一菜

人生の脚本を書きかえる人 ライフリライター ◆本音を言葉にして、人生を書きかえる ◆自分の本音を見つけるセッション・セミナー開催 ◆過去も未来も書き換え可能 ◆セッション・セミナー受講者350人超え 個人セッション・LIFE Rewriteセミナー・筆文字メモ術講座・ライター

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人生の脚本を書きかえる人 ライフリライター ◆本音を言葉にして、人生を書きかえる ◆自分の本音を見つけるセッション・セミナー開催 ◆過去も未来も書き換え可能 ◆セッション・セミナー受講者350人超え 個人セッション・LIFE Rewriteセミナー・筆文字メモ術講座・ライター

最近の記事

神様からのデコピン お前は真剣に生きてるのかい?

 「あ、封筒入ってる」 こういう時、自分が医療従事者で裏事情がわかってしまうことが嫌になってしまう。ポストをあけると病院からの大きな封筒。がん検診を受けた病院からだ。 「あら、結果が返ってくるの早かったのね」 そう思いながら封筒を取り出すと重い。明らかに結果のお知らせにしては重いのだ。そして封筒を持った感触。大きな封筒の中に小さな封筒が入っているのがわかる 「ああ、だから結果が返ってくるのが早かったわけだ」 封筒をひらけるまでもなく、私は自身が受けたがん検診の結果を

    • 付き合ってると思っていた彼氏が いつの間にか誰かの花婿になってた話

      実話です。 付き合ってると思っていた彼氏が、いつの間にか誰かと結婚式を挙げていた。 そんなドラマや漫画でしかないやろ!と思われるかもしれないが、実際に私に起こった話だ。 しかし、かれこれ30年近く前の話。 記憶も曖昧だし、そういう意味で事実とは違うかもしれない。 ノンフィクションをもとにしたフィクション、と思って読んでいただけるとありがたい。 私が大学4年生だった頃の話だ。 当時お付き合いをしていた彼は、1年先輩。 一足早くに卒業して就職したため、遠距離恋愛が始まった

      • これが最後とわかっていたなら どうなるんだ?

        はじめに。 新型コロナ感染症対策については様々なご意見があるかと思います。 それらについて正しい、正しくない、というジャッジをしたいわけではありません。 ただただ感じたことを書いています。 「これが生き別れというやつやな」 82歳の父が言う。 母が退院する日。 私は退院のどさくさに紛れて、きっと最後になる母との再会を果たした。 前回母に会ったのは3年前。 まだ「新型コロナ」と言う言葉が耳に馴染んでいなかった頃だ。 母は数年前から特別養護老人ホームで暮らしている。 7

        • ふと自分が発した言葉の現実化力におののいた話

          私は現在セミナー講師をしながら医療事務として働いている。医療事務歴は20年以上。一言に医療事務といえど、業務内容は様々だ。 病院に行くとまず受付がある。受付も医療事務の業務の一つ。帰る前には会計窓口。そしてカルテの入力。 私は他にもクラーク(診療事務)、地域医療連携室、調剤補助などもやってきた。この中で一番医療事務らしい仕事と言えば、カルテ入力とレセプト業務だ。 わたしはこのレセプト業務が大好きだ。カルテを読み解きながら、最大値の入力をしていく。医療行為の計算は「これは

        • 神様からのデコピン お前は真剣に生きてるのかい?

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        • これが最後とわかっていたなら どうなるんだ?

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          30年ぶりの理科室で行う人体実験報告

          学生でなくなってから30年近く経つ。 とはいえ私には娘と息子がいるので、なんだかんだと学校に行く機会はある。 でも今回は初の経験だ。 「お呼び出し」 学校から呼ばれたのだ。 息子の高校はアルバイト禁止だ。 その許可を求めたところ、面談のお呼び出しとなった。 気が重い。 そもそも息子にアルバイトを勧めたのはこの私。 息子は専門学校に進学を希望している。 その学校は家から通えなくもないが、息子は一人暮らしをしたいという。 実習が多いその学校では、遅くまで作業をすることが多い

          30年ぶりの理科室で行う人体実験報告

          あなたは人前で、素っ裸で倒れたことはあるか?

