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ミュージカル・オペラ 記事まとめ

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ミュージカルやオペラについて書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#ミュージカル」「#オペラ」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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#映画

ジョーカー フォリアドゥ から遡るミュージカル映画

ミュージカルってなんで急に歌い出すん? フォリアドゥは興行的に大コケ。 世界的に売れてないそうですが、 日本人ってミュージカルあんまり好きではないのでは?... というのも、タモリはミュージカルが嫌いで有名だそうです。最近知りました。 嫌いな理由は「なぜ急に歌い出すのか?」です。 きっと、こんな理由でミュージカルを見ていて恥ずかしくなる日本人も多いのでしょう。 鬱ミュージカル映画の「ダンサーインザダーク」でこんな台詞がでてきます。 「ミュージカルってなんで急に歌いだす

ジョージ・スティーヴンス監督 『スイング・タイム(有頂天時代)』 : 優美なるダンスの特権性

映画評:ジョージ・スティーヴンス監督『スイング・タイム(有頂天時代)』(1936年・アメリカ映画) なぜ、この映画を見てみようと思ったのか。それは、以前に紹介したウディ・アレン監督の『カイロの紫のバラ』(1985年)のラストに、この映画が登場したからである。 『カイロの紫のバラ』のヒロインは、亭主がグータラ者の遊び人のために、やむなくウェイトレスの仕事をしているものの、もともとが夢見がちな映画キチガイで、ウェイトレスの仕事は半人前という、パッとしない主婦である。 そんな彼

ジョーカー2見てきたよ(ネタばれ注意)

1,はじめに ジョーカー2を見てきた。 1は銀幕ではなくアマゾンプライムで見たのだが、迫真の演技と細部までこだわり抜いた演出に、時間を忘れて画面に集中していた。 そして今回は劇場スクリーンでジョーカー2を鑑賞する。 ジョーカーことアーサーを演じるホアキン・フェニックスと、音楽界のビックスターであるハーレイ・“リー”・クインゼルを演じるレディ・ガガらがストーリーを展開していく。 控えめに言っても面白くないはずがない。 私は映画の視聴後にスマートフォンを開き、ジョー

旅と音楽と私の風景② 〜クラッシック音楽との出会いは映画Amadeus(アマデウス)〜

こんにちは! 前回の「旅と音楽と私の風景①NY編」 に沢山のいいねを頂きとても嬉しいです。 自己満足の日記ですが、 見知らぬ方に読んで頂けるとは 何と光栄な事でしょう。。 今回は、、、 「クラシック」と「オペラ」を 2回にわたりお届けしたいと思います。💕 寒くなってきましたね、冬は温かな劇場で オペラを見にいきたくなるのです。 オペラとの出会い私の始めてのオペラとの出会いは高校生の時。 授業の一環で新国立劇場に行き、 プッチーニの代表作 La bohème (ラ・ボ

『明日のことは分からない だから毎晩が舞台の初日であり千秋楽でもある』

【ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢】 久々のドキュメンタリー映画でした!! 序盤は退屈だなぁと思ってましたが、オーディションが進むにつれ、目が離せなくなっていきました。夢追い人達を追う映像作品です。 世界中で愛され続ける大ヒットミュージカル、コーラスライン。16年ぶりにブロードウェイでの再演が決まり、オーディションが開かれます。19人の役に対して応募は3000人を越えました。審査員には、初演時の役者やスタッフもいます。最終選考までの8ヶ月、人生をか

#おすすめ名作映画14選

noteが提案してくれている企画、期間中にテーマにそった4つの記事を書くと抽選で10名さまにプレゼント! わたしはアメリカ在住だし、もし当選したら姉妹の家にサプライズで贈りつける予定だ。 手馴しのトレーニングとして書いているので、読み流し程度にみてもらえるとうれしい。 第二段は、 #おすすめ名作映画 父親が映画オタクで小さい頃から家のテレビはずっと洋画だった。日本映画ではなく洋画。そして字幕が鉄板の父。 何度も同じ映画を流したりしていたので、バック・トゥ・ザ・フュ

2024SSマルジェラ解説:ジョンガリアーノ最後のマルジェラ

ガリアーノは 何処から何処へ亡命したのか? こんにちは,大阪なんばにある高級セレクトショップ「Gallery」社長のSNSスタッフです。 日本で最も古くからジャンポールゴルチエと共に歩んできた当店の歴史はこちら! X(旧Twitter)は毎日更新中! 2024年春夏,MAISON MARGIELAアルティザナルのショーはご覧になりましたか? ジョン・ガリアーノ最後のマルジェラです。 このショーの最初,歌唱が終わった後にショートムービーが流れます。 橋のたもと,激しくタン

