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#夢日記
不確定日記(湿度の底)
梅雨の屋外は、降っててもそうでなくても空気が限界まで水分を含んでいる。
日記を書いていない間にグループ展に参加したり、浴衣を着たり、雨に降られたり、ベランダーのプランターになったプチトマトを鳥に食べられたり、「出来事」は多くあり、書いておけばよかったと思うが、全体的には「蒸し暑かった」という感覚にすべて覆われている。
夢をふたつだけ書き留めていた。
「起きたときに、あ、怖い、と思ったが、悪夢
不確定日記(寿司食べたさ)
夢。寿司屋のカウンターで目が覚める。卵焼きを頼んで、伝票を見るとすでに1万円ほども食べている。味の記憶がない事にショックを受ける。
濃い茶色のカウンターで、突き出しの煮物の小鉢が手元にある。ラジオの音がする。
背後の座敷で知り合いが飲んでいるので振り返るかどうか迷うが気付かれている。腰に爪のあとがあるから疲れているんだね、と言われる。
南の国出身らしい店員の女性が、しきりに山形に住みたいという。雪
不確定日記(仔象の触感)
今朝は夢が静止画のスライド状だった。たまにある。二度寝したら映像に戻った。
友人の家に招待されている。プールサイドはフカフカしており寝具がふんだん。寝転ぶと犬や猫に混じって、毛布越しに細長い物の感覚。仔象が眠っている。プールには鮫もいる。大きくなったらどうするのか、と聞くと、ある程度までだから、と言われる。水中で鮫はすでに巨大になっており、何かを食いちぎっている。持ち主はきまり悪そうに、もうやめ
不確定日記(うたた寝の夢)
うたた寝の夢
暑い国にいる。庭のような屋外の店。縦長のモニターにメニューや宣伝文句が映されては切り替わる。私は誰かを待っている。店員が何か頼めとジェスチャーで言うので、モニターが黒ビールの宣伝に切り替わるのを待って指差す。同じテーブルに座っている人の飲み物と一緒に持ってこられ、どちらが自分の黒ビールかわからないので同席の女性に向かってもう一度モニターを指差す。蔓の炒め物を食べる。隣には日本の商店
不確定日記(これはまだ初夢ではない)
これはまだ初夢ではない。
宿をなくして美容室の二階に住み着くが寝袋がない。洗濯機はあって助かる。出ていく直前に仮眠室があることに気づくが、人の布団に寝るのは流石に悪いなと思う。
待ち合わせた友人は顔色が悪いことを気にしている。「え、でも髪の毛だいぶ赤いよね」「赤いよ?」そんなことも知らなかったのか、という口調。逆光でボブの輪郭が光る。
市松模様のタイルに爪先を合わせて壁に向かって立つと少し楽