睦月の朔、元旦の響き

明けましておめでとうございます。
2025年が皆さまにとって、健やかで潤った実り多く幸せな年となりますよう…

元旦の朝は快晴だった。


いつものルーティンをすることに安心を感じる反面たまに予想外の動きをする私は結局、
大晦日をアメトークと紅白を交互に見て、ゆく年くる年で残り15分の2024年を思った。

ママは起きてこないから、カウントダウン少し前に起こした。
トイレへ誘導し、たんぱく質の取れるスープを飲むと生き返ったようなため息をついた。

私は朝から動いていて、眠りたいがそれでも3時まではせっせと世話をし、テレビを観ると聞かないママをリビングにおいて寝た。

せっせとダビングし、観たいものはママが寝てる時に。お節を準備しお雑煮を作って、屠蘇を出す。しなくていいかな、と思ったりするもやっぱりいつも通りが安心する。

元旦かぁ…何度味わってもやっぱり独特に感じる。
テレビもだし、外の気配も。

何か始めようかな、と思って
実践したのは香。パロサントエクアドル産。

スマッジングというそうで、火を点けても数分で消える。香木を燃やすので多少もくもくした煙は出るが、すぐに消える。

バニラみたいに甘いのにスッとした香りが拡がる。枕元に置いて、安眠の道具の一つにしていたが初めて火を点けてみた。儀式に似て魔法が使えそうな気がする。

それと、再開した盛り塩。
盛り塩の固める器をママが移動して行方が分からないままだが、円錐のぐい呑みで作ってみたら固まった。

筋トレも再開。
プランクとスクワットを前はそれぞれ日課にしていたのにいつの間にか、前はやってたなぁ…になってしまった。

元旦に初めたのだから、日数も数えやすい。
いいね(*´▽｀*)

23年？続く元旦番組、さんタクでマイクで鼻をぶつけたキムタクをさんまさんがいじったり、ステージのキムタクを舞台裏からさんまさんがカッコいいなぁって言うのを見て、
とても、いいなと思った。

そのあと、晩ごはんで
豚しゃぶがマグカップで泳いた上、お雑煮をひっくり返したママはもう【元旦】が分からない。無論私が後片付けをすることも分からない。

明日の箱根駅伝を見て、その反応がリトマス試験紙みたいに思える。
起きて来たら、だけど。

そんな2025年の元旦は
睦月の朔でもあって、裏の裏は表でなく裏の裏だったりするのかもしれない。

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