NPC 日本印刷 official

記事の連載をはじめました。 BASEでは、当社オリジナル商品を販売しております。 お好みの商品がございましたら 是非とも宜しくお願いいたします

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最近の記事

万年筆ライフを楽しく!

万年筆ライフを楽しく! 今回は、万年筆ライフを送るうえで便利なグッズを2点紹介します。 ブロッタ― ブロッタ―は、書きたての濡れた筆跡に押し当て、余分なインクを吸い取って汚さないようにするための文具で、捺印の際などにも使われることもあります。意外とその存在は知っているが、なんていう名前なのかわからない、高そう、別世界のアイテムという方も多いかもしれません。高級感溢れる高額なものもありますが、値段も1000円前後から販売されておりリーズナブルに手に入りますので、一度試して

    • 個性的なインク3選

      個性的なインク3選  今回は筆者が個性的だと思う万年筆用インクを3つ紹介したいと思います。 岩下の新生姜 万年筆インク  岩下の新生姜と長崎の文房具専門店「石丸文行堂」のコラボインク。「岩下の新生姜の香りつき♪」と言うとおり、ほのかに岩下の新生姜の香りがします。地域や景観をモチーフにしたインクは多いですが、新生姜そのものをモチーフにするところは斬新。マスコミにも取り上げられたこともあり、一度は目にしたことがある方も多いかかと思います。  また話題性だけでなく、インクの色

      • ペリカーノジュニア インプレッション

        ペリカーノジュニア インプレッション  今回は、前回ご紹介したペリカーノジュニアを実際に使用してのインプレッションをお伝えしようと思います。  まずは箱から。右手の平にRと書かれたアイコンがあります。これは右利き用であることを意味するもので、左利き用では左手の平にLのアイコンとなっています。特殊なグリップの形状をしているため、利き手の区別があるので、自分の利き手と逆用を買わないように注意しないといけません。また名前を書くシールもついているところが子ども用らしいところです。

        • ペリカーノジュニア

          ペリカーノジュニア 今回はペリカンの学童向け万年筆、ペリカーノジュニアを紹介したいと思います。 ペリカン万年筆は、スーベレーンシリーズなどを展開しているドイツの高級メーカーですが、そのペリカン万年筆が学童向けとして出しているのがペリカーノジュニアです。 学童向け ヨーロッパでは、小学生のうちから万年筆を使います。以前紹介したラミー・サファリもそうでしたが、このペリカーノジュニアにも、いかにも学童向けという感じが漂っています。 ボディーの色はタイコーズブルー、ブルー、レッ

          一筆箋インプレッション

          一筆箋とは…  今回は一筆箋と万年筆についてです。  一筆箋とは、縦18㎝×横8㎝ほどの短冊のような細長い便箋です。ふつうの便箋より小振りなので気軽に使えます。用紙には罫線が引いてあるものもありますが、縦書き、横書きの決まりも特に気にせず使えます。 自由な書き方に対応  大きな文字で目いっぱい書いても窮屈さを感じさせず、文字数が少ない時や小さな字を書く時も空白が気になる感じもないので、びっしり書き込んだり、少なくまとめたりと加減も自在で、自由な書き方に対応できそうです。

          一筆箋インプレッション

          LAMY safari(ラミーサファリ)

          LAMY safariのインプレッション  今回は、リーズナブルな価格でカジュアルながら品質の高い万年筆として人気の高いドイツのLAMY safariのインプレッションをお送りします。 LAMYとは…  LAMYはドイツ南西部のハイデルベルクを拠点とする筆記具のメーカーで、1930年に同地で家族企業として創業されました。以来、LAMYはその独創的なデザインと質の高さの追求によって、現在では世界中で親しまれるブランドとなっています。  ハイデルベルクの社屋では400人足らず

          LAMY safari(ラミーサファリ)

          -特集「ガラスペン」-

           今まで9回にわたって、万年筆とインクについて書いてきました。万年筆とインクの関係を振り返ると「つけペン」にたどりつきます。万年筆はつけペンをより機能的に発展させた筆記具なのです。  つけペンの歴史を振り返ると、鳥の羽根を利用した「羽根ペン」からペン先が金属へと進化し万年筆の原型となり、その後インクの保持機能を持たせた万年筆へと発展してきました。  しかし逆にインクの保持機能が無いほうがありがたい、よりインクをダイレクトに扱いたいというニーズから、ペン先にガラスを利用した

          -特集「ガラスペン」-

          「インク」について

          ボトルインクについてのお話 万年筆の魅力の一つにいろいろなインクが使えるという点があります。特にボトルインクは万年筆メーカーから出ているものや、インクのみを作っているメーカー、文具店がオリジナルインクとして販売しているものまでさまざまです。今回は筆記具としての万年筆のもう一つの主役であるインクについて、特にボトルインクについてのお話です。 色について まずはインクの色について。ボールペンなどでも、黒、青、赤、緑など、おおまかな色展開はありますが、例えば青色ボールペンの各メー

          「インク」について

          「NPC折り紙」「きゃらますて」を贈呈させて頂きました。

          社会福祉法人 豊島区社会福祉事業団様に「NPC折り紙」「きゃらますて」を贈呈させて頂きました。 また、利用者の福祉増進に大きく貢献したとのことにより「感謝状」を頂きました。 「NPC折り紙」NPC折り紙は、残紙の活用だけではなく、使いやすさ、使う楽しさにこだわって作成いたしました。 【 NPC折り紙の特徴 】 ■ 残紙 残紙を廃棄せずに再利用しております。 ■ 大きさ(240mm×240mm) 高齢者や障がい者をはじめとして、誰にでも折りやすい大きさで作りました。 ■

          「NPC折り紙」「きゃらますて」を贈呈させて頂きました。

          「万年筆」のインクの入れ方とは?