音楽ファンタジー映画「はじまりの日」2024年10月11日公開!#224

今週10月11日(金)より、映画「はじまりの日」が上映開始となります。 先日、10月5日(土)に名古屋で先行上映がされたと、草野球をご一緒している方から教えていただきました。 今週末に時間をつくって観に行きたいと思います。 先行上映を観ておすすめしていただいた方が言っていたおすすめポイントが、 「底辺から這い上がっていく姿に、勇気が出る作品」 とのことでした。 主演によるミュージカル作品予告編を観ていると、ミュージカル映画のように 弾き語りで歌うシーンもあるよう

【ジョーカー2】を三幕構成で読み解く【フォリ・ア・ドゥ】

#ネタバレ 結末まで語るので、本編を未見の方にはブラウザバックを推奨します。 まずは、物語を三幕8場構成に分解します。 一幕1)あの事件から2年間、精神病院の重病患者が収容されるE病棟でアーサーは慎ましく暮らしてきた。もうすぐ始まる裁判で弁護士は精神疾患で多重人格だから責任能力は無いという抗弁で無罪を勝ち取ろうとしている。一方で原告側の検察官はハービー・デントである。 2)アーサーは模範的な生活態度が認められて例外的にB棟での合唱団への参加を認められる。これは看守が付

待ち焦がれていた36年ぶりの続編!ポップでダークなファンタジーコメディホラー第2弾「ビートルジュース ビートルジュース」現在上映中【ホラー映画を毎日観るナレーター】(662日目)

「ビートルジュース ビートルジュース」(2024) ティム・バートン監督 ◆あらすじ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 死後の世界で「人間怖がらせ屋」を営む推定年齢600歳のビートルジュースは、かつて結婚を迫るもかなわなかったリディアのことをいまだに忘れられずにいた。リディアは自身の霊能力を生かしてテレビ番組の司会者として活躍しているが、私生活では一人娘アストリッドとの関係に頭を悩ませている。アストリッドは幽霊の存在を信じておらず、母の霊能力もインチキだと思って

きみーの名は 藤原義江

今書いているものの資料で購入した『藤原義江』の本。 残念がら、期待した資料は掲載されていなかったが……。 藤原義江、と、言われても、誰?という人が多いだろうが、まぁ、大正時代〜昭和時代の大人気だったオペラ歌手だ。 1976年に77歳で亡くなっている。 父親がスコットランド人で、母親が日本人の芸者で、庶子である。 幼い頃に、父親に会いに行くように母から汽車の切符を渡されて、貿易商をしている父の仕事場に行き、そこで握手をしたあと、「サヨナラ」と言われて帰った日、その時の衝撃が

【映画】『雨に唄えば』はいつも元気をくれる

今日は大好きな映画の話をひとつ。 人生で大切にしたい映画が何本かある。そのうちの1本がこの『雨に唄えば』だ。 あまりにも有名すぎるタイトルとテーマソング、子供ながらにいつか観たいなと思っていたのだが、初めて観たのは中学生の時だったように思う。 その頃から洋画にハマっていたので、いわゆる名作と呼ばれるものはすべて観たい欲求が強い時期でもあった。 本作の魅力はなんといっても主役ドンを演じたジーン・ケリーだろう。初めて観た時の衝撃は計り知れない。 絵に描いたようなアメリカ的

ハッピーエンド最高☆ ~ PRETTY WOMAN The Musical ~

ブロードウェイ。 海外に行く予定が無いので、縁も無いと思っていました。 んが、向こうから日本にやって来てくれた上に、知っているストーリー。 これは字幕表示で字幕が追えなかったとしてもイケる! 思い切ってブロードウェイを感じようとポチっとして、新国立劇場へいそいそと出掛けて来ました。 恐らくネタバレも何もなので、シュっと書きます! これからご覧になる方、御安心ください。 舞台の両サイドに字幕があります♪ (安村さん?とか聞こえない) ものすごーーーく、ざっくりし

イギリス生活22週目ふりかえり

イギリス生活22週目かつ、急にメルヘンチックなサムネイル。 今週はミュージカルと英語のアクセントの分析記事になった笑 これまでのふりかえりはこちら↓ 1週間のスケジュール◯土曜 本日は起床後、身なりを整え、以下の記事作成や仕事についてのまとめなどを行う。 午後からは、イギリスでできた友人からサッカーの試合に招待されたため、参加することにした。 会場はイーストロンドン。プレミアリーグのウエストハムユナイテッドの本拠地に近い場所だ。 駅前には巨大なショッピングモール