絵本はマネジメントの教科書(三宅未穂子)

中小企業のための組織開発人材育成パートナー/業務改善コンサルタント。組織の関係性をより…

絵本はマネジメントの教科書(三宅未穂子)

中小企業のための組織開発人材育成パートナー/業務改善コンサルタント。組織の関係性をよりよくする「ほんのちょっとのマネジメント」を提唱! このnoteでは、なぜ出版できたのかなぜマネジメントに絵本なのか、を中心に綴っています。また、はじめての本作りを通して感じたことも書いています。

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『絵本はマネジメントの教科書』

『絵本はマネジメントの教科書』本日全国の書店に並びます。 絵本とマネジメントと対極にあるように思える組み合わせですが、 組織にどのように成果を出してきたかについて書いたものです。 どうぞ、宜しくお願いいたします。 2023年7月24日は、この本の誕生日。 その新しい一歩の日に インスタグラムも450以上あった投稿をすべてリセットして、 今日から新しくスタートすることにしました。 それに伴い、出版秘話など、本を書くことについて、この場で書き綴っていきたいと思います。 また、

    • 10月12日「マネジメントと絵本の科学反応が組織に作用すること」

      お知らせさせてください。 こちらで「と」についてお話します。 今回、こちらで素晴らしい講師の方々と並びお話をするというありがたい機会をいただきました。そこで「と」の力についてお話しできたらと思います。「と」とは、「論語と算盤」を例に出すのも畏れ多いことですが、「絵本とマネジメント」の「と」。 この対極にある化学反応についてと考えてタイトルをお出ししました。 忘れもしない、昨年夏の光景。それは、初めての本を刊行し、出版社の企画で主要都市の大手書店に置いてくださったときの

      • 一般社団法人マネジメントクロス絵本のこと

        一般社団法人マネジメントクロス絵本のはじまり 『絵本はマネジメントの教科書』の出版を経て、早くも一年が過ぎました。 そういえば、このnoteも昨年末からペンが止まったままでした💦 一年で何がどう動いているのか、 今日までに積み上げてきた「変わる機会」について書きます。 その一つに最も大きなことが社団法人の設立です。 正直、仕事人生をどのように終えるか!を意識している中で、 「この概念を広く周知させるために、法人格をもったほうがいい」 というアドバイスは、気持ちの中で「今

        • 今年の締めくくりに・・

          今年幸せだったこと! 2023年の締めくくりに、賞をいただきました。 この、渋澤ドラッカー研究会は ものつくり大学の教養教育センター 教授 井坂康志さんが率いる ドラッカーマネジメントの研究会です。 facebookで繋がり、学び場としてとても心地よい場所。 この研究会の一年恒例行事として、 渋ドラ賞という章が3名ほどに授与されるのですが、 なんと、今年、それを授与する名誉に預かりました。 しかも、エクセレント・チャレンジャー。 とても名誉なことだと感謝しています。

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        『絵本はマネジメントの教科書』

          マネジメントを絵本で学ぶ

          『絵本はマネジメントの教科書』は、 マネジメントは絵本で学べる!ことを書いた本です。 「絵本とマネジメント」この対極にある理論は、 書店のビジネス書コーナーに「絵本・・・」とあるだけで、経営者の視点には、入らない様子。 人材教育の現場にパワフルに効果を発揮するものとは映らないのが大多数なのだと、そんな印象を持っています。 しかし、私のところに集まってくるのは、 人的資産が育たないという中小企業の悩み。 絵本は幼いものなのでしょうか。 絵本はマネジメントに遠いものでしょうか。

          『パチパチのほし』から始まること。。

          『絵本はマネジメントの教科書』の中で、 絵本×マネジメントの例として10冊の絵本をご紹介しています。 その、書影・引用許可をいただけたことへのお礼に、先週行ってまいりました。 なぜそこまでしたくなるか! それは、絵本をビジネスに用いることに抵抗があるということが、この制作過程でわかったのです。 本当は13冊掲載でしたが、あえなく3冊の許可がおりませんでした。 このことはとても悲しい気持ちでしたが、 それは、まだ「絵本×マネジメント」が、人材教育の当たり前になっていないからだ

          『パチパチのほし』から始まること。。

          「絵本とマネジメントを勉強したいなと思う本」

          一般社団法人日本カルチャーデザイン研究所 理事長 であり、演出家の #花井 裕一郎さんから、書評をいただきました。 花井さんとは、 グッドデザイン賞をとった、 大きな木の森に来たようなデザインの小布施町立図書館まちとしょテラソ。 (これは、当時の私の印象です) 2012年ここで初めてお会いして、 その花井さんから、書評が届きました。 「絵本とマネジメントを勉強したいなと思う本」 花井さん、ありがとうございます!

