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100.ネット上の恐ろしい、なりすまし!【100回記念特別号】パート①

本日は、【100回記念特別号】と題しナンバー「100」「101」の2作連続となりました。どちらからでも読めるようになっています。
また、今回の「101」はあくまでも後半は資料として保存していただき、全部知るには大変な時間となりますので、無理せず、時間のある時にお読みください。参考例の一部なので長すぎる情報お許しください。

18 恐ろしいなしすまし

Q18 何もしていないのに、子どもがネット上でいじめに遭っています。知らない場所で写真が公開されたり、身に覚えのない悪口を言われたり、実名や住所、学校まで公開されてしまいました…。子どもに聞いたところ「自分でない人が自分の名前を語っている…」と言います。これが「なりすまし」なのでしょうか?

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A フェイスブックなどに、実際の人物になりすまして「友達申請」をするというトラブルが続出しています。また、フェイスブックだけでなく「SNS」「投稿サイト」「LINE」などでも「なりすまし」が多発しています。ハンドルネームやニックネームで参加している人は実害が少ないのですが、フェイスブックは実名を出しているため被害が大きくなります。

ある日突然、誰かが他人の名前を語ってフェイスブックにアカウント登録し、「友達申請」をしていたとしたら怖くなりませんか?ネット上では本人確認をする方法がありません。たとえ「なりすまし」は許せるものではありません。

また、ご質問のように、実名を他のネット上で公表しり、学校や仕事場の住所、個人の電話番号、メールアドレス、預金通帳の番号などを勝手に公表する者もいます。

ある中学生が、ご質問の子どもさんと同じような「なりすまし」による被害に遭いました。

なりすましグループはネット上で、その中学生の学校の先生や友だちの悪口、プライバシーに関わる事柄を、あたかも本人が発しているかのように発言を繰り返すのです。

そして、それを見た友だちが一斉に、その中学生を責めるようになり、中学生は学校に通えなくなりました。

これがネット上の「なりすまし」いじめです。

 

また、注文していない商品が届いたり、知らない人が訪ねて来たり、「なりすましツィッター」「なりすまし投稿」「なりすましフェイスブック」のトラブルが続出しています。

ある女性になりすまして他人をからかったり、ある男性になりすまして女性に嫌がらせをしたり、陰湿を極めています。

 

フェイスブックなどを利用する際には、「本人確認」のできる合言葉や約束事など、しっかりしたルール作りが必要になるでしょう。

 

19 アダルトサイトおよび一般サイトでの登録の怖さ

Q19 アダルトサイトや一般のサイトは危険だらけだとお聞きしています。我が国は、「個人情報保護法」という法律で守られていると思うのですが、「個人情報」の実態はどうなっているのでしょうか?私は、買い物などネットを使うことが多いのですが、何を注意すれば良いのでしょうか?

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A チャットでの言い争い、悪口、誹謗中傷によってさまざまな事件が起こって  います。

メールでのストーカー行為、アダルトサイトからの高額請求、出会い系サイトでの援助交際、掲示板へのプライバシーの書き込み、脅迫、リベンジポルノ、ネットオークションによる犯罪行為、ブログ、ホームページ、フェイスブック、ライン、メールには恐ろしい危険性が含まれていることを知っている人が少ないのも現実です。

 

ケータイやスマホを販売する企業などは、夢(幻想)を与えはしますが、危険性について伝えることをしていません。そして、利用者の大多数が、その恐ろしさを知りません。

 

どうしてなのでしょうか?

なかでも一番恐ろしいのが「個人情報の流出」です。

個人情報が一度漏れてしてしまうと、それがどこに流出していくか誰にもわかりませんし、誰にも止めることができなくなるのです。

 

 

「アダルトサイト」では、文字通りの猥褻なものを中心とした性的な画像や情報が閲覧できます。(一八歳未満閲覧禁止のサイトのことをいいます)

しかし、現実には画面上で年齢確認をするだけなので、誰にでも簡単に見ることができてしまいます。

ここでの問題は、高額の請求と個人情報の流失です。

 

「アダルトサイト」だけではなく、「出会い系サイト」なども同じです。

サイトを利用するためには「登録」が必要となり、「氏名」「住所」等の個人情報を登録しなければなりません。

登録した「個人は情報」が、そのサイトから他へ流出する恐れがあるのです。(インターネット・カフェなども危険です)

これは、「一般サイト」も同じと考えてよいかもしれません。

懸賞への応募、アンケートの協力、資料請求などで氏名や住所を書き込んでしまいますが、サイトは安全ではないと考えて利用しましょう。

(ネットショッピングも要注意「SSl(セキュア・ソケット・レイヤー)」で保護しているものは、暗号化しているので安全です)

また、勝手に送られてくる「迷惑メール」などは個人情報が流出している証拠です。買い物をしたら、関連商品を扱う案内などが来ますからわかるはずです。「個人情報保護法」といわれている割には、情報が売られていることがわかります。

大手サイトyahoovBBの事件では、六百六十万人分の個人情報が流出しました。このような大手サイトは限りなくあり、次々と個人情報が漏れている現状は恐ろしいことです。

 

20 取り返しのつかない流出画像

Q20 お風呂に入った裸の女の子の写真を友だちに見せるためラインにアップしました。その後、様々な媒体でその写真が勝手に使われ、悪口まで書き込みされるようになりました。この女の子が大きくなったとき、このような形で画像が残っていたら、傷つけてしまうようで後悔しています。どうしたら良いのでしょうか?

