見出し画像

391.やさしくね、上手にね、道案内をしてあげようね。

(5)負けない心


1.人の話を真剣に耳を傾けることで信頼を得る


ベンジャミン・フランクリンはアメリカの紙幣、100ドル札に肖像画描かれている人。発明家であり、企業家であり、アメリカ建国の父と呼ばれ、そして何より、貧しい家の出身者でのちに大富豪となった人で、アメリカンドリームの体現者としてあまりにも有名な人だよね。

今回は彼のストーリーを追ってみた。

ベンジャミン・フランクリン Benjamin Franklin出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

1706年1月17日、ボストンで13人兄弟の11番目。
男子の中では末っ子として生まれた。

父はイギリスからニューイングランドに移住し、
1714年8歳のフランクリンは学費が払えず学校を退学してしまう。
その後、印刷屋に年季奉公をし、印刷屋を転々とした。

1729年9月、23歳のとき新聞の発行を譲り受け、ペンシルバニア紙として売れ行きを伸ばすことになる。
もともと本を読むことも、文章を書くことが好きだったフランクリンは自分の新聞に文章を書き始めた。
1936年、フランクリン30歳で組合を設立。
1744年には学術協会を設立する。この当時は印刷所の経営も軌道にのり始めていた。

1744年、フランクリン38歳。「ペンシルバニアストーブ」を発明。
もうひとつ有名な話は、1945年の凧上げによる稲妻と電気の発見。
これによって、フランクリンの説は立証され、ハーバード大学から名誉博士号、イギリス学士院からはコプリー賞と学士院会員に迎えられている。

1962年にはオックスフォード大学より博士号が贈られた。
フランクリンは学歴もなく、ただ独学で研究し、学んでいただけだったという。

1750年、フランクリン44歳。フィラデルフィアの市会議員から州会議員になり、政治家の道を歩む。
1790年4月、フランクリンは84歳で死去し、国葬となった。

ベンジャミン・フランクリン。わずか10歳で学校教育を終え、その後独学で学び続け、心静かにうなづき、相手を常に理解しようとする姿勢にあったといわれている。

今から250年以上前に「フランクリン自伝」が書かれ、いまだに多くの人たちに影響を与えている理由がそこにあるような気がする。
10歳といえば日本では小学5年生の歳。

さらに忘れてはならないのは、フランクリンが学校に通っていたのはわずか2年しか行っていないことだった。

フランクリンの肩書きは、印刷家・評論家・社会改良家・出版業者・科学者・発明家・外交官・政治家・哲学者と9つにもおよぶ。

これらのほとんどが、8歳からの独学によって学んできたものが、彼を大成功に導いてきた要因のひとつともいえる気がする。

若き日のフランクリンにとっては、大学で学んできた者や学者、科学者を馬鹿にしていた面もあった。
なぜなら独学で学んだ自分の知識の方がはるかに上だったからだ。
その知識をもとに、自らの正しさを主張し、次々と議論に打ち勝ち、誤りを正してきたつもりだった。

フランクリンは他人の学んできた知識よりも、自らの独学でありとあらゆる書物を読み、自分の知識として正しさを主張し続けた。
しかし、正しい発言をくり返しているにかかわらず、多くの人たちがフランクリンから遠ざかってしまう。

最後には、まわりには誰もいなくなってしまった…。

「こんなに正しいことを主張しているだけなのに、
人はなぜわたしを嫌うのだろう?」

当時のフランクリンは他人が何を思っていて、何を考えているかまったく判断もできなかった。さらに人間不信となり、まったく人を信用できなくなっていった。

それからフランクリンはソクラテスの言葉に出会い、
質問することを発見し、学ぶ。

その後、相手のことを理解し、知っていくために、多くの人たちを相手に質問をくり返すようになった。

謙虚に、もの静かに、笑顔を出しながら。
結果や答えがわかっていても、
あえて答えを言わず、
相手側からその答えが出るまでじっと聞き続ける。

思わず答えを出したくても我慢する。
相手の反応が遅くても、答えが遅くてもじっと我慢し続ける。

そして、相手から自分の思っていた答えと同じ結果に到達したときに、
互いが共感できる喜びを感じるようになった。

 

「世の中で、人にあることをさせるように口説く方法は、たったひとつしかない。それは、その人が何となく自発的にそのことを実行したくなるように、上手に道案内をしてやることである」            

                   デール・カーネギーの言葉より

もちろん話す相手は、聞いてもらえると次々と話しまくります。フランクリンはこうして人の心を学び続けた。

 

