ただのオタクが、出版社をつくった話。
はじめに
こんにちわ。
出版プラットフォームBookBaseの代表オタクペンギン(社長)です!
この度、ついにBookBaseにてコンテストから選び抜いた作品を編集部にて編集、校正を行い、さらに表紙を含めたパッケージングを行った公式作品が発売となりました!🐧<いえーい!
とりあえず、どんな作品なのかを見てもらおうと思います!
発売になった3作品
✨最優秀賞✨
タイトル:崩壊世界のアノミーは心の在り処を示せるか
価格:660円(税込)
著者:しろいるか
Illust:旅行
ーー人間を、あきらめるな。
https://bookbase.jp/books/339
✨優秀賞✨
タイトル:エンジェル&フットボール
価格:660円(税込)
著者:吉田定理
Illust:遺伝子ひな
ーーこれは僕が、『一歩目』を踏み出すまでの物語。
https://bookbase.jp/books/341
✨佳作✨
タイトル:狂気に馨しき薔薇
価格:660円
著者:安藤威一朗 @1103Na
Illust:imoniii @Gzo_2
ーー狂っているのは、人か、薔薇かーー
https://bookbase.jp/books/336
いかがでしょうか!めちゃくちゃ良くないですか!!
これらの作品については去年2021年に『小説下剋上コンテスト』という既存のコンテストで落選したことがある作品のみを対象とした敗者復活戦のコンテストという逆張りも逆張りのコンテストから選出させていただいた6作品のうちの3作になります。
6月30日に残りの3作を販売させてもらいますので、それもお楽しみにしてもらいつつ、今回の記事は作品を発売に至った経緯とBookBaseの内情やこれからというところの振り返りなどを含めて、色々と書いていこうと思います。
BookBaseを立ち上げてからの2年弱。
BookBaseがサイトとして立ち上がったのは、2020年の8月でした。
構想自体はその1年以上前から始まって、本当のスタートは2019年9月のクラウドファンディングが最初でした。このクラファンで成功したからこそ、無鉄砲にも始めることができたので、本当にありがたいことです。
で、最初の構想としては『小説やマンガ版のメルカリを作ろう!』だったんですよね。
なので、手数料は10%で印税率は決済手数料を抜いた86.4%という抜きん出た還元率を実現していました。※今もまだBookBaseのサイト自体はこのシステムのままになっています。
手数料をもらわない代わりに運営としてはできる限りコストを発生させないユーザー主体のサービスとして回していこう!というのが最初の考えでした。
今、思えばめちゃくちゃ甘い話で、最初のクラファンの時期にも指摘はもらってたりしました。
ただ、このときはぶっちゃけ『編集の経験もないし、まともな出版社として真似事をしても限界はある』と思っていたのと、小説投稿サイトがバンバン作品当ててた時期でもあったので、編集とかそういうのを読者が必要としてないんじゃないかっていうのが仮説だったんですよね。
そんなこんなで、お金を集めて、サイトの開発を初めてなんとかトラブルに塗れながら1年でリリースとなりました。この頃はまだWebサービスを立ち上げた経験も無く、手探りのなかエンジニアとひたすら喋って必死でWebについての知識を身につけていった時期でしたね。
で、ようやくサイトをオープンして…となったわけですが、すぐに問題が発生しました。なにかというと……。
①作品の品質がばらつく。
②想定よりも作品もユーザーも集まらない。
③結論、作品が売れない。
こんな感じでした。
まぁ振り返ると当然の話で、逆になぜ集まると想っていたのかって話なんですが。
やべぇ!となりながら、色々と試行錯誤しつつ、作家さんたちに話を聞いたりして問題を探ったわけですが、まずここでそもそもの思い違いをしていたことがわかりました。それがーーー。
『有料で売れるように作品作りを一人でできる作家さんはそもそも稀』
という身も蓋もない話でした。
が、考えてみれば当たり前の話で、投稿サイトは無料ベースで見れるサイトなので、クオリティも担保されてないのが当たり前だし、表紙なども用意する必要がないわけで。
そして、本文についても『作品売ってみたいけど、クオリティが心配』とか『そもそも長編が書ききれなくて困ってる』みたいな悩みをみんなが抱えていたんですよね。
なるほど。
そもそもの問題があるんだなというのがわかったので、ここで僕らはBookBaseをどうにかすることよりも、作家さんをサポートする体制を創って作品づくりを後押ししないといけないという課題に立ち向かうことになりました。
けど、それもどうすればいいのか…ということで、色々と考えたなかで編み出したのが、『BB小説家コミュニティ』でした。
もはやBookBaseよりも有名な国内最大級の小説家コミュニティ!