          「あなたは人前で、素っ裸で倒れたことはあるか?」 こう書くくらいだから私はある。 いや、そもそも目の前が真っ暗になって気を失った経験がある人はどのくらいいるものだろうか? おそらく経験がない方のほうが、多いのではないかと推測する。 私が初めて気を失ったのは中学1年生の時だ。 私は入院をしていた。記憶は朧げだが入院していた部屋ではなく、病棟の中にある処置室のようなところにいた。初めは腕から採血されたと思う。腕からの採血は慣れているので、はいはいどうぞくらいのものだった。

          あなたは人前で、素っ裸で倒れたことはあるか?

          私は、切られた恨みは一生忘れない

          物騒なタイトルです。 切られたのは事実ですが、傷害事件だったとかそういうことではないので安心してお読みくださいませ。 その出来事は16年前の春。息子の出産時の話だ。上の娘はぎりぎり妊娠37週ちょうどで出産した。あと1日早ければ早産だ。息子は全く逆で、予定日を過ぎても出てくる気配はなかった。 「帝王切開やね」 先生は言った。 通常なら陣痛促進剤を使うところだが、私は上の娘を帝王切開で出産している。そのため陣痛促進剤を使うと、子宮破裂の恐れがあるらしい。 「自然分娩は経験

          私は、切られた恨みは一生忘れない

          さようなら おぢさま

          彼とは長い付き合いだ。 覚えてる限り20数年来のお付き合いだ。 おぢさま。 漢字で書くと 「御痔様」だ。 ついでに私は「大痔主」だ。 一昨日 おぢ様とのお別れの一泊旅行に行ってきた。 つまりは一泊入院で、 切っても切れなかったご縁を、手術で切っていただいてきた。 無事終わったというところで、せっかくの体験をレポートしようと思う。 (出血、吐く、女性の生理などの描写が苦手な方はどうか、今、ブログを閉じてくださいませ) おぢ様、彼との1番古い記憶は25年前くらいだろうか?

          さようなら おぢさま

          「何もしなくても大丈夫」を知る

          昨今 「何かできなくても大丈夫」 「そのままのあなたで大丈夫」 そんなフレーズが世に溢れている。 実際私も人には心底言えるのだ。 「あなたはすでにもう十分に頑張っているし すでにいろんなことができている。 そこを見れば大丈夫だよ」と。 しかし、 私は私に対してはそんなことは言えなかった。 私はずっと足し算の人生を歩んできたような気がする。 自分の中の凹みや欠けを見つけては、 そこを埋め、 なんならそこを山のように盛ることを求めていく。 結婚をして子どもを授かり、 ほど

          「何もしなくても大丈夫」を知る

          意地でもカレーの鍋は洗いたくないのだ

          どうしても献立が思い浮かばない時の救世主、カレーライス様。 帰りが遅くなる時の作り置き定番、カレーライス様。 もちろん2日間は食べたいところ。そうするとカレーは煮詰まってくるので、鍋にこびりつき始める。作る時の負担は少ないが、鍋を洗う時の負担は私には大きい。 そのまま洗うとスポンジは真っ茶色、シンクはギトギト。鍋にこびりついたカレー様はなかなか落ちない。 それを避けるためにヘラで大まかに汚れをこそぎ落としたり、夫は鍋にお湯を煮立てて汚れをうかしたり。でもこの油ギッシュな