          インクの入れ方 実演編 前回「インクの入れ方」について述べましたが、伝えたいことも多く、あえて一気に書き上げたので、けっこうな長文になってしまいました。最後まで読んでくださった方ありがとうございました。 今回は実演編ということで、前回の内容を補足する形で写真を中心にお伝えしたいと思います。第7回「万年筆」インクの入れ方と合わせて読んでいただければと思います。 筆者お勧め万年筆 「ラミー サファリ万年筆 イエロー」 〇 カートリッジ方式 右からセーラー、プラチナの独自規

          「万年筆」のインクの入れ方とは?

          「万年筆」インクの入れ方

          インクの入れ方、第一歩 万年筆で筆記するためには万年筆にインクを入れる必要があります。自分でインクを入れるというのは、ちょっと煩わしいかもしれませんが、このことは他の筆記具にはない万年筆の最大の特徴の一つに他なりません。この作業を受け入れることができれば、自分だけにカスタマイズされたオリジナルペンを手に入れる第一歩となるでしょう。 それぞれの方式 インクを入れる方法としては、大きく分けてボトルインクを用いない「カートリッジ方式」と、インクをボトルから取る「コンバーター方式」

          「万年筆」インクの入れ方

          「万年筆」製品レビュー

          製品レビューについて 今回は、筆者が実際に持っている万年筆をユーザー目線でレビューしたいと思います。万年筆の基本的な説明のみならず、製品レビューや関連する製品の紹介なども随時行っていきたいと思います。 万年筆レビュー第1回 万年筆レビュー1回目は「セーラー長刀研ぎ万年筆 中細(旧タイプ)」です。 聞きなれない言葉だと思いますが、長刀(なぎなた)研ぎとは、セーラー万年筆のオリジナルペン先で、セーラー万年筆のみが生産しているペン先です。 筆者お勧め万年筆 「ペリカン万年筆 

          「万年筆」製品レビュー

          「万年筆」の文字幅とは?(実演編)

          文字幅は気になるところ 万年筆を選ぶとき、文字幅は気になるところ。最重要ポイントというかたもいらっしゃると思います。今回は筆者が持っている万年筆で実際に書いて文字幅を検証したいと思います。 試し書き ショーウインドウに置かれている万年筆(高価な万年筆)は買う時に試し書きをさせてもらえます。その時に実際に自分で書いてみて文字幅や書き味を試すことができます。 ただ、初めて買う時はなかなか自分なりの基準もなく、どう比べてみたらいいかすら分からない場合も。そこで今回はそんなときの

          「万年筆」の文字幅とは?(実演編)

          「万年筆」の線幅を決めるもの?

          ポイントの大きさ 前回ふれたようにペンポイントの大きさによってその万年筆の文字の線幅が決まります。 種類は4種ほど 基本な線幅として、極細字(EF)、細字(F)、中字(M)、太字(B)、などがあります。 メーカーによって呼び名はさまざまですが、さらに細分化して超極細字や中細字、極太字などがあり、ペン先が大きくなるほど線幅が太目になっていきます。 カリグラフィー これら通常のラインナップからちょっと外れる特殊なペン先として、ミュージック(MS)と呼ばれるものもあります。名前

          「万年筆」の線幅を決めるもの?

          「万年筆」を象徴する部分とは?

          光り輝くペン先 万年筆と言えば、光り輝くペン先が象徴しているのではないでしょうか?万年筆の最も万年筆らしい部分です。 大きく分けて2種 ペン先は「ニブ」とも呼ばれます。万年筆のペン先は、大きく分けて「鉄ペン」と「金ペン」とがあります。 一般的には銀色が鉄ペン 、金色が金ペンです。 しかし金色の鉄ペンもありますし、銀色の金ペンもあります。 これは素材にメッキを施しているからです。 他にはゴージャスなものも… 金色と銀色の2色のメッキをしている「バイカラー」と呼ばれるペン先

          「万年筆」を象徴する部分とは?

          「万年筆」の重要部分ってどこだと思われますか?

          光り輝くペン先 万年筆を象徴する部分として、まずは光り輝くペン先を思い浮かべるのではないかと思います。製品によっては美しい模様が刻まれたりして筆記具の王者の佇まいを醸し出しています。 しかし、万年筆にはもう一つ重要な部品があります。 「ペン芯」 それは光り輝くペン先の裏側についている黒い樹脂の部品「ペン芯」です。 万年筆で字が書ける重要な部分を担っているのは、この「ペン芯」に備わった仕組みにあるのです。 たくさんの溝 「ペン芯」にはインクを紙に送り続けるためのたくさん

          「万年筆」の重要部分ってどこだと思われますか?