見出し画像

素材の旨みと香りを最大限に引き出す。赤魚と干しきのこの土鍋ごはん

こんにちは、発酵六花(りっか)です。

10月後半でも、30℃近くなる日もありましたが、ようやく秋らしく清々しい空気になってきましたね!
窓をあけると、心地よい風が入ってくるのもとても気持ちがよいものです。

新米や旬の食材も豊富なこの季節、六花の台所では、炊き込みごはんをよく作ります。

炊き込みごはんは、栄養もしっかり摂れて、ごちそうにもなり、その時々の味覚を加えるだけで、季節を愉しめるのも好きな理由のひとつです。

特に干しきのこごはんは大好きで、その中でも今日はごちそうにもなる、土鍋の炊き込みごはんをご紹介しようと思います。

赤魚の西京焼きとたっぷりの干しきのこを加えて炊き込んで、旨みと香りをギュッととじこめた、鯛めし風の土鍋ごはんです。

>>>六花の台所についてはこちら

ほんのひと手間が、素材の栄養価をアップさせ、おいしくさせる

旬のきのこはそのまま普通に食べてもおいしいですが、六花の台所では、半日から一日くらいきのこを干してから、料理に使うことをおすすめします。

きのこを干すことで、きのこの食感もよくなり、旨みがギュッと凝縮して、出汁代わりにもなるのです。

きのこは乾燥させると、ビタミンDがアップしたり、酵素が働いて、旨み成分がアップ!さらに、水に溶けない不溶性の食物繊維も豊富なので、腸内フローラを整えてくれるので、乾燥させた方が体にもよいことばかり!

赤魚は干物や粕漬けなど、スーパーでも良く見かける食材です。赤魚は白身でクセがなく、上品でふっくらした味わいですが、西京漬けにすると、コクと旨みがグッと増します。

赤魚は西京漬けにしたものを、皮面をパリっと焼き目をつけてから、一緒に炊き込むことで、コクと旨みに香ばしさが加わります。

六花の台所recipe

鯛めし風の土鍋ごはんです。
干しきのこと赤魚の西京焼きを、しょうゆ糀で炊き込んでいきます。
※干しきのこはセミドライくらい

炊飯器でも炊けます。水の量を調整してくださいね。

材料

・お米2合
・きのこ 
しめじ、えのき、まいたけ、椎茸などお好みのきのこ。
※干すと水分がなくなり、少なくなるので、多めでも大丈夫です。

・しょうゆ糀大さじ2
・だし小さじ2
・酒大さじ1
・塩 ひとつまみ
・水 お米と同じ分量
※新米の場合は少し水を減らしてくださいね。
(干しきのこを戻す場合は、戻し汁を入れる)
・赤魚の西京漬け

>>>粕床のつくり方はこちら

>>>しょうゆ糀のつくり方はこちら

つくり方

  1. きのこの石づきを落とし、食べやすい大きさに切る。

  2. ざるにきのこを広げて、半日から一日くらい陽当たりの良い場所に干す。

  3. お米を研いで、ボウルでお米を30分ほど浸し、ザルにあげて、水をしっかり切る。
    ※干しきのこを戻す場合は、きのこも水に浸し、戻し汁は炊き込む時に使う。

  4. 赤魚の西京漬けの皮面に焼き目を入れる。焼いたら、骨を取り除く。

  5. ザルにあげたお米を土鍋に入れて、しょうゆ糀、だし、酒をいれて、水2合分をよくかき混ぜる。

  6. 干しきのこと赤魚をのせて、15分ほど中火にかける。

  7. 水分がなくなっていたら、火を止めて10分ほど蒸らす。

  8. 炊きあがったら、しゃもじで混ぜて、出来上がり。

  9. トッピングに青ネギや三つ葉をお好みでのせて。

青ネギや三つ葉をトッピングにしても


冷えても旨みと香りがしっかりあるので、おにぎりやお弁当にもおすすめです。
行楽シーズンにも、ぜひ試してみてくださいね!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集