          意地でもカレーの鍋は洗いたくないのだ

          私が酔っ払いを心底嫌う理由

          私が酔っ払いを心底嫌う理由。 それは自己否定の記憶と結びついているからだと気がついた。 ちなみに私は下戸である。 お酒は嫌いではない。むしろ好き。 この時期になると登場する、キリン「秋味」が大好きだ。 日本酒も甘口のフルーティーなものが好き。白ワインも美味しく感じる。 だけど正常を保てるのはコップ2cm程度だ。 だけど飲んでしまえば真っ赤になり、しばらくすると真っ青になる。 「歩行者信号か!」と自分に突っ込みたい。 当然ながら酔っ払うことはできない。 酔っ払うまで飲むこ

          私が酔っ払いを心底嫌う理由

          どうせなら地主になりたい

          先にお断りを。 人によってはちょっと不快な表現があるかもしれません。特に「出血」の描写に弱い方、女性の生理については読みたくないな、と思われる方はここで引き返してくださいませ。(でも生理の話ではございません) ではどうぞ。 一昨日のこと。 私は家で仕事ができないタイプだ。どうしてもやれ洗濯だのやれ炊飯器のスイッチだのに気を取られ、いつの間にか洗い物をしていたりして「なにやってるんだー!」となりがちなので、外で文章を書いたり思考の整理をすることにしている。 昨日は家の

          どうせなら地主になりたい

          ONのスイッチなのか OFFのスイッチなのか

          この考えは一般的ではないかもしれない。なのであくまで私の考えということで読んでいただけるとありがたい。 仕事をしている方は、家に帰って「ほっ」とするだろうか?私もしないわけじゃない。急ぎ帰宅して、玄関を開ければホッとする。「ただいまー!チェリー!」と愛犬の頭を撫でてホッとする。 しかし、そのままキッチンへ入る。 わたしはスイッチオンのままだ。 子たちが大きくなり、帰宅時間も遅くなったおかげで、以前ほど夕食の支度を急ぐこともなくなった。でも去年までは帰宅後1時間で夕食を作

          ONのスイッチなのか OFFのスイッチなのか

          我が家には 私がくつろげる場所はなかった

          昨日、インテリアコーディネーターの方と、ゆっくりお話する時間があった。その会話の中で気づいたこと。 「我が家には 私がくつろげる場所はなかった」 「インテリア」という言葉を聞いて、あなたはどんなことを考えるだろうか。私は「私には縁がない」「そんところにお金を使うなんて贅沢だ」「私にはそんなセンスはない」あたりだろうか。 とは言え、こだわりがないわけではない。嫌いなものは置かないけれど、大好きなものもない。そして何かを「飾る」ということも極力しない。掃除が苦手な私は「飾る

          我が家には 私がくつろげる場所はなかった

          海へ行くのに水着を用意するかどうか悩んでいる

          旅自体は嫌いではない。だけどとりあえず面倒なのだ。わかっている。きっとやりすぎなのだ。 今年は海へ行く予定にしている。海まで徒歩20秒の民宿だ。その民宿には今までに4〜5回お世話になっている。さあ今年はどう過ごす?考えてみた。 着いたその日に海に入って、夕方に浮き輪だのなんだの洗って干して、水着も洗濯して干して。 そうそう、洗濯物を干すハンガーも持っていかないと。 日中暑いから、ペットボトル何本持って行けばいいんだろう? アイスコーヒー、冷凍しなきゃな。 クーラーボッ

          海へ行くのに水着を用意するかどうか悩んでいる

          「おにぎりくらい」なんて握ってから言いやがれ

          事件は今朝も早朝5時40分に発生した。 朝の何でもない会話だ。夫の出勤時間は異様に早い。6時30分には職場に到着しているらしい。朝食は軽く食べては行くけれども、8時にはお腹が空くと。 そこから彼の職場の人の話になった。 その人は渋滞を避けるために、早めに出勤している。家で朝食を取る時間がないのか、毎朝コンビニでコーヒーとパンを買い、職場で食べているらしい。 「毎日コンビニに寄ってたら、1ヶ月やったら結構いい金額になるよなー」なんて超小市民な慎ましやかな会話をしていたと

          「おにぎりくらい」なんて握ってから言いやがれ