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486.書くnote53.「わけのわからないコメントする人たち」コメント論⑤


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「わけのわからないコメントする人たち」コメント論⑤


コメント欄は面白くて楽しくて、たくさんのクリエイターさんたちの顔が見える場所。
noteだけの作品だけではそのクリエイターさんの考え方や人柄がよくわかる。
 
私などは無差別に知らない人のnoteを見に行くのではなくて、皆さんのnoteのコメント欄からかなりお邪魔しています。
ああ、こんな人なんだ~
へえ、こんな考えなんだ、というようにその人の気持ちが伝わりやすい。
 
noteの作品と違ってコメント欄は、意外と話し言葉のためわかりやすく感じます。
ただ、ひとつ困るのが、
「意味不明なコメント」
「わけのわからないコメント」などがあります。
 
それは、note作品とは全く違う意見や、内容です。
 
一般的なSNS感覚で、まるで自分だけがわかっていて、他の人たちには読んでも意味がわからないコメントです。
 
こんなコメントは受け取った人でも、答えようがありませんし、
誰が見てもその人に魅力や興味がわかない気がします。
 
もちろん、勘違いの人もいますが、
「何を言いたいのか?」
「何を伝えたいのか?」がわからないものは困ってしまいます。
 
また、コメントがとても短い場合も困りますね。
もちろん、お互いがコメントし合う中で信頼関係があればいいのですが、ただ「感動しました...」「良かったです..」も嬉しいのですが、もう少し言葉が欲しいですよね。
 
せっかくのコメント欄ですし、ただの個人的なメールやラインではないのですから。
また、そのコメント欄は他の人たちも見ています。
そうなると、コメントを返信する側も困ってしまいます。
 
コメントって一見、個人間のやり取りのように思えますが、
必ずどなたかが見ているものだということも意識する必要がある気がします。
 
noteのトラブルの大半がこのコメントにある気もします。
 
①   「勘違い」
②   「受け取り方」
③   「言い方」
④   「言葉使い」
⑤   「上から目線」
⑥   「意味不明」
⑦   「わけがわからない」
⑧   「noteの中身をちゃんと読んでいない」
⑨   「その作品の背景を知らない」
⑩   「その他」

noteは、noteに書いてあることだけが全てではありません。noteクリエイターさんたちの考えを知るには、せめて、何作品か読んでからコメントするのが良い気がします。
 
さて、わけのわからない、困ったコメント欄の一番は、
①   「勘違い」かもしれません。別にその人のことを言っている内容ではないのに、勝手に自分のことを言われていると勘違いしてクレームをつける人がいる。なかにはすぐさまフォローを外して、ブロックする人がいる。もし、しっかりと確認、検証したら場合によっては名誉棄損の場合もある気がする。また、コメント欄で飽き足らず自分のnoteで名指しで批判する。(最近は、慌ててその作品を消す人もいます)最終的にコメント欄もnote作品も消してしまうということは自分の非を認めたことになる。
 
②   「受け取り方」。言葉は確かに発信する側にもありますが、受け取る側にもある気がする。勝手な解釈、自分の考えていることと違う考え方があると文句を言い出す。しかし、考え方は人に迷惑をかけない限り、人を傷つけない限り自由。(※注 勝手に傷つく人もいる)もし、考え方が違うならば、人の別にコメント欄で伝えるよりも自分の考えとして自分のnoteで伝えれば済むはずです。
 
③   「言い方」。これもたまに見受ける。どうしてそんなにきつい言い方をするのだろう?もし、相手が間違えがあったとしたら優しく伝えても罰は当たらないし、そのコメントを見ている人たちにも不快感を与えないで済むはず。多分、感情的な言葉なので他のコメント欄を読む人やクリエイターさんたちにも伝わらない場合が多い。伝わらなければ当然、さらに頭に来るのかもしれません。「言い方」って、大切ですよね。ちゃんと言わなければ伝わらないし、そのコメントは無意味な気がする。やはり、自分の考えを感情的にならずに冷静に話した方が、誰が見てもわかりやすいことは間違いありませんね。
 
④   「言葉使い」。別に親しい言葉、友だち言葉が悪いわけではありませんが、はじめてのコメントの場合、コメントをいただいた側はどなたかはわかりませんし、当然考えていることもわかりません。だからこそ、コメントをむずかしく考えるのではなく、言葉使いは注意が必要だと思う。乱暴な言葉はもちろん、汚い言葉、きつい言い方などは読む人すべてに対して失礼だと思う。コメント欄はたくさんの人たちが参加して、みんながお互いに読んでいるものだからです。
 
⑤   「上から目線」。これはよく見かけませんか?上から目線の人たちってどうしても「教えてやろう..」「そうじゃあない...」「こうあるべき...」「これが正しい...」という押しつけにも感じてしまう。もしかすると、とても立派な先生かも知れないが、このnoteの世界は立派だろうが、有名だろうが一切関係のない平等世界。もちろん、若い人から年配の方々が参加していますが、年下であろうが、年上であろうが同じクリエイターさんたちに対して、最低限度は謙虚さや敬意は必要に思える。
 
⑥   「意味不明」。まったく意味のわからないコメントをする人たちもいます。noteの本文とは全く関係なく、自分の考えや意見だけをいう。また、そのnoteのクリエイターさんだけには伝わるコメント?わかりませんが。コメントもたくさんの人たちが見ている作品の場です。コメントの一つ一つにはそれぞれの著作権のあるものです。また、直接クリエイターさんとは関係のないコメントをしている人にコメントする人がいます。このコメント欄は掲示板ではありませんよね。信頼関係のあるお仲間さんたちなら何も問題はありませんが、「スキ」も「フォロー」もなく、かかわりのない人がそのコメント欄に書き込むのもおかしなものですね。
 
