オタクペンギン(社長)@ラノベ編集者&経営者

起業家になって10年目のオタクなペンギンです。現在30才。京都出身大阪在住。 出版プラットフォームBookBaseの運営代表をしています。面白いラノベを創るために今日も頑張ります。

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起業家になって10年目のオタクなペンギンです。現在30才。京都出身大阪在住。 出版プラットフォームBookBaseの運営代表をしています。面白いラノベを創るために今日も頑張ります。

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日本に必要なことを考えたら出版業界を変革することだった話

BookBaseの代表、オタクペンギン(社長)です。 この度、WiLという日米に拠点を持つベンチャーキャピタルさんに2.5億円出資をしていただきました。現在、セカンドクローズを目指して、合計で最大2.94億円の調達を目指して絶賛動き中です。 プレスリリースはこちら! 資金調達自体はあくまでもスタートラインに立っただけで、事業を大きくして売上と利益を押し上げるのが企業の至上命題ですが、スタートアップの数少ない注目イベントでもあるので、この機会に長文noteを書いて公開しよう

    • 才能とはなにか。

      問い『才能とはなにか』自分は才能があるのかどうかと悩んだことがあるのは僕だけではないと思います。 そのなかで『才能』ってなんだ?っていう疑問にぶち当たるのもあるあるだと思います。そして、才能人はそもそもそんな疑問を持つ前に成果を上げるので、こんなことを疑問に思っている時点で凡人なのだろうと絶望するのが普通なわけですが、さて。 ちなみに『才能』というのを辞書で引くと らしいですね。 辞書で引くって大事なことで、頭の良い人ができる限りフラットな解釈にしてくれているので、悩んだ

      • ダンガン文庫の刊行に向けて

        皆様、いつも温かい応援を頂きありがとうございます。 株式会社BookBase代表取締御役社長 兼 ダンガン文庫編集長のオタクペンギン(社長)です。 ついに去年から準備していた電子書籍主体の独自ライトノベルレーベル『ダンガン文庫』が始動となります。 それに際しまして、改めてBookBaseの代表兼編集長として、少しでもなにか話題になれば嬉しいなということもあり、心持ちなどを書かせてもらえればと思います。 僕はラノベが大好きです。 16年前に出会ったときからずっとそうですし、

        • 自己嫌悪から始まる『渇望』の話。

          2024年最初のnoteがこのタイトルってなかなかキレッキレな開幕ですが、ちょっと久々に自分を振り返る機会がありまして。 最近あまりこういう話を外に出すこともなかったので、書いておこうかなということで残します。 まず、初めて僕の記事を読むって人や、意外に知らないって人もいると思うので自己紹介を簡単に書きます。 オタクペンギン社長、今年で31歳になります。 経歴的には大学受験を失敗しまくって二浪した結果、なぜか進学もせず就職もせず『一発逆転起業家ルート』を進むぜ!って考えて

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        • 野良起業家の経営日記
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        • BUSINESS
          2本
        • Web小説を本気でレビューしてみたシリーズ
          2本

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          エンタメでスタートアップをする僕が思う、エンタメへの期待の話。

          2022年以降、エンタメ全般に対しての期待値が高まっているような肌感覚があります。 僕はライトノベルを主軸とする、たぶん日本で唯一のラノベ出版社スタートアップを経営しながら、編集者もやってる者です。 僕が根を張るスタートアップの領域において、大きなトレンドは度々変わりつつあるなかで期待値の持てる企業というのは以前からそこまで変わっていないと思います。ざっくりいうと。 ①海外市場で勝てそう ②売上・利益が指数関数的に増える ③中長期において需要が発生し、増加する商材 い

          エンタメでスタートアップをする僕が思う、エンタメへの期待の話。

          BookBase第三章!資金調達とその先の話。

          はじめに noteのほうではお久しぶりになりました。 BookBase代表のオタクペンギン社長です。 この度、BookBaseとして大きな一歩となる資金調達が完了しまして、ようやく次のステップである第三章がスタートできるという形になりました。🐧いえーい! ↓プレスリリースがこちら↓ 改めまして、出資をご決断いただきましたマイナビ様には感謝を申し上げつつ、しっかり結果で返していければと思います! そして、それにあたりましてこれからBookBaseがなにをしていくつもりなの

          BookBase第三章!資金調達とその先の話。

          🎉2022年の総括!BookBaseが目指す新たな出版の未来🎉

          はじめにこんにちわ。 株式会社BookBase代表取締役社長オタクペンギン(社長)です。 早いもので、2022年ももうすぐ終わりますね。 いやー、無事今年も1年生き抜けたことをまずは誇りに思いつつ、相変わらず多くの方に助けていただいた1年でした。 本当にありがとうございます。 ありきたりすぎて、もはや一周回った逆張りでは?というわけで、今回は2022年の振り返りをいろいろと書いていきます。 僕を含め、弊社はわりと明け透けな企業なので結構いろんなところで断片的に喋ってはい

          🎉2022年の総括!BookBaseが目指す新たな出版の未来🎉

          BB小説家コミュニティ第6期運営振り返り記事!

          はじめに こんにちわ! 株式会社BookBase代表のオタクペンギン(社長)と申します。 弊社はBookBaseというオンラインで電子小説を販売するプラットフォームを運営する新進気鋭の出版社なんですが、その一環として展開している『すべての作家さんたちの創作を加速させる』をコンセプトとしたBB小説家コミュニティというものをやっています。 すでにスタートしてから2年以上経過してまして、6期目を迎えています。 ※3ヶ月ごとに消滅して1ヶ月募集期間になるので、一年間で3期実施する

          BB小説家コミュニティ第6期運営振り返り記事!

