ダイエットするなら、糖質を控える?油を減らす?おすすめは…
✅ 結局、何を減らせば痩せられるの?
✅ 糖質を控えるべき?脂質を減らすべき?
こんな疑問がある方は
いらっしゃいませんか。
● 脂質は体に悪い!
● 糖質を食べたら太る!
● たんぱく質をたくさんとらないと、筋肉が落ちる!
などなど、色々な情報があるので…
一体何を信じればよいか、
わからなくなってきますよね💦
私のおすすめは、
バランスよく食べる上で、
脂質の割合を少し減らす
が、ダイエットをするなら効率的
と考えています。
今回はその理由を解説します!
特定の栄養素をとりすぎると?
特定の栄養素に偏ると
色々なデメリットがあります。
栄養素の摂りすぎで起こるデメリット
を簡単に解説します。
まず、糖質が多すぎる場合
✅ 耐糖能異常が進み、糖尿病になる
✅ 食後高血糖により、血管が傷つき動脈硬化になる
✅ 過剰な糖質とたんぱく質が結合し(AGES)細胞が老化する
などの可能性があります。
糖質の摂りすぎ、怖いですね💦
つぎに、たんぱく質が多すぎる場合
✅ 悪玉菌が活発になり、腸内環境が乱れる
✅ 動物性たんぱく質が多いと飽和脂肪酸が増え、悪玉コレステロールが上昇し動脈硬化につながる
✅ 未消化たんぱく質が腐敗して有害物質が作られる(アレルギーの原因にも)
などが起こる可能性があります。
腸内環境が乱れると、
糖尿病、アルツハイマー型認知症、関節リウマチ、炎症性腸疾患、食物アレルギー・・・
などの病気に繋がるので、
「たんぱく質をしっかりとろう!」
と言われていますが…
たんぱく質の摂りすぎも
健康被害になる可能性があります。
そして、脂質が多すぎる場合
✅ カロリーが高いので、少量の食事で太りやすい
✅ ある特定の脂質(n-6系脂肪酸)をとりすぎると炎症が促進し、がんや生活習慣病になる
✅ 質の悪い脂質(トランス脂肪酸)をとると、心疾患、前立腺がん、乳がん、認知症、不妊症のリスクが上がる
などが起こる可能性があります。
脂質は、健康面で言うと
量より「質や種類」がポイント💡
しかし、
脂質は、糖質やたんぱく質に比べて
カロリーが高い!
つまり、
少量しか食べなくても
カロリーオーバーして太りやすい
ということです。
健康に良いと言われているナッツ。
めっちゃカロリー高いです。
糖質制限しても、
ナッツをバクバク食べていたら
残念ながら、体重は減りません(><)
まとめると…
結局、どの栄養素も
とりすぎはリスクがある!
ということです。
だからこそ、
適正な量を食べる(バランスよく食べる)
ことを大切にしてほしい
と思っています!
※持病をお持ちの方や栄養不足の方であれば、短期的に、特定の栄養素をたくさんとる必要がある場合もあります。
効率的に痩せる栄養素のバランス
効率的よくダイエットするなら、
バランスよく食べる上で、
脂質の割合を少し減らす
がオススメです!
「バランスよく食べる」とは、
糖質・たんぱく質・脂質の
どれかに偏らずに食べるということ。
国が推奨しているバランスは
✅ たんぱく質:13~20%
✅ 脂質:20~30%
✅ 炭水化物:50~65%
が理想です(健康な人の場合)。
※日本人の食事摂取基準2020年版より
先ほど解説したように、
極端に栄養が偏った食事は
様々な疾患リスクを上昇させます💦
それぞれ適量をバランスよく食べることで、栄養素の摂りすぎによるリスクを分散できる
のです。
そして、
ダイエットするなら
バランスよく食べた上で
脂質の割合を減らす
のがオススメです。
なぜかと言うと、
脂質は少量で高カロリーなので
脂質をちょっと減らせば
大きくカロリーを減らすことができる
からです。
例えば、
豚ロース肉の脂身を切る(下写真)と
それだけで、約「150kcal」も
カロリーをカットできます。
ちなみに、下写真の脂身は「20g」でした。
同じく、「150kcal」を
糖質でカットしようとすると…
ごはん「100g」(小さいお茶碗1杯分)
をカットする必要があります。
「ごはん100g」と「肉の脂身20g」のカット。
どっちのほうが、満足感を得ながら
ダイエットできそうでしょうか(^^)
脂質を少なくすることで
満腹感を得ながらダイエットできるので
リバウンドのリスクが少なくなりますよ!
とは言え、
脂質も体にとって必要な栄養素なので
あくまで必要量はしっかりとりたい。
なので、具体的には
脂質:20~25%
くらいの割合がオススメです。
\効率的に痩せるおすすめバランス/
✅ たんぱく質:13~20% → 15~20%
✅ 脂質:20~30% → 20~25%
✅ 炭水化物:50~65% → 55~65%
あくまで、適量の脂質はとった上で
脂質を少し少なめにすると
満足感を得ながら
健康的に痩せられます👍✨
最後に
「糖質制限がダメ!」
「脂質を減らさないと瘦せれない!」
というわけでは全くありません。
人それぞれ体質に合った方法も違うし、
ライフスタイルに合う食事法も違います。
あくまで、
メリットとデメリットを知った上で
食事法を考えるヒントになれば幸いです。
今後も、
みなさんがご自身の食事を選ぶうえで
役立つ記事を書いていきます!
最後までご覧いただき
ありがとうございました。
参考文献
※1)日本人の食事摂取基準2020年版
※2)食品成分表2021
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