⑦   「わけがわからない」。正直、まつたく訳がわからないコメントもあります。きっと、本人にしてみればそのクリエイターさんに伝わっていると思っているのかもしれないが、自分だけわかっていて誰にもわけのわからないコメントって困りますよね。コメントは送信する前に何度も修正できるものなのですからちゃんと読んでからコメントすればいいですよね。
 
⑧   「noteの中身をちゃんと読んでいない」。これは驚いてしまう。作品のタイトルだけ見てコメントする。またはnoteの一部分だけ見てコメントする人がいる。別に読むことは強制ではありませんし、読みたくない場所は読み飛ばしても失礼ではないのですが、noteの中身を知らないためにおかしなコメントとなっている。これは誰が見ても恥ずかしい。
 
 
⑨   「その作品の背景を知らない」。これも同じですね。noteは確かに読み切りのものとシリーズもの、続きものがある。そのため、その単体であるnote一作品だけで決めつけて判断してしまい、文句を言う人もいる。全体を知らず、言葉の背景を知らずに、「その考え方はおかしい...」という人たちです。どんな考え方や意見にはそれぞれのその人しか知りえない体験や経験が隠されているものです。つまり、意味があってその言葉を使いnoteで表現している場合があるからです。「悪意のあるものか?」「悪意がないか?」は、その人の前後の作品を読んで見たり、過去作品の中にもその人の考えがあるものです。ですから、一部だけを読んで反論するのも如何に思う。
 
⑩   「その他」。まだまだたくさんあるのですが、きりがないので、その他にしました。それは、人の作品に難癖をつける人たちです。例えば、他人のものを勝手に使用していれば「著作権侵害」ですから、注意しても失礼でない気がしますが、違法行為をしてはいないのに違法だと、言いがかりをつける人たちもいます。特に難しいのはnoteに歴史的解釈であったり、美術作品を扱う場合です。しかし、作者の死後70年以上、100年以上過ぎているものはすべて著作権が切れているものです。ですから、古いものはほとんど誰もが自由に利用できるパブリックドメインのものです。
 
 
※「パブリックドメイン」とは、知的創作物についての、著作権をはじめとする知的財産権(知的所有権)が発生していない、誰でも利用できる状態のことです。日本語では「公有(こうゆう)」または「公共に帰した」と訳されます。つまり、「著作権切れ」の作品です。また、noteの場合や出版物の場合は「引用の定義」にあてはまっていれば誰もが自由に利用できるものです。そのような者に対してクレームをつける人たちもいます。しかし、著作権法では認められているものです。


詳しくは👇に

180.パブリックドメインってな~に~【保存版」著作権切れ作品の活用法


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※さて、今回からは皆さまに感謝を込めて、過去作品ですが。「noteと著作権・noteの著作権」として、毎回、お役に立ちますよう5作品ずつご紹介いたします。もうすぐ600作品超えてしまうとバックナンバーから消えてしまいますので、(自分の「記事」には残ります)消える前に5作品ずつ掲載することにしました。その後は過去記事のバックナンバーマガジンを作成して保存します。それまでお時間がありましたら「著作権の基本編」をお読みください。みなさまのお役に立てば幸いです。


次回、パブリックドメインってな~に~【保存版」著作権切れ作品の活用法にも続きます。「181.え~チャップリンって、パブリックドメインじゃあないの?【保存版】」


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ラインスタンプ新作登場~


「noteと言う世界」第2章「書くnoteの世界」シリーズを少しずつ始めましたのでどうかお読みください。
また、日々、拘束されている仕事のため、また出張も多く、せっかくいただいているコメントのご返事。お問い合わせメール、お手紙等のお返事がかなり遅れています。しかし、必ず読ませていただいて、翌週には必ずご返事させていただいていますのでどうかお許しください。

では、また(月)(水)(金)にお会いいたしましょう。
いつも読んでいただいて心から感謝申し上げます。


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※本内容は、シリーズ「noteの世界」というテーマで著作権等を交えて解説、感想及びnoteの素晴らしさをお伝えしていく予定です。
私たちの著作権協会は市民を中心としたボランティア団体です。主な活動は出版と講演会活動を中心として全国の都道府県、市町村の「著作権・肖像権・SNS等を中心」にお伝えし続けています。皆様から頂いた問題点や質問事項そのものが全国で困っている問題でもあり、現場の声、現場の問題点をテーマに取り上げて活動しています。
それらのテーマの一部がこのnoteにしているものです。ぜひ、楽しみながらお読みください。
noteの世界は優れたアーティストの世界です。創作した人たちにはわからないかも知れませんが、それを読む人、見る人、聴く人たちがリアルに反応してくれる場所です。もし、本格的なプロの方々が参入してもこの凄さには勝てないかもしれません。プロもマネのできないnoteの世界。これからも楽しみにして皆様のnoteを読み続けています。

私たち著作権協会では専門的なことはその方々にお任せして、さらに大切な思いをお伝えします。
本内容は、全国の都道府県、市町村、学校、NPО団体、中小企業、noteの皆様、クリエイター、個人の方々を対象としているものです。また、全国の職員研修での講演先のみなさまにもおすすめしています。
                    特定非営利活動法人著作権協会


「クリエイター著作権全般」特定非営利活動法人著作権協会(NCA)

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