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有酸素運動を毎日するのはNG?その理由と適切な頻度、方法とは

有酸素運動は脂肪を燃焼しやすく減量に適しているといわれており、日課にしている人も多いと思います。

しかし有酸素運動は毎日続けないほうが良い、という報告もあります。

今回は有酸素運動を毎日しない方がよい理由について解説していきます。

◆筋肉が疲労する?有酸素運動を毎日しないほうがいい理由

有酸素運動とは、水泳やウォーキング、ジョギングなど継続的に軽度から中度の負荷を身体にかける運動のことです。酸素を使って体内の脂肪を燃焼させることからそう呼ばれています。

脂肪を減らすだけでなく、心肺機能の強化や高血圧の改善などさまざまな好ましい効果があるとされています。

減量や健康促進のために水泳やウォーキングなどの有酸素運動を毎日行う人は多いと思います。
有酸素運動を毎日行わないほうが良い、と言われるその主な理由として、筋肉の疲労が挙げられます。

筋肉は運動で疲労してから完全に回復するまでに、およそ48時間から72時間かかるといわれています。

筋肉に疲労が残った状態で運動をすると、ケガをしたり筋肉を痛めたりする恐れが高くなるだけでなく、運動の効率も悪化する傾向があります。

また、有酸素運動を毎日続けると身体が負荷に慣れるので、同じ運動を続けても脂肪燃焼の効果がさがってしまいます。

つまり、同じ有酸素運動を毎日続けると、はじめのうちは減量できたとしても痩せ続けることは難しくなってしまいます。

むしろ毎日運動すると体はエネルギー源として脂肪をため込もうとするため、かえって太りやすくなるとも言われています。

また、有酸素運動を毎日続けると身体の中のエネルギーが不足するので、脂肪だけでなく筋肉が分解されてしまいます。
筋肉が分解されると基礎代謝が低下するので、結果太りやすい身体になってしまいます。

 ○有酸素運動は1日おきにするのがいい?

では有酸素運動をどのくらいの頻度で行うのがよいのでしょうか。

筋肉を回復させながら運動するには、1日おきか2日おきに運動するのが適切だといわれています。ただし、1日おきに運動する場合もオーバーワークにならないよう注意がひつようです。

水泳やジョギング、ウォーキングをしていると、つい熱が入って呼吸に意識が向かなくなり、無酸素運動になってしまうことがあります。

すると有酸素運動の特徴である脂肪燃焼効果が期待できないだけでなく、身体に慢性的な疲労を溜めることになってしまいます。

有酸素運動を連続して行うのではなく、何度かに分けて行えると最適です。

例えば、1日のうちに10〜30分の運動を3回行ったとしても、脂肪燃焼効果は持続するといわれています。

「まとまった時間がとれない」
「有酸素運動を長く続ける体力がない」
という方は、数回に分けて試してみましょう。

有酸素運動は1日もしくは2日おきに、少なくとも10~30分の時間を目安に行いましょう。

 ○有酸素運動を毎日するなら筋トレと組み合わせて

有酸素運動を毎日続けたい場合は、有酸素運動を軽めにするのがおすすめ。

身体が運動に慣れて脂肪燃焼効果が下がるため、思うように減量できないかもしれませんが、筋肉への負担は少なくなります。

また、筋トレと組み合わせるのも良いです。筋トレによって筋肉量が増えると基礎代謝がアップし、それだけ痩せやすい体質になります。

◆結論

●筋肉の疲労を回復させて運動の効率をあげるためにも、有酸素運動は1日か2日おきに行うようにしましょう。

●毎日続けたい場合は、軽めの運動にするか筋トレを組み合わせて行うと良いです。

効率よく有酸素運動に取り組んで、健康な体作りを目指しましょう!

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