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いい加減、TOYOTAを超える企業を作ろうぜという話

こんにちわ。
株式会社BookBaseの代表オタクペンギン(社長)と申します。

最近、世の中いろいろと物騒なニュースが飛び交う毎日ですが、僕が生まれてからってあんまり楽観的に生きるのが難しい国となっているのが今の日本なんじゃないかと思うんですよね。

僕は今年で29歳なんですが、正直ここから日本という国にとって明るい未来が待っているとは思えてないですし、少しずつ減っていく椅子取りゲームに勝ち残らないといけないのが僕らの世代だと思ってます。

が、やはりできればこういう暗澹たる気持ちで生きるよりは、未来に希望を持っていたいよねというのがありますし、日本捨てて海外にーっていうのもなんかね。普通に寂しいよねと思うわけです。

じゃあ、どうしたらいいんだろうかと思うと結局のところ日本にあるほとんどの問題は『お金』で解決できるわけです。

というわけで、今日は僕らの世代がいい加減なすべきこととはなんぞやという話をしようと思います。

お金で解決できる簡単な世の中

昨今、色々と社会問題はありますよね。
少子高齢化とか、気候変動とか、エネルギー問題とか、社会保障とか。

で、日夜いろんな話し合いが行われているわけですけど、これらも結局はみんなにお金がないから問題になっているよねと思うんですよ。

僕の世代でも、結婚して子ども作らないのってなんなのかっていうと、お金ないからだし、将来自分の生活ですらどうなっているかわからないからってだけなんですよね。

エネルギーとかも同じで、おそらくエネルギーの枯渇と環境維持を考えると核融合技術とかが答えになりそうな気配ですけど、それも開発費と基礎研究にお金をちゃんと出してリスク取っていけば実現できる問題です。

最近は、資本主義が問題とかよくわからない話もありますが、ほとんどの問題をお金で解決できるという点で、ビバ資本主義だと思います🐧格差問題も税金でちゃんと再分配されてるしね。

しかし、根本的な問題として日本はお金稼ぐの下手くそなんですよね。

みんな本気でお金稼ぎしてない国、日本。

生産性って言葉がありますが、僕はもっとわかりやすく『お金稼ぎ』っていうのが好きです。

で、日本ってお金稼ぎに全力出してる人って全然いないなーと思うんですよね。

会社員だろうが、経営者だろうが、自営業だろうが、みんなやることは一つで『お金稼ぎ』なわけです。

でも、このお金稼ぎを意識して仕事してる人あんまりいないんですよね。
本来であれば、会社の売上を増やすことで自分の取り分も増えるっていう構図なんですが、これがまず上手く機能してないですし、そもそもお金稼ぎにならない無駄な作業ばっかりあるんですよね。

原則、ビジネスなんて言っても、根っこは商売なわけで。

少しでも高く売ろう。そのために価値を上げよう。日本だけじゃなく、世界中の人に売りつけてやろう。

そういう商売人としての生き方がいつの間にか消えてるっていうのが、いわゆる生産性が低い原因だろうなと思います。

勿体無いね。

シリコンバレーごっこに熱狂する最先端のスタートアップ村

そんなやる気のない既存企業は置いておいて、じゃあ新たな叛逆の芽となる新興企業『スタートアップ』はどうか。

これも結局のところ、世界を穿つほどの傑物はいないというのが現実だと思います。

僕自身、スタートアップを経営してますし、起業歴でいればもう10年になる身です。

生まれも関西で、活動拠点も関西ということで、東京のスタートアップ村とは距離を置きつつもこの10年の動きを見ているに、結局のところ『シリコンバレーごっこ』と揶揄される形になってしまっているというのが一つの結果ではないかと思います。

今もWeb3.0の波なども、少し前にはAIやらビッグデータやら、仮想通貨やら、CtoCやら、いろんな言葉に置き換わっているだけの話で、それらが社会をどれほど塗り替えるに至ったのかというと、投機熱を過熱させただけの結果となっているように思えます。