まず、概要から説明するとBB小説家コミュニティは『創作のモチベーションを加速させる』をコンセプトにした有料のコミュニティです。
特徴としては
①小説専門の編集者が複数人常駐して、誰でも作品への感想がもらえる
②3ヶ月で強制終了の短期集中型なので、参加者全員が足並みを揃えられる。
③有料なので、民度が随一。
④運営側の社長がずっといる🐧
など。
作業を共有したり、創作にまつわる情報が勝手に集まったりする作家さん向きのコミュニティです。
この辺は、またコミュニティの記事が別途あるので、そっちを見てほしいですが、このコミュニティの原型がはじめたのが2020年の12月でした。
このときはまだ今のように洗練されてもなかったですし、人数も30人いないくらいでしたが、ここで一通りの形を見極めて2期目を開始して、終わる度にブラッシュアップして、作家さん集めて……の繰り返しでした。
毎回、必死にやってきましたがそのおかげで現在は5期目まで来ることができ、なんと人数は106名。国内最大級の規模であり、20%くらいは書籍化した経験を持ってるプロの作家さんだったりします。ほんと大所帯になってきました。
コミュニティを通じて、日夜作家さんの悩み事を聞き、作品を読み、ブラッシュアップをするということを繰り返して、どうすれば面白い作品が出来上がるのかをひたすら考えてやってきました。そして、なにより作家さんのモチベーションをどうすれば高められるのかを模索してきました。
で、そうやってやっていくなかで、改めて編集者という存在が作家さんにとて必要な存在なんだというのがわかってきました。
出版社/編集者の存在意義
投稿サイトが大きくなり、編集者なんていなくても良い作品が出てくる例はたくさんあります。
ただこれは、母数が多いからこそ成り立つモデルであり、再現性を持たないモデルです。そして、一箇所に作品が集まりすぎることで、逆にちょっとしたことが原因で埋もれてしまう作品もたくさんあるという問題にもなっています。
特に、大きくなった投稿サイトでは、ランキングハックの方法もある程度周知のものとなっています。しかし、これはあくまでもそのサイト内で通じる人気の取り方であって、決して普遍的に使えるものではないです。
そして、商業出版においても投稿サイトなどで流行っている傾向の作品が溢れることとなり、今や投稿サイトと商業の垣根はほとんどないような状態になったわけですが、ここでも大きな問題として『Web小説の書籍化』はいつまで通用するのかというのがあります。
Web小説を書籍化することで、利益を上げて成長した企業の筆頭がアルファポリスですが、2012年頃の社長さんの記事などを観るとWeb小説の書籍化が商業で通用する理由は、『Webで見る層と書店に行く層が違うから』と言われています。
なるほど、とは思いつつも、それから10年も経った今では流石に書店に行く層でも投稿サイトの存在は知っています。となると、如何にその作品のファンを創って、紙の本でもほしい!と言わせるだけの熱狂を起こすかという話になるはずですが、やはり厳しいようでWebから書籍化された作品も少しずつ市場規模を減らしている形となっています。※このあたりのデータを詳しく知りたい方は全国出版協会の月報を見てみてください。
そんなこんなで、投稿サイトのおかげで、作品を世に出して反応を見るハードルも下がりましたし、そのおかげで作家さんが増えた側面は大きいです。
ですが、その反面増える作家さんに対して商業でのチャンスが同じだけ増えたわけでもなく、むしろ出版社としては放っておいても作品が勝手に作られて投稿サイトでブラッシュアップされる構造ができたことで、如何に青田買いをするかなどにフォーカスする出版社まで出てきています。
この流れについては、良いも悪いもなく必然的なことでもあるんですが、ぶっちゃけ僕としてはすごくもったいないと思うんですよね。
実際どの投稿サイトでも、ランキングには乗っていないけど面白い作品はザラにありますし、磨けば光る作品はもっとあります。そこの可能性が拾われないっていうのはどうなんだと思うんですよね。
そしてこの問題は、出版社などが主催する『コンテスト/公募』についても同じことが言えます。
最近は投稿サイトと連動して、タグ付けだけで参加できるようなコンテストも増えています。
おかげで1万弱の作品が集まるようなコンテストまで出てきているわけですが、毎回数千の作品が集まるなかでピックアップされるのは僅か10作品程度というものであり、正直最終選考に残っている作品などは市場に出せばヒットする可能性が全然あります。
こういう作家さんを取り巻く環境というのが、どんどんと理解ってくるなかでやってみようとなったのが『小説下剋上コンテスト』でした。
敗者復活!小説下剋上コンテスト開催!!
