充てようと考えたわけさ。無事に助成金が下りて、5月ごろから「はじまりのトマトソース」のプロジェクトを本格始動させた。

助成金全額広告費、初体験の商品販売

プロジェクトをスタートさせてまもなく、商品名を「はじまりのトマトソース」に決めた。この名前のアイデアは、ふぉろかる合同会社さんが提案してくれたんだったね。その翌月にはBASEでオンラインショップを制作。Twitter、note、Facebook、Instagram、YouTubeとSNSアカウントを設立して、オンラインで商品を宣伝するための準備を進めた。

考えてみたら大きな決断だったさ。だって、助成金を含め100万円以上の資金をぜんぶ広告費って……。しかも初めての商品販売でさ。もちろんその決断に不安だってあったけれど、この激動の時代に立ち向かう方法を考えたら、それが答えだった。

ちなみに、「はじまりのトマトソース」にはオホーツク食堂たまごのじかんのチケットを入れている。いつか北見のレストランにも食べに来てほしいという願いを込めてね。今はそのチケットをどう感じてもらっているのか不安ではあるけれど、コミュニティをつくっていきたいという願いがあるから、やっていることなんだ。

あと、noteの記事で、こうして自分自身のことをさらけ出したのも大きな一歩だった。今まで伝えたい想いがあってもうまく言葉にできなくて、それを出せないから他のことも伝えられない、頭も心も詰まった状態が続いていた。この想いを、ほかの人に伝えて書いてもらうことで解決できると知って、おどろいたよ。

やっぱり、ビジネスにおいて事業主の想いは商品と同じくらい大切になってくる。つまり、自分自身もビジネスの一部になるわけだよね。それを実感できて、心境にも大きな変化があった。
単にビジネスの大きく舵を切っただけでなく、自分自身も変われた一年だったな。

2020年から、2021年へ―答えはまだ見えないけれど

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今年一年を漢字一文字にするなら、「」を選ぶ。

「どうすればいいんだろう」と自分に問い、コロナショックに向き合って闘ってきた一年だった。同時に、自分自身とも向き合った。今まで自分が語らなかったことを語ることは、ハードっちゃハードだったさ。

自分の力ではどうにもできない社会と、自分の力でしかどうにもできない自分自身。どちらにも正面から挑んだのが、2020年だった。

じゃあ、2021年はどうなるって?そこはね……正直、まだ全然わからない。一番しっくりくる予想は、「変わらない」。というのも、挑戦すること自体は、今までだってずっとやってきたからさ。もちろん、2020年は今までと違った挑戦、大きな一歩を踏み出した年ではあったけれど。

来年も、「どうすればいい?」って考えて、行動して。そこは変わらないだろうね。

2020年は、特別な自分になったというより、より自分らしく生きられた一年だったと思う。それまでも十分に自分らしさを取り戻せていると実感してきたけれど、2020年を終えてみて、「まだまだ抑えていたな」って思ったさ(笑)。だから、来年はもっともっと自分らしく生きられるかもしれない。

これからも、まだまだ挑戦していきます。来年も、「はじまりのトマトソース」をよろしくお願いします。

―INFORMATION-
オホーツクトマト食堂公式サイト
「はじまりのトマトソース」オンラインショップ
公式Twitter
公式Facebook
公式Instagram
公式YouTube

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文 宿木雪樹
デジタルマーケティングプロデュース ふぉろかる合同会社

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はじまりのトマトソース/Okhotsk Tomato Town Online Store
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