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A ほとんどの人が、何気なく撮った写真や映像をフェイスブックやLINEに載せています。

本当に信頼できる人たちの間であれば何も問題がありませんが、お互いの間だけのものでない限り、危険だと思った方が良いでしょう。

裸の写真や映像の流出は、深刻な問題となる恐れがあるからです。

可愛いからといって、一度LINEやフェイスブックに載せてしまえば、次々にコピーされて拡散してしまいます。

たかが写真と考えがちなのですが、写真や動画は売買の対象となる恐れのあるもので、購入するマニア(変質者)もいます。

例えば、運動会で撮影した子どもたちの写真や動画、プールやスポーツ施設などで、遠赤外線カメラを使用して盗撮した画像なども売買されてしまいます。

自分の撮影したものが、自分の知らないうちに、このような商品に利用されていたら、これほど悔やむことはありません。

可愛らしいからといって、安易に子どもの写真をフェイスブックやLINEに載せないことです。

 

21容赦のないいじめ写真、いじめ動画

Q21子どもがいじめられている映像がネット上に出回り困っています。それを撮影した少年たちからは謝罪してもらい、処罰もしてもらいましたが、映像が勝手に出回ってしまいました。どのように対処したら良いのでしょう?

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A 映像による子どもたちの悪ふざけ、いたずら、いじめはより陰湿となってきました。

友だちを撮影して、みんなで笑いものにしたり、友だち同士の喧嘩を撮影して喜んだり、衣服を脱がして写真に撮り、困っている姿をLINEに載せて楽しむ。最近では「公開処刑」と銘打って、ネット上で公開した中学生が逮捕された事件があります。

こうなると個人的な楽しみに終わらず、その写真や映像は人の手から手に渡り拡散していきます。いたずらした本人が反省して対処しようにも、その画像は勝手に世界中に広がっていきます。

ネットの恐ろしさを子どもたちは知りません。

10人のメンバーがいれば100人へ、その一100人が1000人、100万人へと広がっていきます。それがやがて世界中に広がれば、何億人に広がるというのも大袈裟な表現ではありません。ネットは一瞬で不特定多数へ、しかも世界中に個人のプライバシーや情報が流出してしまうのです。

どのような処罰かはわかりませんが、ネット上の削除請求などをしなければくい止めることはできません。

完全なる解決とはなりませんが、まず警察に被害届を出すことで問題が明確にとなり、迅速な対応をしてくれるはずです。

「プライバシー侵害」「名誉棄損」「損害賠償請求」だけでなく、刑事事件として扱われるべき被害です。

 

22恐ろしいネットストーカーたち

Q22 何度もお断りしているのですが、知らない人からメールが入ります。無視したり、「やめてほしい…」と言ったら、もっと激しくメールが来るようになりました。無視では収まらないので恐ろしくなってきました…。いつも誰かに見張られているような怖さです。

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A フェイスブックやSNSで知らない人から声をかけられたことはないでし  ょうか?しつこくメールしてくる相手、返信しないのにメールを送り続ける知らない相手。「もう、連絡しないでください」などと伝えると、余計にメールを送りつけてくる相手。

これらは「ネットストーカー」と呼ばれる者たちで、ネット上で嫌がらせをします。

やがて、それがネット上に留まらず、自宅や仕事場まで来て待ち伏せするようになります。

一番怖いのは相手の顔が見えないことです。

もしかするとすぐそばにいるかもしれません…。

知らない場所から見ているかもしれません…。

 

昔あった「不幸の手紙」のように、匿名で誰だかわからない者からの嫌がらせや脅迫が、現在はネット上で頻発しています。

また、女性だけが被害に遭うのではなく、男性にもストーカーが現れてきました。
フェイスブックの場合、登録するときに「実名」「趣味」「電子メールアドレス」を記入しますが、「顔写真」や「勤務先」など、入れてはならないものまで載せている人がいて、これらの情報がストーカーを発生させるのきっかけになっていると考えられます。

さらに、フェイスブックでは2つの位置情報が登録できます。

 

1つ目はGPS機能を使って位置確認ができること。

2つ目は、コンピューターのIPアドレスから位置情報が取得できることです。

1家に2台から5台のケータイを持つ時代ですから、家族全員のケータイを確認する必要があるでしょう。もし、登録している位置情報が、第3者でも閲覧できるような状態であるならば、「プライバシー設定の変更」と「閲覧制限」「投稿内容の削除」が必要だと思います。