          発注者からすると、そこまでお絵描きAIは魅力ではないという話

          はじめに こんにちわ。はじめまして。 僕はBookBaseという小説をメインに自社で制作から販売までやっているオンライン出版社を運営している経営者です。 最近、Twitterなどで瞬時にイラストをAIが生成してくれるサービスが話題で、イラストレーターさんたちが不安になっているような話が散見されます。 たしかにAIの技術発展は目を瞠るものがあるなぁと思いつつ、イラストレーターさんたちにイラストを発注する側からすると『うーん?』って感じで、これでイラスト発注のコストが下がるぞ

          発注者からすると、そこまでお絵描きAIは魅力ではないという話

          BookBaseがWebtoonの原作供給をやる理由

          はじめに はじめまして。 株式会社BookBase代表取締役社長、オタクペンギン(社長)と申します。 この間、ついにWebtoon制作スタジオである『KnockToonスタジオ』様と業務提携をさせていただき、Webtoonの原作を弊社の編集者とBB小説家コミュニティに所属する小説家の方々を中心に供給させていただくこととなりました。🐧<わーい。 これについて、そもそもどういう意図があるのかなどツラツラと書かせてもらおうと思います。 ちなみに、公式のプレスリリースはこちらで

          BookBaseがWebtoonの原作供給をやる理由

          いい加減、TOYOTAを超える企業を作ろうぜという話

          こんにちわ。 株式会社BookBaseの代表オタクペンギン(社長)と申します。 最近、世の中いろいろと物騒なニュースが飛び交う毎日ですが、僕が生まれてからってあんまり楽観的に生きるのが難しい国となっているのが今の日本なんじゃないかと思うんですよね。 僕は今年で29歳なんですが、正直ここから日本という国にとって明るい未来が待っているとは思えてないですし、少しずつ減っていく椅子取りゲームに勝ち残らないといけないのが僕らの世代だと思ってます。 が、やはりできればこういう暗澹た

          いい加減、TOYOTAを超える企業を作ろうぜという話

          IP(知的財産)になる作品と、ならない作品の違いとは?

          はじめに こんにちわ! 小説プラットフォームBookBaseを運営しています、オタクペンギン(社長)です。 ウチみたいな小説などのコンテンツ系の仕事をしていると、IPという言葉をよく聞きます。 IPとは、Intellectual Property(インテレクチュアル プロパティ)の略称でいわゆる知的財産のことです。まぁこれは法律的な解釈で、コンテンツ業界だと『版権』とかって言ったほうがわかりやすいですね。 言ってしまえば、マリオとかミッキーマウスみたいなキャラクターとかが

          IP(知的財産)になる作品と、ならない作品の違いとは?

          画像生成AIから考えるイラストレーターの真価という話

          はじめにこんにちわ。 株式会社BookBaseのオタクペンギン(社長)です。 8月に入ってから、コンテンツ業界を賑やかしている話題の一つである『Midjourney(ミッドジャーニー)』。 こちらは画像やイラストを自動的にAIが書いてくれるソフトでして、以前からAIが書いた絵というのはちょくちょく話題になっていました。 が、精度が怪しく不気味なものが多かったので、AIに芸術は生み出せないという考えが基本だったわけです。しかし、Midjourneyの登場でその成長ぶりに驚

          画像生成AIから考えるイラストレーターの真価という話

          BB小説家コミュニティ第5期参加者レビュー!まとめ

          こんにちわ! 株式会社BookBaseのオタクペンギン(社長)と申します! 弊社が三ヶ月おきに開催しているBB小説家コミュニティの第5期が2022年4月1日〜6月30日までの期間で無事終了しました! 今回もものすごく盛り上がったんじゃないかなと思います。 第6期の募集も7月10日〜25日までの間で行いますが、それにあたって第5期に参加して頂いた方に体験レビューを書いて頂きました。 直接頂いたものやTwitter等で見つけたものを張っていこうと思いますので、気になっている方

          BB小説家コミュニティ第5期参加者レビュー!まとめ

          BB小説家コミュニティ第5期振り返りと第6期の話

          こんにちわ! 株式会社BookBase代表のオタクペンギン(社長)です。 弊社はBookBaseという小説の販売プラットフォームを運営しているオンライン出版社で、日本の小説/ラノベをもっと盛り上げて原作として世界中のコンテンツプラットフォームに供給するんじゃい!っていうのを目的に動いている会社なんですが、その一環として希望するすべての作家さんがプロの編集者から作品への感想をもらうことができる『BB小説家コミュニティ』という作家さん向けのコミュニティを運営しています。 3ヶ

          BB小説家コミュニティ第5期振り返りと第6期の話

          ただのオタクが、出版社をつくった話。

          はじめにこんにちわ。 出版プラットフォームBookBaseの代表オタクペンギン(社長)です! この度、ついにBookBaseにてコンテストから選び抜いた作品を編集部にて編集、校正を行い、さらに表紙を含めたパッケージングを行った公式作品が発売となりました!🐧<いえーい! とりあえず、どんな作品なのかを見てもらおうと思います! 発売になった3作品✨最優秀賞✨ タイトル:崩壊世界のアノミーは心の在り処を示せるか 価格:660円(税込) 著者:しろいるか Illust:旅行

          ただのオタクが、出版社をつくった話。