『小説下剋上コンテスト』はその名の通り、敗者復活の下剋上を目的とした逆張りコンテストで、すでに作家さんの手元にある『コンテストに応募したけど、落選してしまった作品』のみを対象とする斬新なコンテストです。
🐧<新作?まずは落選してから来てもらおうか。
これをやった理由はいくつかありまして、まず前述した通り『絶対にもったいない作品あるよね』っていう確信があったことと、多くの出版社が軒を並べるなかで、まだまともな販売実績もない電子レーベルもどきのコンテストに作品を出すなんて無いだろうと想ってたからです。
で、やってみたんですが、初めてのコンテストでなんと150作を超える作品が集まる結果になりました。ありがたい。
そして、審査して6作品をピックアップしました。
全体では、たしかにまだ商業のレベルに達していない作品は多かったですが、コンセプトをすごく良いし、磨けば光そう!というものは多かったです。
問題は、これをウチでどれだけ磨けるのか。
まず編集について。
これは元々コミュニティでやってきたことでもあるので、編集長主導でシナリオの編集をやってブラッシュアップ。
で、それをやってる間に僕が表紙を作るために動いたわけですが、まず問題として表紙なんて創ったこと無いし、イラストレーターの知り合いがいたわけでもないです。
で、悩んだ結果、案件を公開して、小説表紙を描きたい人にアカウントをフォローしてもらい、その人達全員のポートフォリオを見るという荒業を編み出しました。
最初は100人くらい来てくれると助かるなと思ってたんですが、実際には1400名ものイラストレーターさんがフォローしてくれることとなり、そのなかから6名にご依頼をすることとなりました。🐧<ありがたい話ですが、全員のポートフォリオを精査するのはなかなか大変でした…。
で、そこから作品のコンセプトやターゲットなどを僕がまとめて考え、構図や雰囲気などをイラストレーターさんと話し合いながら進めて、今回のイラストが出来上がりました。
で、それだけでは終わらず、ロゴデザインをちゃんと専門でされている方にお願いして、作りました。
元々、ロゴがすごく大事っていうのは売れてる商業作品を見ていてもわかっていたのでかなりこだわって作らせてもらいました。
そして、パッケージが完成。
喜ぶのも束の間、編集が終わって上がってきた作品のレイアウトに取り掛かったわけですが、ストーリーは良くなったものの文章一つ一つの細かな部分が気になるようになってしまい、「これは駄目だ」ということで僕が校正を行うこととなりました。
もちろん経験はなかったですが、元々小説は自分でも書きますし、なにより膨大に読んできた経験もあります。
作家さんの書きたいことを汲み取りながら、如何に読者さんのストレスにならない文章にできるのかを何度も作家さんとラリーをして磨き上げ、出来上がったのが発売日3日前とかでした。🐧ギリギリ過ぎる…!
