『 考える練習帳 / 細谷功(著)』
今週読み終わった本。
今週noteに何度か書いた、
考えるとは「変化を起こす」こと
の一文は、この本から。
●「考え方」が変わると、すべての言動が変化する。「目に見えないもの」が抜本的に変化する
●人間の様々な悩みや無限の可能性も、すべてこの「考える」という行為が握っている
●「わずかだが大きい差」が「考える」という行為
●知れば知るほどわからなくなる
●知れば知るほど賢くなったと誤解する
●自分が「正しい」と思っている価値観や常識は、地理的、時間的に極めて限られた、あるいは一定の集団の中だけで成り立っているもの。
それなのに、人はそれを「部分」ではなく「全体」であると勘違いしがち
●世の中は、正解を求める人であふれている
●「アドバイスしたがる人」も、思考停止の可能性が高い。自分の頭で考えている人は、他人に対しても自分で考えることを求めるはず。
●考えるとは「変化を起こす」こと
●何かを変えるには、大きなリスクを背負わなければなりません
●考えるとは「モヤモヤに耐える」こと
●「白か黒か」の知識に対して「すべてがグレーである」というのが、考えることの世界。したがって、考える世界においては、頭の中が完全にスッキリすることはありません。
考えるというのは、永遠に続くもので、どこかでスッキリした正解が出るわけではありません。
●一般に人は大多数が保守的です。変えるか変えないかと言われれば、大抵の場合変えない方を取る人が多いので、変えるという選択肢は、多くの場合少数派になります。
●考えるとは「見えないものをつなげる」こと
●論理的であるというのは、「誰にとっても話がつながっている」こと
●「他人と共有できていない『部分』を勝手に全体だと勘違いしてしまう」
●「考えている人から考えていない人はよく見えるが、考えていない人から考えている人はそう見えず、『ただのおかしな人』にしか見えない」という「マジックミラー」のような状態。
●「考えている側」に回った途端に、周りから理解されることが少なくなる。四六時中、「抵抗」に会うことを覚悟しなければなりません。
この本の言葉に、「あーーーっ。そういうことか」と救われたことが、今週何度かあった。
「考えている人」になりたいな。
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今日は金曜日、良い週末を!