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388.いくら、正しいことを伝えたって、この時代、誰も聞いてはくれないのさ!
(2)負けない心
1.人にものを考えさせるビジネス
coucouさんは勉強会や講演会などの場合、お話するのが目的のために話し続けているけれど、本来のビジネスでは一切自らの話はしないよう心掛けている。だから外界では、随分とおとなく見られていると思う。(別人のように)
なぜって、coucouさんはね、19歳の頃独立してから約40年以上の経験から人と接する、人と接するには、自分のものの考え方に合うように人を説得するより、人の話を聞くことのほうが、何百倍も有効であることだということに到達したからなんだ。
coucouさんは、特に初めてお会いする人(取引先)と接する場合、ほとんど自分の話をせず、質問と相手のお話を聞くことに重点を置いている。
でも、みんなもご存じの通り、このような人が多くいるよね。
それはね、人を説得しようとする人たち。
この人たちの共通点は、相手を自分の思う通りに動かしたい。
相手に自分のことを理解させたいと考える人たちだ。
このような手法って、相手から信頼を得るよりも、逆に不信を得ることになる恐れがあるよね。
話しばかりする人たちの特徴って、たしかに自分の話は相手に伝わりけれど、相手の考えていることは一切掴めなくなる。
なぜって、自分の話ばかりしているのだもの。
だから、自分の話をする場合は、相手から質問があったときだけがいいんだよ!それ以外はね、自分の話しをする必要はないと思う。
相手に質問するって、相手にものを考えさせることになる。
そして、相手が話をし、それを聞くことによって相手の考えていることが良くわかるようになる。
相手方に質問することによって、
次の5つの目的を達成することができる。
(1)他人に自分の考え方を知らすことができる
(2)他人の考えていることがよくわかる
(3)他人の話を聞くことによって信頼関係が生まれる
(4)他人の立場を尊重しつつ、先方の意見を聞くことができる
(5)他人を動かすことができる
このように自分の考えを押しつけ、独断的なものの言い方、相手を否定する態度、強引な自己主張、自慢などは結果として他人の動きを止め、信頼を失い、不安を与え、人を遠ざかっていくのだもの。
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2・ベンジャミン・フランクリンの言葉
今から150年前にこのことを発見した大セールスマンがいた。
この大セールスマンはベンジャミン・フランクリンという。
でも、この発見はこのフランクリンが生まれる2200年前に、ギリシャのアテネに住んでいた、ある人物からこのアイデアを学んだといわれている。
その人物はかの有名なソクラテス。
このソクラテスは独自の質問法によって、歴史上、ごく少数の人たちしかできなかった事柄を成し遂げ成功した人物であり、それまでの世界観を変えてしまった人だ。
若い時のフランクリンは強引で、議論により相手を説得しようとし、あまりにも激しく、強い論法で人に接してきため、多くの敵をつくり世間となかなか歩調をあわせることができなくなった、という。
結局、彼は我が強いため周囲の人たちのそばにいられなくなり、ひとりぼっちになってしまう。
それだけ鋭く頭の回転も良いため、他人が劣っているように感じたり、強引で頑固でもあったんだね。
さらに、正しい事を伝えても人は動こうとしなかった。
フランクリンは悩み苦しんでいる時に、ソクラテスの質問法に出会い研究し学ぶことになったという。
そして彼はその技術を体得し、大きく考え方を変えた。
当時、フランクリンは自らの反省とともに、
次のように記録を残していた。
「私はこのような方法を実行したため、私がときどき、議会を通過するように尽力してきた注意について、人々を説き伏せなければならないような場合が起こったときも、非常に益するところが大であったと信じている。思うに、会談の目的は、事実を相手に教えたり、教えられたりすることにあるのだから、たとえ善意の懸命な人たちであっても、われわれに対して演説するときも態度が独断的であったり、傲慢であったりすれば、その意見ひとつひとつに対して、とかく反対や妨害を受けがちであるから、自然、自分の持っている最もよい考えでさえ遂行する力が弱められることになる。」
「自分の判断によると、明らかに間違っていると思われる事柄を、他人が正当なもののごとく主張する場合には、これに対して無作法に反撃を加えて痛快がり、その主張の不都合な点を即座に指摘して得意になるようなことは、できるだけ避けるように私は自制している。」
「すなわち、同じ反対意見を述べる場合にも、憎々しいもののいい方をせず、誰にでもわかるような説明と注意深いもののいい方で、切り出していくよう努力している。
「このように態度を変えた結果は、私にとって非常に有利であった。以前に比べると、人との対談がとても愉快に進められるようになった。私は自分の意見を提案する場合に、謙遜な態度をもってしたので、相手方に受け入れられやすくなると同時に、反対する者も少なくなった。また、私の誤りが発見された場合にも、相手方から激しい攻撃を受けて、苦しめられるようなことも少なくなったし、私の意見が正しいということが認められた場合には、相手方の間違った意見を撤回させ、私に同調するように説き伏せることも、いっそう容易になってきたのである。」
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ベンジャミン・フランクリンはこのような言葉を残していた。
![](https://assets.st-note.com/img/1657772321062-RCfAIn2XCl.jpg)
coucouさんです。
みなさん、ごきげんよう~
今回は11人目の「ノートに神さま」のご紹介(順不同)~
ここにも、素晴らしい人がいた~
その人は、アーティストまちの哲学者さん。
coucouさんはね、「まちの哲学者さん」という言葉が好き~
いいよね~
哲学とか、思想とかいうと引いてしまう人が多いようだけれど、人間としてとても大切な学びのひとつ。そんなに難しく考えなくったっていいんだ。
だってね、人生そのものが哲学なんだし、芸術も音楽、芸術、美術もアートだけれど、学術、思想、哲学、宗教だってアートなんだ。
そう、私たちが生活しているまち自体が哲学アートなのさ。
それは著作権法でいうところの「思想又は感情を創作的に表現したもので、文芸、学術、美術又は音楽に属するもの」という定義があるように、「思想又は感情」という意味は、「人間が頭の中で考えたものを形にしたもの」、文芸、学術、美術、音楽という言葉があるけれど、「人間が頭の中で考えたものを形(表現)したもの」という意味があり、すべてに著作権があり、すべてはアートだという解釈。
だから、アート、アーティストなんだよ。
note記事のみんなもアーティスト(クリエーター)といえるのさ。
まちの哲学者さんはね、私たちの知る哲学者じゃあないんだ。
私たちが毎日暮らす生活の中のアーティストなんだ。
その文は、coucouさんをいつも唸らせる。
だって、人生の大切なことがとてもわかりやすいからさ。
文章をわかりやすく伝えるって難しいもの。
簡単ではないよね。
ましてや、自分の意志や考えを伝えるってとても大変なんだけれど、まちの哲学者さんはね、とても身近な題材や体験で、自分の独自の言葉で伝えてくれているんだ。
毎回、楽しみにしているし、coucouさんはね、マナビストに変身するのさ~
ここにも「ノートに神さま」がいた~
まちの哲学者の言葉より
毎日が修行の旅✈自分とは?人生とは?幸せとは?考え方ひとつで人生が変わる。そんなヒントや気付きを書いています。遠い昔20歳の頃に心を病み、そこを越えてから、徐々に生きるのが楽になりました。 人の気持ちがわかり過ぎてしまう貴方へ✍️✨アドラー心理学と、日常の哲学です☺️💕
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