相手の話を真剣に聞き入ると、いつの間にか2時間、3時間と相手は話し続る。フランクリンはただポツン、ポツンと質問をくり返すのみ。
すると、話し続ける相手の顔に安堵感が生まれ出した。

この安堵感こそが信頼関係だとフランクリンはいう。

「私は、ただ相手の話を真剣に耳を傾けることによって、私は私自身の理論や知識が正しいと主張する必要がなくなってしまいました…。」といい残した。


2.ベンジャミン・フランクリンの十三徳


『自伝』によると、1728年ごろに彼は「道徳的完全に到達する大胆で難儀な
計画」を思いついた。この理想を実行するため、自らの信念を十三の徳目
にまとめた。

1.節制 飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。

2.沈黙 自他に益なきことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。

3.規律 物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。

4.決断 なすべきをなさんと決心すべし。決心したることは必ず実行すべし。

5.節約 自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。すなわち、浪費するなかれ。

6.勤勉 時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いはすべて断つべし。

7.誠実 詐りを用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。口に出だすこともまた然るべし。

8.正義 他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。

9.中庸 極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。

10.清潔 身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。

11.平静 小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失うなかれ。

12.純潔 性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、これにふけりて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし信用を傷つけるがごときことあるべからず。

13.謙譲 イエスおよびソクラテスに見習うべし。

この十三徳は、フランクリンが悩みながらまとめた「負けない心」だとcoucouさんは思っている。
 

coucouさんはね、このフランクリンから学び続けているんだ。

©NPО japan copyright association 

coucouさんです。
みなさん、ごきげんよう~

今日のcoucouさんはね、明日のcoucouさんとは違うような気がする。
I feel that today's coucou is different from tomorrow's coucou.

明日のoucouさんはね、明後日のoucouさんと違うんだ~
Tomorrow's oucou is different from tomorrow's oucou ~

毎日、coucouさんは変化、いや、学び続けているんだ~
Every day, coucou changes, no, he keeps learning ~

それがこのnoteの世界。

このnoteの世界にはね「ノートの神さま」ではなくて、「noteに神さま」がいることがわかったからさ。フランクリンの人の話を聞く、ってね。
このみんなのnote記事を読む(聞く)のと同じ。自分を確認したり、その人と勝手に共感したり、泣いたり笑ったり、怒ったりする。

そう、自分の正しさなんて、どうでもいい~

みんなから正しさを学べばいい~

自分ほどあてにならない、いい加減なものはない。

365日過ぎたけれども、このnoteの楽しさは終わりそうもない。

さて、元気をくれる「ノートに神さま」の14人目(順不同)。

coucouさんの大好きな神さまばかり、無許可で勝手に掲載お詫びしますね~
「引用の定義」にはね、いくら「引用の範囲」だといっても、その人を貶めたり、傷つける行為は許されないもの。
だから、勝手でもお許しくださいね~

©NPО japan copyright association




14人目の神さまはね~
The 14th god is ~

真っ赤な神さま、red earthさ~ん。
The bright red god, red earth.


赤い赤い、愛の神さま
Red red, god of love

会いたくても、会えない人もいるけれど、
Some people can't meet even if they want to meet,

会えるのに、会わない人もいる。
Some people can meet, but they don't.

会いたくて、会いたくて、こんなにも会いたいのに、
I want to see you, I want to see you, I want to see you so much

とどかない言葉。
Words that can't be reached.

red earthさんのnoteの言葉に、
In the words of red earth's note,

「ずっと、いても会いたい人。いつも、会いたい人」という
"People who always want to meet. People who always want to meet."

だから愛の神さまなのさ~
That's why I'm the god of love ~

いつも、優しさと元気をくれてありがとう~
Thank you for your kindness and energy ~


red earthさんの言葉より
🌍Blue handから改名しました🌍2022.5.19 ☆これからは【正しいかどうか】でなく 【楽しいかどうか】で、そろそろ生きても いいんじゃない?って思い始め、生きてきた中で感じた気持ちを言葉にし俯瞰し腑に落としています。 この思い、ナオトインティライミに届け!🌝


coucouさんのホームページ登場~まだ試運転中~

 ※coucouさんの電子書籍のご案内「~社長の取り扱い説明書~人生経営に終わりなどない!「社長業」全5巻好評発売中!下記URLにて検索してください。

人生を楽しく明るく!幸せになるための物語。
 https://www.amazon.co.jp/s?i=digital-text&rh=p_27%3ACou+cou&s=relevancerank&text=Cou+cou&ref=dp_byline_sr_ebooks_1

 

©NPО japan copyright association

 Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru

 

 

 

 

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?