マネジメントを絵本で学ぶ
『絵本はマネジメントの教科書』は、
マネジメントは絵本で学べる!ことを書いた本です。
「絵本とマネジメント」この対極にある理論は、
書店のビジネス書コーナーに「絵本・・・」とあるだけで、経営者の視点には、入らない様子。
人材教育の現場にパワフルに効果を発揮するものとは映らないのが大多数なのだと、そんな印象を持っています。
しかし、私のところに集まってくるのは、
人的資産が育たないという中小企業の悩み。
絵本は幼いものなのでしょうか。
絵本はマネジメントに遠いものでしょうか。
経営者のみなさまに問います。
そこで、中小企業の経営者のみなさまに問います。
●経営戦略と人材戦略は、直結できていますか?
例えば、
社会のニーズにあった商品・サービス提供のために、新しいアイディアを形にしたい。
今の課題解決に取り組む部門を立ち上げたい。
販路拡大のために採用に力を入れているが人が定着しない。
これが生き残る道と定めても、それを任せきれる人が育っていない。
これって、全て人なんです。
現場力なんです。
社員の可能性を信じていますか?
一緒に働く人は100%の能力を発揮できていると思いますか?
あるケースを除いて、
私は全員がマネジメントを学ぶことで、
能力が開発されていくし、やる気も満ちていくことを
何度も何度も見てきました。
教育を受けることで、仕事を自分事と捉えて、常に企業と一体となっていることを実感する人を見てきました。
人は教育で変わるのです。
何を考え方の軸に置くのかによって違う仕事への取り組みも、
基本と原則を知ることで変わっていくのです。
それは、『絵本はマネジメントの教科書』に実例を書かせていただきました。
しかも、これは、一過性のものではなく、継続します。
自ら学ぼうとしていきます。
誰もが、マネジメントを学ぶことができるし、理解できる。
しかも実践できる。
こんな素晴らしいことが、「全員でマネジメント」を、実現できるのです。
これまで、できないと思っていたのは、ちゃんと人の可能性を知ろうとしていなかっただけと気づきます。
絵本は、職場にぴったりサイズの教育テキスト
多様な個性があふれる職場の再教育に、時間も内容もぴったりサイズなのです。
●若者が何を考えているかわからない。
●女性活躍推進にどうやって手を付けてよいのかわからない。
●外国人実習生とのコミュニケーションに不安を感じる。
●経営トップと現場の仕事への理解に差を感じ困惑している。
こうした課題に、絵本は最適なのです。
しかも、経済産業省のデータでは、
日本の人事部は人の管理は行っているが、「価値提供部門」とみなされていないとあります。
また、そうした教育を行っていないとあります。
学びへの人材投資額が、世界水準で見ても最も低いと出ています。
実際、中小企業の多くは、時間も予算もかなり厳しいと考えているようです。
絵本は、
最も短い読み物として忙しい職場に最適。
子どもでもわかる絵とことばで、理解しやすい。
絵本は、子どもたちのための哲学書である。
マネジメントとは、哲学ですもの。
ぴったりということがわかります。
ただ一つのケースを除いては。。。。
ただ、一つのケースを除いては・・・
どうしても教育で補えないもの。
それは、人の資質です。真摯さです。
それは、いじわるであるとか、裏表があるとか、二枚舌をもっているとか、
人格に問題がないかといったことです。
マネジメントの父と言われるドラッカー博士は次のように『マネジメント』の中で書かれています。
では、真摯さって何でしょう・・・
絵本で、とてもわかりやすく理解できるのです。
ぜひご紹介したいと思います。
ただし・・・
それは、次回へ続く・・・・・