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ノンマリ連載短編集(小説・エッセイなど)

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#ひとり時間

ノンマリ連載短編小説 「龍のコインが来て、そして」 #1 寝返りするコイン

あらすじ:龍の模様が刻まれたコインを手に入れた「私」に起こる、ささいだけれど不思議なでき…

ノンマリ連載短編小説 「龍のコインが来て、そして」 #2 メドーサの憂鬱

2. 『メドーサの憂鬱』 金曜日、朝起きると、髪の毛がもうひどいことになっていた。まるでメ…

ノンマリ連載短編小説 「龍のコインが来て、そして」 #3 ニンジンの教え

3. 『ニンジンの教え』 龍のコインがうちに来てから、なんとなく日々に変化が起きているよう…

ノンマリ連載短編小説 「龍のコインが来て、そして」 #4 ひつじの入った箱

4. 『ひつじの入った箱』 仕事帰りの電車の中で、小学生ぐらいの男の子から、「おねえちゃん…

ノンマリ連載短編小説 「龍のコインが来て、そして」 #7 あ、うんの呼吸

7. 『あ、うんの呼吸』 オフィスからの帰り道、めずらしく神社にお詣りした。狛犬さんが、あ…

ノンマリ連載短編小説 「龍のコインが来て、そして」 #8 聞き酒

8. 『聞き酒』 のみの市というとパリみたいで聞こえはいいけれど、リアルフリマで、ビードロ…

ノンマリ連載短編小説 - 「Letters. 君と詠む歌」 第七首 (全12回)

前回までのあらすじ:適当な返事でさっさと帰りたそうにしている玉緒に、アイスを食べようと提案する天津。ついでに一緒に花火もしようと誘うが、女との夏の思い出をこの際コンプリートしようとしているのではと指摘される。 第七首 そういえば 気が狂う前兆だった 一緒に食べた ぬるいレバニラ 「お邪魔します」 どうぞ、と招いてくれた彼女の部屋は白くて、ありきたりで、少し足りなくて、彼女の部屋だった。 「天津くんの家はここからどれくらいですか」 「歩いて大体15分だから、すぐですね

ノンマリ連載短編小説 - 「Letters. 君と詠む歌」 第八首 (全12回)

前回までのあらすじ:アイスと花火を買って向かった先は玉緒の自宅。夕食はぬるいレバニラと冷…

ノンマリ連載短編小説 - 「Letters. 君と詠む歌」 第九首 (全12回)

前回までのあらすじ:天津を自宅に招き、一緒に食事をとることにした玉緒。会話の最中にふと天…

ノンマリ連載短編小説 - 「Letters. 君と詠む歌」 第十首 (全12回)

前回までのあらすじ:玉緒はいつも一人だった。飲み会の時も、今も。まるで酒を胃に流し込むの…

ノンマリ連載短編小説 - 「Letters. 君と詠む歌」 第十一首 (全12回)

前回までのあらすじ:ベランダで夏の名残の花火を楽しむ二人。「一人は寂しくないか」と聞く天…

ノンマリ連載短編小説 - 「Letters. 君と詠む歌」 第十二首 (全12回)最終話

前回までのあらすじ:占いコーナーで「ふたりの前世は平安時代の歌人」と告げられた玉緒は、後…