投資家たちは結果として儲けていますし、スタートアップも順調に増えています。最近の資金調達のリリースも大型化しているのは間違いないです。

起業家も増えていますし、優秀な人たちも増えています。

だけど、結局この30年とやってきたなかで勝ったのはシリコンバレーであり、中国であり、今は韓国となっています。

果たして、今のスタートアップ村のなかでここから本当に日本の気運を転換できるほど、人をワクワクさせてくれる企業が出てくるのか、というとそうではなく、起業家も投資家も『夢や志も大事だけどら結局はリターン出せるの?事業計画はどうなのか?』というところに全てが集約されていると思います。

勉強のしすぎは本当に良くないです。

20年やってダメなら、そのやり方ではないというシンプルな現実。

今の日本の産業界。
どこを見たって、日本の転換点となるようなスターは残念ながらいないんだと思います。

それがなぜか。
簡単な話で、そもそものやり方が間違っているからなんじゃないかと思います。

世界でも経済的に成長し続けている国は、やはりアメリカだと思いますが、一説にアメリカの成長率もGAFAMを筆頭にした8社くらいが馬鹿みたいに伸びてるだけというような話もあります。

この論説自体がどうかは知ったことではないんですけど、スターが1つあればそこに引っ張られるようにして、あらゆることが連鎖するというのは古今東西よくある話です。

ということを考えれば、日本を変えるというのもそんな難しいことではなく、たった一つのスター企業を作ればいいだけの話なんじゃないかという気がします。

そして、その企業の作り方はおそらく今言われているような定説的なやり方ではない『賢者の盲点を突く』一見馬鹿みたいなやり方でしか成せないものなんだろうなと思います。

振り返って、今の大企業とまで言われた会社たちを作った初期は賢くなかったんじゃないかと思います。

技術者の楽園をつくろうとしたSONY。
遊戯の本質を追い求めた任天堂。
エンジンに魅入られたホンダ。
etc

勝ち目があってやっていたわけでもきっとなくて、ただやりたいからやった。
その結果が、今に残っている。

そういう話なんだと思います。

これを再現性を持ってやろうとする自体が駄目なんですよね。

本当のイノベーションは投資家には予想できないものです。
それは、シリコンバレーを作ったITの巨人たちの逸話を見てもよくわかります。

未来を予測できるなんて、その考えがすでに愚かな人間の行いであるという現実を早く認識しないといけないんでしょうね。

正気に戻すな。ただ突っ込ませろ。そして、そこに全賭けしろ。

さて、ここまでよくわからない妄言を書き続けたわけですが、結局何が言いたいの?って話です。

言いたいことは簡単で、日本の未来を変えるためには『スター』が必要であり、それは賢者が作るのではなく愚者によってのみ成されるんだろうなってことなんですよ。

果たして今の日本人のなかで、どれだけの人が本気で未来を変えないといけないと思えているのかは定かではないですが、少なからずはいるんじゃないかと僕は思ってますし、信じてます。

そして、そのうちの一人である僕が今まで色々やってきた中で、わかってきたことのなかで思うのはきっと賢者たちみんながありえないというくらい馬鹿げたゴミ山のなかにしか、本当の可能性はないんだろうなということです。

合理的であることは安心できますし、論理的に説明できることは正しく思えます。

しかし、合理性や正しさが未来を変えたことなど一つもないというのが人類史なんじゃないかと思います。

なにせ、なぜ人類が日本足で歩き出したのかすら未だに正しい説明はわからないんですからね。

もし、これを読んでもらえた方の中で起業家に未来を託すというのであれば、彼らを正気に戻させないようにしてあげてください。

ただ、『コイツはなにか違うのかもしれない』というなんとなくの直感だけを杖にして、ひたすら背中を押していくのが唯一残された可能性なんだと思います。

最後に

というわけで、今回もめでたく3000字を超えました。
いつになく散文的で、データやソースも不確かな主観的記事になりましたが、まぁこれも一つの『不確実性』の一つだと思います。

実際僕もいい加減TOYOTAを超えて、世界の時価総額ランキングに風穴を空けるために、コンテンツ業界に飛び込んで、今までにないことばっかりやってる人間の一人です。

僕もどうなるかなんて一切わかりませんが、この記事で書いた通り、賢者ではなく愚者としてやっていこうと思います。

この記事を読んでもらって、共感してもらった方はぜひぜひTwitterとかでご連絡ください。

特に骨のある投資家さんとかとお話しできると嬉しいです。

ではでは、ご拝読頂きありがとうございました。


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