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543.どんな本も、noteの宇宙にはかなわない~noteは本にするためにある。【出版論第2章】新シリーズ「著作者になる!㉑」
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1.すべての人が本を書ける時代!プロの作家がダメな理由
今、すべての人が本を書ける時代。
素人だから、素人の本は面白い。
どうしてかって!
それは、素人であればあるほど発想に関する固定観念がないからです。
固定観念がないということは、それだけ自由に考えることができるということ。
逆にプロと呼ばれる人たちは、書いた本が売れなければならない。
稼がなければならないという考え方が逆に自由な表現、自由な発想を奪ってしまうからです。
もちろん、素人だって本を出したら少しくらいおこずかいをもらい、副収入があれば、なおうれしいはずですが、われわれ素人はそんなプレッシャーはいらない。
ただ読んでくれる人に喜んでもらうため。
ただ読んでくれる人に役に立ってもらいたいという純粋な気持ちで本を書くことに取り組めばいい。
それに生活がかかっているわけではないので、楽しみながら文章を書くことができるはずです。
そんな気持ちが、そんな想いが、自由な考え方や自由な表現、自由な発想を生みだしてくれる。
プロや専門家の人たちの共通点は、常に、
「こうあらねばならない!」
「こうすべきである!」といった固定観念が強い。
逆に素人と呼ばれる人たちは、そんな苦労がわからないから、のびのびと思いきった表現をすることができます。
ここが素人の良さといわれる点でもあります。
そして、その自由な発想をもとにしたものが素晴らしい本になる。
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2.ネットの世界も、本の宇宙にはかなわない!
ネットが普及すると本が売れなくなるとか、将来は本がなくなってしまうのではないかなどという話もありますが、本の世界はとても深い。
本の宇宙にはだれもかなわない。
メールで素敵な物語や詩をプレゼント!
メールが手紙の代わり。
ネットがあればいらないし、紙もいらない。
なおかつコストがかからない。
こんな楽なものはない、と考えている人がいますが、現実にどうでしょう。
パソコンを利用するようになってから、プリントアウトする量が増えて、紙の量が増えているといいます。
ちょっとしたプリントを100枚、200枚するとコピー代が数千円近くかかる場合もあります。もちろん紙代やプリンター、インクだって消耗します。
コピー代も、コンビニで1枚10円。100枚、1000円、200枚、2000円かかります。
このように少量でコピーし、パソコンでプリントアウトする場合は安いと感じるかもしれませんが、量が増えれば印刷の方が得なことはだれにでもわかるはずです。
それにネットメールやホームページは光の画面ですからとても目に悪く、疲れます。長時間仕事でパソコンに向かわざる得ない人はやむ得ないことかもしれませんが、ほとんどの人が頭痛を覚え、慢性の肩凝りに悩まされている。
どうでしょう?やはり本は読みやすさと、目の疲労度がまったく違うことがわかります。わたしは別にネットを否定しているわけではありません。
デジタルの世界とペーパーの世界は同じようですがまるで違う媒体だということです。ですから、どちらが良いとか、どちらが悪い、優れているなんて比較できるものではありません。ただ、ネットの世界とペーパーの世界は違うということだけをお伝えしているだけです。
本の面白さ、深さは、一冊の形になり、保存できること、読みやすく、見やすいこと。そして人に差し上げたときの重み、手に取ったときの感触、ページを開くときのワクワク感。
そして、何よりも自分の書いた本。
とても夢のある深いものです。
ですから、このnoteの内容は、noteだけで終わらせるのではなくて、自分の気に入った作品はコピーブック、プリントブック、ペーパーブックにして沿い編集するのが面白い。そして、このnoteで販売するのも面白い試みだと思うのです。
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3.体験ほどオリジナル性の強いものはない!
最近は次々と新人が本を書きヒットを飛ばしています。
スマホ小説なるものが生まれ、年齢生別関係なく次々と新人が賞を取っている。デビュー作でテレビや映画になり。信じられないことでもないですが、世の中では信じられないと騒ぐ。
特にプロの作家の人たちや出版関係の人たち。
どうして、この本が売れているのだろう?
と必死に分析しています。
しかし、どうしてかわかりません。
決して文章は上手くないし、文章の基本だってできていないからです。
その理由は、新鮮な表現、独自性のある表現や内容だからです。
そして、その新鮮さとは、固定観念のない自由な表現、身近にあることや著作者の体験に近いものが読者の共感を生んでいるということがわかります。
文章が上手になればなるほど文体は高度になり、むずかしい言葉や漢字まで使われています。
今の若者は漢字が読めない人が多いともいわれていますが、スマホやパソコンが普及することによって、あまり文字を覚えなくともよくなったからだともいいます。しかし、そんなことより体験や経験ほどリアルで共感を与える強いものはありませんね。
そして、体験や経験はみんな違う。その違いが独自の発想であったり、オリジナルな作品に変貌できる可能性があるからです。最近の出版物を注意していると無名の新人さんたちが随分と増え続けている気がします。
まさに、新しいものよ出でよ~素晴らしい素人作家、新人が期待され始めている気がします。
このnote作品を1冊の本にまとめて、自分で本にしたり、いろんな出版社に売り込んで見ませんか?せっかく作った作品は。自分の分身です。このままnoteの過去先品として眠らせてしまうのは悲しいと思うのです。
チャレンジしてみませんか?
続く~
文字数3,795文字
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※さて、毎回、過去作品ですが。「noteと著作権・noteの著作権」として、お役に立ちますよう5作品ずつご紹介いたします。もうすぐ600作品超えてしまうとバックナンバーから消えてしまいますので、(自分の「記事」には残ります)消える前に5作品ずつ掲載することにしました。その後は過去記事のバックナンバーマガジンを作成して保存します。それまでお時間がありましたら「著作権の基本編」をお読みください。みなさまのお役に立てば幸いです。
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ラインスタンプ新作登場~
「noteと言う世界」第3章書くnote「出版論」シリーズを始めました。どうか引き続きお読みください。
また、日々、拘束されている仕事のため、また出張も多く、せっかくいただいているコメントのご返事。お問い合わせメール、お手紙等のお返事がかなり遅れています。しかし、必ず読ませていただいていますのでどうかお許しください。
では、また(月)(水)(金)にお会いいたしましょう。
いつも読んでいただいて心から感謝申し上げます。
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※本内容は、シリーズ「noteの世界」というテーマで著作権等を交えて解説、感想及びnoteの素晴らしさをお伝えしていく予定です。
私たちの著作権協会は市民を中心としたボランティア団体です。主な活動は出版と講演会活動を中心として全国の都道府県、市町村の「著作権・肖像権・SNS等を中心」にお伝えし続けています。皆様から頂いた問題点や質問事項そのものが全国で困っている問題でもあり、現場の声、現場の問題点をテーマに取り上げて活動しています。
それらのテーマの一部がこのnoteにしているものです。ぜひ、楽しみながらお読みください。
noteの世界は優れたアーティストの世界です。創作した人たちにはわからないかも知れませんが、それを読む人、見る人、聴く人たちがリアルに反応してくれる場所です。もし、本格的なプロの方々が参入してもこの凄さには勝てないかもしれません。プロもマネのできないnoteの世界。これからも楽しみにして皆様のnoteを読み続けています。
私たち著作権協会では専門的なことはその方々にお任せして、さらに大切な思いをお伝えします。
本内容は、全国の都道府県、市町村、学校、NPО団体、中小企業、noteの皆様、クリエイター、個人の方々を対象としているものです。また、全国の職員研修での講演先のみなさまにもおすすめしています。
特定非営利活動法人著作権協会
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