          「絵本とマネジメントを勉強したいなと思う本」

          挑戦の旅、始めます。

          おはようございます。 今日は、クロス活動で東京日帰りしています。 絵本はマネジメントの教科書に掲載させていただいた絵本の出版社にご挨拶まわり。 実は、校了直前まで、この10冊以外に、後3冊のマネジメントのための絵本を掲載していました。 詳しくは書けませんが、掲載引用不可になって、泣く泣く削除するしかなかった絵本。 しかも、ドラッカーマネジメントでは、もっとも重要と思われる顧客の創造を理解するに最適と思われたものです。 こちらは、来年スタート予定の、講座の中に取り入れたい

          マネジメント革命

          「働く人が輝くと会社が輝く、会社が輝くと地域が輝く」 この循環を私は信じていますが、 中小企業において、 この循環を創り出す難しさをずっと感じてきました。 絵本×マネジメントは、経営者と現場に橋を架けるもの。 そして、組織に、新たな共通体験をもたらすことで、組織に生きた言葉を宿す一つの知恵であり、機会と捉えています。 このほんのちょっとのちいさな知恵であり機会が、これからの人材教育における新しい文化になりうるか? もっと研究し、実践していきたい。しかし、出版したから

          「絵本×マネジメント」の挑戦#1

          本を読んでくださったみなさま、ありがとうございます!!! こうした悩みは、現場では、様相を変え、症状となって実は誰にでもわかるように見えているはず。 さて、どうする? 挑戦は続く・・・・・

          「絵本×マネジメント」の挑戦#1

          自分が変わることで解決すること、みんなで変わらなければ解決できないこと

          課題を直視するって本当に痛いことです。 観なかったことにする‥ってほんと簡単です。 忘れてしまえばいいことなんですから。 組織の中でうまくやれない人だけが変わればいいんでしょうか? そんなことをいつも考えています。 「その人はほんとうにダメな人?」 立場が変わると 「私は、そんなにダメな人?」 課題は、全員で認識すること!ここが大切です。 一人だけが背負っても、わかっていても、踏ん張っても 多様な人が集まった組織という纏まりは、個々とは違う別人格をもち、 得体のしれな

          自分が変わることで解決すること、みんなで変わらなければ解決できないこと

          学びの飽和状態を抜け出すために

          まだ、執筆前、 さまざまな組織の人材教育課題に携わる部門の人たちとお話をしていたころ、 一番多く耳にしてきたのは、 「これまで、多くの学びを得てきた。 研修もずいぶん長く行ってきて、投資をしてきた。 さまざまなメソッドにも触れてきた。 もうインプットしようがないくらいやってきた そのためか、目新しい研修を打ち出しても、みんな誰も見向きもしなくなってきた。 何を行っても、成果は変わらない。行動変容はみられない。 学びの飽和状態なのです」 という声です。 そう、業務向上のた

          学びの飽和状態を抜け出すために

          伝えたいことは「全員マネジメントする」こと

          『絵本はマネジメントの教科書』という書名だと伝わりにくいのが、 絵本の話をしたいのではなくて、 全員がマネジメントする組織をつくる話をしたいってこと。 書名から‥わかりにくいですか? 読者のみなさんだったら、どんな書名をつけるのでしょうか? 本になる過程で書名って意外と著者の思った通りにならないものだな~と感じています。 これは、いい意味でも、そうでない意味でも言えるかも。 しかし、やはり出版業界に精通しているプロが決める意味があるわけで、 初出版の私は、尊敬の気持ちを込

          伝えたいことは「全員マネジメントする」こと

          マネジメントは帝王学

          「マネジメントって特別な人のためもの」 と思われがちですし、 「日常のこんな小さな中に、そんないちいち理屈っぽく言われると腹が立つ」 と受け止められがちな原理原則。 言う人に反感を持たれるのか、 その堅苦しい説教的な話に反発するのか、 言われてドキッとした自分から目をそむけたくなったのか、 まあ、いずれにしても、 マネジメントは日常に関係ないと思われがちです。 このマネジメント。 ただ管理する意味を持つのではなく、 人がよりよく生きるための考え方であると、 体系的に示

          本になった「絵本×マネジメント」の挑戦

          絵本とマネジメント。 書店でも仕入れ担当者も違えば、 販売しているコーナーも対極にあったりします。 階層建ての書店においては、当然階も違い、客層も違う。 都市部のビジネス街の大手書店では、 「絵本」と名の付くビジネス書に馴染を感じないという人が大半という中、 果敢に挑戦しているのが、 『絵本はマネジメントの教科書』という、私の初めての本です。 7月24日に発行して、 出版社の営業として 福岡―大阪ー名古屋ー東京と都市部でプロモーションをかけてくれました。 それで、先週の土曜

          本になった「絵本×マネジメント」の挑戦

          ドラッカー学会推薦の理由について

          『絵本はマネジメントの教科書』を上梓させていただき、 書店にも並べられ、 Amazonでもレビューをいただくことができて、 書いてくださった方にお礼のメッセージをしたいくらい。 ありがたいことです。 確かに私は無名です。功績も名声もありません。 書物になったのは、本当に奇跡のようなもので、 有ることが難しいものをいただいたと感謝しています。 いえ、時代が許してくれたのだとも思っています。 何しろ、誰でも出版しようと思ったらできる時代になりました。 ただ、今回の本は、 「ド

          ドラッカー学会推薦の理由について