で、ようやく発売にまでこぎつけたというのが今回の一連の流れになります。
ちゃんと出版社側は向き合えば、作品のレベルは格段に上がる。
こうして、ついにパッケージングから中身の磨き上げまで一貫して行うこととなったわけですが、そのおかげもあってものすごくクオリティの高いものへ仕上がりました。正直、大手の商業出版作にも勝てるほどのクオリティです。
そして、さらに重要なこととして、やはり出版社がどれだけちゃんと向き合うかで作品のレベルはかなり左右されるというのがわかったというのが大きいです。
世の中には、読んでみれば面白い作品というのはザラにあります。
が、やはりそれを如何に読ませるかはマーケティングの考え方が必要ですし、文字で伝えるのとはまた違った表現になります。その時々のトレンドもありますし、イラストレーターさんを見つけてきたり…という手間を考えても、おいそれと作家さんができる仕事ではないです。
そう思うと、やはり出版社として作品のブラッシュアップを行うのは作家さんにとっても必要ですし、なにより読者さんにとっても有益なことです。
特にBookBaseのようなわざわざお金を払う商品については、やはり編集がちゃんと入っているというのは一つの担保になりますし、適切な表紙やあらすじなどで作品を探す手間が省かれるというのも大切なんですよね。
もちろんBookBase自体はユーザー数もこれから伸ばしていかなければいけない段階ですので、余裕で売れるわけではないですが、ユーザー数を伸ばすためにはそもそものコンテンツの質が如何に高いかが重要なんですよね。
BookBaseだからこそ、できること。
こうして、BookBaseは当初の『我々は出版社ではなく、プラットフォームだ!』という逃げ腰メンタルだったのが、ついにちゃんとした出版社になりました。
なんかめっちゃ遠回りしたなと言う感じですが、こればっかりはやってみないとわからないものだったりするので、必要な歩みだったと思います。
さて、じゃあBookBaseはこれからどうなっていくのかについて最後に語っていこうと思います。
僕らはこれまで出版に関わってきたなかで、一番わかったのは『今の出版社はすごいもったいないことをしている!』という実感です。
前述したように、投稿サイトのおかげで作品を書く人口は爆発的に増えているわけですが、そのなかではやはり淘汰が激しい状態ですし、ちょっと方向や発想を変えるだけで、ものすごく面白い作品を生み出せる執筆力を持った人たちというのがゴロゴロいます。
ですが、今の状況ではそういう作家さんや作品に対して、磨き上げることを誰もしないまま、ただコンテストや投稿サイトのランキングで上がってきた作品を選んで、出版するという『作品単位での出版』しかできていません。
もちろん、これはこれですごく合理的です。
が、これは諸刃の剣でもあり、やはり出版社や編集者が企画力を持って作家さんと新たなムーブメントを作れる作品をどうすれば生み出せるのはに注力すべきなんですよね。
しかし、そうは言ってもそんなことができる出版社なんてないんですよね。
なんせ、まず紙の本がベースの商業出版では、出版するだけでもリスクを伴います。主要な書店に並べるだけでも5000部〜8000部は刷らないといけないですし、それがどれだけ売れるかは毎回保証されないわけですからね。
それに対して、僕らであれば発行コストはほとんどありません。
今回の公式経由の出版でも表紙についてのコストは掛かっていますが、それだけです。
だからこそ、印税も50%固定という高い還元率でありながら、がっつりサポートできる体制が実現できてます。そして、一冊あたりの損益分岐点で考えても、500部売れれば利益が出せます。これはものすごくアドバンテージなんですよね。
発行リスクは低いということは、それだけ挑戦ができる回数が増やせるということです。つまり、今の流行りにフォーカスするだけでなく、新たなコンセプトの作品に挑戦したり、ニッチだけど熱狂的なジャンルに挑戦することもできます。
さらに、BookBaseでは小説家コミュニティがあり、BookBaseで出版をするしないに関わらず、いつでもBookBaseのサポートが受けることができる環境も作れています。
これも実は今までになかったことで、これまではコンテストなどで勝ち抜いた選りすぐりの作品にしか、編集者がつかなかったわけですが、そもそもサポートが必要な人は、もう一歩で届かない作家さんたちなわけです。
必要とする人たちに、必要なサポートをすることで、しっかりとレベルを上げてもらう。この積み重ねがすごく大事なんですよね。
