【詞】奇跡
二人は桜
自然に零れる花びら、いつか
僕たちが花や木としたら
僕たちが花や木としたら
偶然が言葉を寄せれば
毎日は音を流した
解けた傘は一途に踊り
密かに夜は別れを作りだす
永久から去っていく
命の中で目を瞑る
暮らしの土に水を与えて
椅子に腰かけていつも待っている
言葉はいらない
目を閉じたなら海
独りのクラゲが来たら
目を開いた、涙が跳ねる
長い思考に続く奇跡を
言葉の中にハマる奇跡を
知らない奇跡を知る奇跡を
通り抜けていくだろう
長い思考に続く奇跡を
言葉の中にハマる奇跡を
知らない奇跡を知る奇跡を
通り抜けていくだろう
二人は桜
自然に零れる花びら、いつか
僕たちが花や木としたら
僕たちが花や木としたら
2月が終わりましたね
今回の詞も、昨日の詞と同じく、3年ほど前に書いた詞を修正したものになります。
"僕たちが花や木としたら" という部分がすきです。
今回タイトルが"奇跡"となっていますが、こちらも当時付けたタイトルをそのまま付けています。
1年前の今日は、"のをこえ"という詩集を投稿していました。
最近投稿した詞はこちらから!