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お酒 記事まとめ

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日本酒、ワイン、ビールなど、お酒について書かれたすてきなnoteをまとめていく公式マガジンです。
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2022年3月の記事一覧

私は酒が飲めない。飲んだらすぐに顔が赤くなって動悸、頭痛が出てしまう。要するに弱い人。アルコールの分解する酵素は遺伝の為、強い弱いは人によって個人差がある。家族はみんな強いのだが、私は極端に弱い。だが、家族を含め、知り合いなど周りが酒豪だらけの中で育ってきたので、この酒は美味い、不味いと言う評価は良く聞いてきたし、酒豪と話を合わせるには酒の知識もいるので、勝手に身についた。そんな中で友人や知り合い、大切な人に自信を持って勧められる酒がある。それが・・・

¥500

「アサヒビール東京工場の跡」(アサヒスーパードライ誕生の地)

ビール戦争勃発の地、今はショッピングセンターに★ジャンル【産業】  ★場所 大田区大森北2-13 ★最寄駅 JR、東京メトロ駅 ★碑文 「東京工場は当地で昭和37年に創業を開始し平成14年に神奈川県南足柄市へ移転しました また昭和62年にはアサヒスーパードライが当工場から誕生しました 長年にわたる皆様のご愛顧にご支援に感謝申し上げます」 ★解説  JR大森駅の東口から徒歩数分。かつては巨大な工場が立ち並んでいましたが、今はすっかり様変わり。大きな商業施設やオフィスビルが並

豊橋出身4人のブリュワーがつくる、地域密着の第3弾クラフトビールの魅力に迫る。

こんにちは。 愛知県豊橋市在住の編集・ライターの岩下加奈です 以前noteで、クラフトビールで地域を盛り上げる豊橋出身の4人のブリュワーたちのインタビュー記事を載せました。 また、東海エリアの暮らしのウエブメディア「ライフデザインズ」でも詳しく紹介をしました。 https://life-designs.jp/webmagazine/toyohashi-city-craft/ 豊橋を愛する4人のブリュワーたちがつくる、オリジナルクラフトビールのプロジェクトに密着しました

ビアテイスター認定講習会のススメ (講師として)

札幌の Beer+MaltWhisky バー「Maltheads」(モルトヘッズ)です。 2月20日から、「まん延防止」の煽りを受けお店を1か月休まざるを得ませんでした。 しかしその間に、ビアジャッジとして横浜で開催の「ジャパン・グレートビア・アワード」で審査をし、札幌ではJBPAの「ベルギービールKAISEKI(会席)アドバイザー」の講習を受けて、ビール経験値がまたいくつも上がりました。 その中でもメインは、3月12日に行われたJCBAの「ビアテイスター講習会」に講師と

クラフトビールを自家醸造【魚金醸造】@渋谷

渋谷マークシティ2階(と言っても、マークシティの2階からは行けない)にある【魚金醸造(うおきんじょうぞう)】。 なんとこちらでは店内でビールを醸造。 しかも”1時間1100円(税込)の飲み放題”をやっているということで、どんなもんか行ってみた。 この飲み放題には時間以外にもいろいろ注意書きあり。 お通しの他、サービス料も取られるようだ。 そんなお通しは、魚金なので海鮮系かと思いきや、チャーシューとうずら卵。:450円 (左)麦雨 レッドIPA 5.0%: (右)Ran

「ノンアルでワインの休日」をテイスティングして思ったこと

はじめにサントリーから発売されたばかりの「ノンアルでワインの休日」 飲食店での酒類提供が制限されて以来、国内でも一気にノンアルコールドリンクへの関心が高まり、今までは飲んだことがなかったノンアルコールワインやビールを体験された方も多いのではないでしょうか。 私もこれまではやはり、比較的アルコール飲料に特化したサービスを提供しており、必要性を感じていながらも、ワイン等に比較するとノンアルコールに対する意識はそこまで高くはなかったため、今一度しっかりと向き合うようにしました。

¥200

農業と醸造が1つになる!遠野産大麦を使用したビールをリリースします

こんにちは。"醸造する料理人"有賀です。 遠野に来て丸2年が経とうとしています。これまで様々なビールを仕込んできましたが、人生初のオリジナルビールを醸造しました。今回はそのビールができるまでの過程や思いについてまとめてみたいと思います。 1. ビールができた背景 この地「遠野」で料理をするにあたって、今でもいろんな作物の生産者や漁師さんのもとへ足を運んでいます。その中で出会ったのが、「遠×農」という若手農家チームでした。 24〜29歳と若手農家でありながら、それぞれが目

