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sanaearts
55.【ひとりっ子の私と親の終活】醤油を二つ買おうとする87歳母を止めた。これも見守り。
長年の買い物の習慣って、なかなか変わりません。たとえ自分が料理すら満足に作れないほど弱っていたとしても。
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87歳術後ヨレヨレなのに急遽退院した母と86歳認知症父とひとりっ子の私の看護、介護、終活のお話。前回のお話はこちら。
今朝、87歳母を連れてスーパーへ。
退院してから、まだ一人では買い物に行けない、足元もおぼつかない母を2、3日に一度買い物へ連れて行きます。
母が、だし醤油を(1本、700円近く!高っ!)2本買おうとするので、
「ちょっと待って。今日は1本にしとこか。なくなりそうになったら、また買いにきたらいいから。いつでも連れて行くから、買いだめはなるべくやめとこか。」
とやさしーく伝えると、2本目を取ろうとしていた手を、母が引っ込めました。
(これでいい。この感じで、少しずつ、買い物の総量を減らしていこう。)
すぐ買い物に連れて行ってくれる、という安心感があれば、
「一人で買い物にも行けないから、買いだめしておかないと。」
という不安要素が発動する機会を抑えられるはず。
昨日も書きましたが、買い物の仕方そのものを見守っていかないと、生活資金が枯渇するのが目に見えているので、押しつけがましくなく、上からでもなく、できる限りさりげなく、不安な気持ちにさせないように、買い物を見守るのも、私の役目ではないかと思います。
これまでのお話は、こちらのマガジンで読めます。
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