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不確定日記(水けの多い夢)

夢。人工芝の敷かれた給水塔内の通路から水を見下ろす。バスツアーで一緒になった男性が耳元というよりはもはや首元でささやく。私よりだいぶ背が低い。次の階段のドアの向こうに私が捨てきれなかった本が百冊ほど置いてある。ツアーの主催者に、もうしばらく置いておいてください、と頼む。一冊だけ、バラバラになりそうだったのでポケットに突っ込む。これ、私が自分で製本したんです、と言い訳をすると、だろうね、と言われる。さっき何の話をしてたの、と聞かれ、貯水池の話ですよ、という。バカだと思われている気がする。

明け方、長めの地震。目が覚めてしまい、空腹に気がついたので何か探したけれど、喉がカサカサなのでパンは食べる気がしなかった。最近水の夢が多いのは喉が乾燥しているからかもしれない。水を飲んで、粒餡をスプーンで一すくい食べて眠った。休み明けまでの仕事が心配。心配は大抵無駄だ。絵は、描けば楽しい。

そんな奇特な