最初の精神薬は豚の寄生虫駆除薬(農薬)だった
激しい便秘…
これは向精神薬の典型的な副作用です。
腸の活動が極めて悪くなるのは至極当然のことです。
そもそも向精神薬の主要な役割とは「神経に働きかけて、知覚・思考・記憶に影響を与え、そうした能力を不活発にする」というものだからです。
これは農薬を飲んでも、殺虫剤を飲んでも、フグの毒でも、麻薬でもその作用性は同じことです。違うのは「致死量」だけです。
当然、知覚が鈍っているのですから、体内に食物が入ってきたところで腸はそれを知覚できず、栄養を体内に取り込むという仕事もできませんし、排便に向かわせることもしなくなるでしょう。
向精神薬を飲むことで、様々な作用(一般的には副作用と呼びますが)が生じます。ただほんのわずかな間だけ、その人にとって好ましい影響を生じさせるかもしれませんが、当然そんなものは長続きはしませんし、次に飲んだ時には以前ほどの好ましい影響も感じられないことでしょう。
しばしば精神科医はこう言います「お薬は飲み続けないと!」と…。
それは単に「農薬を飲み続けてください」とほぼ同義語だということです。