これも、これまでの出版業界の慣習に囚われないノーバックボーンの出版社だからこそ、できることなんだろうと思います。
電子と小説という低コストの構造で、より多くかつ幅広い作品を出すことができる構造と、編集部やコミュニティという作品と作家さんのレベルを引き上げることができる環境を持つことができたのが、BookBaseのここまでの成果です。
いきあたりばったりも甚だしいですが、ほんと皆様のおかげです。
BookBaseが目指す頂き
つらつらと書いているいるうちに、とんでもない文量になってきたので、そろそろ終わりにします笑🐧<なげぇよ。
最後は、BookBaseが目指すビジョンの話です。
ここまで足掻いたことで、小説の領域においてはある程度の道筋も見えてきました。が、やはり小説だけでは市場規模は限られてます。
僕は、中学の頃に覚醒した重度のオタクです。🐧<右腕が疼くぜ…
これまでも数々の作品に触れてきましたし、ニコニコ動画やコミケなどで個々のクリエイターの創造力が掛け算されて新たなコンテンツとムーブメントが巻き起こる瞬間を見てきました。
そのなかで、日本のコンテンツが世界で通用しないわけはないと確信しています。
が、残念ながら今や世界においてコンテンツに果敢なのは中国と韓国であり、日本の存在感は年々薄れているのが現状です。
特にアニメなどの映像関連やゲームなどの資本が必要な領域は惨敗も良いところですし、スマホに適した縦読みマンガ通称WEBTOONについても後追いでしかない状況です。
コンテンツは負けてない。それは間違いないです。
ただ問題なのは、出版社などを筆頭としたビジネスサイドなんじゃないかと思います。
良くも悪くも日本のコンテンツは領域ごとに縦割りで、互いの利益を必死で守りながらやってきたように思います。
が、ほんとはそんなこと気にせずに、スピーディに面白い作品の種を作り、それをマンガやアニメなどを筆頭に世界に向けて翻訳し、楽しめる場所を創ることが必要だったはずです。
実際に、それらをやっているのが中国や韓国なんだろうなと思います。
じゃあ、このまま日本が負けるのを指を咥えて見ていないといけないのか?
NO!断じてNO!
ではどうすればいいのか。
真正面から戦って負けるなら、側面から戦うだけの話です。
ビジネスにおいて、資本力はとても大きな力です。
しかし、資本だけがあってもどうにもできないものもあります。
それが創作においては、テキストをベースとした原作であり、なによりもクリエイターという存在です。
こればっかりはいくらお金があっても、そう簡単には作れません。🐧<あったほうが色々早く動けたりはするけどね!
つまり、BookBaseが目指すのは
『世界中のコンテンツプラットフォームに原作を供給する、原作プラットフォーム』
です。
かっこよくね?かっこいいよね!
正直なところ、これから先を考えると、コンテンツはどんどん形態を変えていくと思います。その度に新しいプラットフォームや企業ができ、入れ代わり立ち代わり争っていくわけですが、どれだけ形が変わろうとも必要なのは強力な脚本なんですよね。
実際に、あのディズニーですらマーベルという原作を巨額で買収したり、WEBTOONの覇者ピッコマやNAVERもどんどん投稿サイトなどを買収したりしています。
それだけ作品の源流を生み出すのは難しいんですよね。
だからこそ、ここが日本という全国民総潜在的クリエイターの気質を持つ国が勝てる余地なのではないかと思います。
これを実現するために、BookBaseはどんどんとコミュニティとしての規模を上げて、一丸となって創造力を磨き、そしてその創造力をあらゆるところに波及させていく存在となっていきます。
ワクワクするでしょ!
というわけで、久しぶりの振り返り記事でした!
もし、ウチとなんか面白いことしたい!っていう方はぜひぜひツイッターなどでDMください。
WEBTOONの原作供給とかであれば、すぐにでも動いたりできますし、それ以外でも面白いことであれば挑戦していく所存です。
そして、もしこんなBookBaseを応援してくれる!という方はぜひ今回発売させてもらった作品を購入してもらい、拡散してもらえるととても助かります!🐧<ほんと超頑張ったのでぜひ買ってください!!!マジで!!
僕らは、その実績を基にさらに作家さんたちへのチャンスを作れるようにがんばりますので!!
では、今回はこんなところで!!
ご拝読ありがとうございました!!!
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