著作権協会オリジナルラインキャラクター©NPО japan copyright association

特非)著作権協会です。みなさまご愛読感謝申し上げます。

今回は100回目、100作品目となりました。
【100回記念特別号保存版】と題して、本日は2作連続投稿となりました。
毎回、ワンテーマだけで書ききれないほど、この著作権問題は深く、広く、5000文字~6000文字以内に収めているつもりなのですが、実際は長くなってしまいます。

皆様にはご勘弁を願いながら、100回記念からさらに200回記念を目指すように頑張っておりますのでどうかよろしくお願いします。

この著作権問題、大概の人たちは「むずかしい!」といいますが、
どうして難しいのか私にはわかりません。

難しく考えすぎたり、法律や理論ばかり、専門家、法律家、弁護士、弁理士、行政書士さんたちの文章が難しすぎるために誤解を生んでいるのかもしれません。

でも、著作権はたった3つのことだけ注意をすれば何も問題はありませんし、難しく考えたり、頭を悩ましたり、怖れる必要もありません。

1.人のものを無断で勝手に使わないこと。

2.人のものを使う場合は必ず許可をもらうこと。

3.人のものを使う場合は「引用の定義」に当てはめて利用すること。

これだけ守れば何も問題はありません。

また、自分の作品が勝手に許可なく使われた場合、許可をちゃんと求められた場合、とではまるで違うことがわかるはずです。


注意、注意、要注意です。



いじめにあって悲しくなったり、
死ぬことを考えるほど困ったりしたら

〈24時間いじめ相談ダイヤル〉 0570-0-78310(電話)
自殺対策支援センター ライフリンクhttp://www.lifelink.or.jp/hp/link.html

全国どこからでも、夜間・休日を問わず、いじめ等の悩みを相談できます。


 
■警察庁:インターネット安全・安心相談

http://www.npa.go.jp/cybersafety/

http://www.npa.go.jp/cyber/

■各都道府県別相談(サイバー犯罪)

https://www.npa.go.jp/cyber/soudan.htm

■文部科学省

「24時間いじめ相談ダイヤル」 0570-0-78310

http://www.mext.go.jp/ijime/detail/dial.htm

総務省電気通信消費者相談センター

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/top/madoguchi/tushin_madoguchi.html

法務省 人権侵害の窓口

http://www.moj.go.jp/JINKEN/index_chousa.html

 ■インターネットの人権相談

http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200808/3.html

 

相談できる内容:インターネット人権相談受付、みんなの人権110番など、人権相談窓口があります。インターネットによる人権侵害のほか、様々な人権問題についても相談を受け付けています。

■インターネット人権相談受付窓口
パソコンからの相談はこちら / 携帯電話からの相談はこちら

全国共通人権相談ダイヤル(みんなの人権110番)
電話:0570-003-110(ゼロゼロみんなのひゃくとおばん)
最寄りの法務局につながります。

子どもの人権110番(フリーダイヤル)
電話:0120-007-110(ぜろぜろななのひゃくとおばん)
「いじめ」や虐待など子どもの人権問題に関する専用相談電話です。

女性の人権ホットライン
電話:0570-070-810(ゼロナナゼロのハートライン)
女性の人権問題に関する専用相談電話です。

内閣府 

児童虐待、いじめ、ひきこもり、不登校についての相談窓口

http://www8.cao.go.jp/youth/soudan/map.html

国民生活センター

http://www.kokusen.go.jp/map/

相談できる内容:消費生活全般に関する苦情や問い合わせ。高額請求、ネット詐欺など

JADMA通販110番

http://www.jadma.org/DM110/index.html

  相談できる内容:通信販売のトラブル全般

違法・有害情報相談センター

http://www.ihaho.jp/

相談できる内容:インターネット上の違法有害情報相談窓口

迷惑メール相談センター

http://www.dekyo.or.jp/soudan/

相談できる内容:迷惑メール全般

セーフライン/一般社団法人セーファーインターネット協会

http://www.safe-line.jp/

■通報フォーム

https://www.safe-line.jp/report/

  できる事:違法・有害情報を通報→場合によっては削除

■インターネット・ホットラインセンター http://www.internethotline.jp/

相談できる内容:インターネット上の違法・有害情報の通報受付窓口

 ■一般財団法人インターネット協会 http://www.iajapan.org/hotline/dantai/1-039.html

  相談できる内容:インターネットのルール&マナーに反すると思われること ■著作権情報センター/著作権相談室 http://www.cric.or.jp/counsel/index.html#soudan

相談できる内容:著作権全般

web100

http://www.web110.com/

google情報削除の通報フォーム

https://support.google.com/websearch/troubleshooter/3111061?hl=ja

検索結果から削除してもらう場合の通報フォームです。必ず削除されるとは限りませんし、元のサイトの情報はそのままです。元サイトが削除されなければ、さらなる情報拡散もあり得ます。

Twitterの不適切画像の報告窓口 https://support.twitter.com/forms/cse

 


※特非)著作権協会おすすめ電子書籍〈~激化、僭状するネットいじめから、子どもたちを守り、救うための法的制裁~「ネットいじめ撲滅著作権」①〉全3巻まで好評発売中!note記事には書ききれない物語満載。お時間がありましたらお読みくださいね。下記を検索して見てください。

 
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