学びの飽和状態を抜け出すために
まだ、執筆前、
さまざまな組織の人材教育課題に携わる部門の人たちとお話をしていたころ、
一番多く耳にしてきたのは、
「これまで、多くの学びを得てきた。
研修もずいぶん長く行ってきて、投資をしてきた。
さまざまなメソッドにも触れてきた。
もうインプットしようがないくらいやってきた
そのためか、目新しい研修を打ち出しても、みんな誰も見向きもしなくなってきた。
何を行っても、成果は変わらない。行動変容はみられない。
学びの飽和状態なのです」
という声です。
そう、業務向上のための教育は、
いつの日か、エンターテイメント的になっていて
「あ~、今日の話はよかった!わかりやすかったし、面白かった」的な?
そうした光景が目に浮かぶお話を聞いてきました。
インプットしてきたことが決して無駄なのではないと思っています。インプットしたことを、
自分の中に落とし込んで意識を変えて行動する。
これは、各自ができることです。
現にそれによって、目標を達成する成功者もいます。
学んだことを、生かすことなく終わってしまうのは・・・
学んだことが、残っていかないのは・・・
成果を出す教育であったはずなのに、
なぜなのでしょう。
何が必要なのか・・・・
それは、
「わたし」を「われわれ」に変えて聞く力であり、
「われわれ」のために「わたし」はどうする?の聞き方。
つまり、どうキャッチするか、何をキャッチするかといった受信力と、
われわれは、どうなりたいのか、どうありたいか、描いた未来にズレはないか、多様な捉え方を知り合うことであり、
それぞれが描いたビジョンはズレていないか、その差を互いに知ること。
飽和状態を打破するのは、
これまでの学びを活かしきること。
たくさん、学んできたからこそ!知識を知恵に変えることです。
じゃあ、どうやって??
それが、絵本×マネジメントになるのです。
挑戦は続く