【白金酒造の和っていい話】 おれは焼酎の本格派右腕

蔵人です。 皆さまが愛飲されている白金酒造の焼酎の裏ラベルをご覧ください。 品目︰本格焼酎そう、私達白金酒造は本格焼酎を造っている蔵元です。 本格焼酎は「単式蒸留焼酎」というカテゴリーに属します。 これは麹と水と原料を加えて発酵させたもろみを単式蒸留機で蒸留したお酒で、アルコール度数45度以下のもの。 伝統的な製法で原料や酵母由来の香味がでやすいという特徴もあります。 そして次の条件に該当するお酒のことを本格焼酎と呼びます。 ・水以外の添加物(砂糖、着色料など)が入

ワインも食もまとめて旅できる、つくばのワイナリーめぐりの魅力

茨城県つくば市をご存じでしょうか? 県南地域に位置する市で、都内なら秋葉原駅や北千住駅からつくばエクスプレスに乗ると、60分もあれば中心地にある「つくば駅」に到着します。 古代から名峰として信仰を集めた筑波山の麓に広がる田園地帯は、豊かな古の人々の生活を想起させる一方で、駅周辺は機能的に街が作られ、さながら近未来都市のような趣があります。さらに、つくば市が目指す未来型教育も注目され、移住者も増加。人口減少が問題視されている日本にあって、30年以上人口が増え続けている自治体で

【満足度95%】ビール女子が手掛ける「オンライン社内イベント」の全て

皆さん、ビールはお好きですか? 全国各地のコンビニやスーパーでさまざまな種類のビールが気軽に飲めるようになり、その選び方や楽しみ方も多様になってきました。 私達が考えるビールの魅力は、“ビールが人をしあわせにする飲みもの”だということ。1日の終わりの癒しになったり、時には人と人をつなぐコミュニケーションツールになったり、ビールは人それぞれにしあわせな時間を届けてくれます。 ビールを通じて笑顔になる人を少しでも増やしたい。「ビール女子」は、そんな気持ちで日々様々な活動を行

農林水産大臣賞を受賞した「たぁ坊の原木しいたけ」を七輪で焼いて白岳しろで流し込んだ瞬間、あまりの美味しさにむせび泣いた話でもしようか【旅する米焼酎 SHIRO×KUMA#2】

白岳しろと最高にマッチする究極の食材に辿り着いてみたい…。 そんな想いを叶えるためにスタートしたのが、旅する米焼酎 SHIRO×KUMA(しろくま)。白岳しろ(SHIRO)に合う絶品食材を探しに熊本県内や人吉球磨(KUMA)を旅する美味しい企画です。 今回紹介する絶品食材は、「たぁ坊の原木しいたけ」。 多良木蒸留所から車で30分の距離に位置する多良木町槻木(つきぎ)集落のクヌギ原木で栽培されたしいたけで、令和3年に開催された第54回全農乾椎茸品評会で最優秀賞にあたる農林

『グリド甲州 2021』

ようやく『グリド甲州』の新ヴィンテージを瓶詰めいたしました。 山梨県産の甲州ブドウを丁寧に醸造し、”白ワイン「甲州」を日用へ”という父の想いが込められたワインです。 2021年産も皆様に愛されるワインとなりますように🌼 先月、ロンドンでグレイスワインの甲州に合わせるフードマッチイングの大会が開催されました。 最優秀賞に輝いたのは、鯖のお料理でした。甲州は青魚(鯖)でも全く違和感なく受け止めることができる懐の深いワインです。 『甲州 菱山畑』の味わいの厚みが松の実やリエッ

日本酒「貴」と焼き鳥のペアリング

はじめに約2年ぶりの開催となった、永山本家酒造場の永山貴博さんとのコラボレーションディナー。 前回は蕎麦と和食の店「雷庵」での開催でしたが、その時はコロナの波が押し寄せ始めていた頃、その数ヶ月後には、最初の緊急事態宣言が発令されました。 それから苦しい時代に突入し、ようやく光が見え始めた今年のお正月。私の地元である山口県へ久しぶりに帰省した際、貴さんと直接お会いし、一緒に「貴」を味わいながら語り合いました。 その時、「コロナを機に考え方が変わった点がある」と、これまで以

¥200

天盃 × SHOCHUX が届ける新たな焼酎体験

今回は、SHOCHU Xの第3弾商品「凜和」の製造元である天盃の5代目多田匠さんに、弊社代表の橋本とともに「凜和」誕生の経緯や商品に込めた願い、更には両社が目指す焼酎の未来について伺います。 「世界に誇れる本格むぎ焼酎を」 天盃の挑戦 ─ まずは、天盃についてお伺いします。 多田(天盃):天盃では、地元の大麦を100%使った本格むぎ焼酎をずっと作っています。実は天盃のある福岡は、国内でも有数の収穫量を誇る大麦の産地なんですよ。なので海外産は一切使わず、地元でできた本当に