タイムスリップ!?
どうも西尾です。
お風呂場の扉(折戸式)の動作が悪くなっているみたいで、開閉する度にキューキューと変な音が鳴ります。
ゴムパッキンが痛んでいるのか、滑りが悪くなっているのか分かりませんが潤滑スプレーのクレ551を少量だけさしておきました。
多少改善されると嬉しいところです。
タイムスリップ!?
大大阪の世界へ
目が覚めるとそこは大大阪時代の大阪だった。
何だか見覚えのありそうな街並みだが、どこも初めて見る景色。
ネオン輝く看板、お店のショーウィンドウ、青空市場のように店先に置かれた野菜や果物、新鮮な魚や貝類。
あれ?
ここはどこだろうか?
歩いていると聞こえてくるのは日本語。
少なくとも海外では無さそうだ。
しかしながら、街並みが古い。
街行く女性の服装はどこか古い感じはするものの、オシャレな服装をしている。
歩いて気が付いた。
そこは、大大阪時代の大阪だった。
なんてことがあったかどうかは分かりませんが、昔の時代にタイムスリップした様な感覚になれる場所があります。
ここは大阪歴史博物館の7階常設展の近現代フロア。
“日の本タビ”と書かれたネオンの看板や、奥の芝居小屋など、昭和15年の春頃の大阪・道頓堀の街並みを再現した展示になります。
「大大阪時代」というのは1920年代〜1930年代(大正時代〜昭和時代初期)にかけてのことで、大阪市が大大阪と呼ばれていました。
当時、第一次世界大戦が勃発したことにより、大阪では戦争による好景気に沸き、繊維工業をはじめ金属、化学、その他商工業が急速に発達しました。
各地から人口が流入し、新興産業も立ち上がります。
江戸時代から続く家業を発展させた経営者も多い中(住友や鴻池、広岡、野村などの財閥系)、この時代に新たに大阪に参入して成功を修めた実業家も多数みられました。
大林組の大林芳五郎、松竹の白井松次郎と大谷竹次郎の兄弟、森下仁丹の森下博、ヤンマーの山岡孫吉、イトーキの伊藤喜十郎、パナソニックの松下幸之助、川西航空機(現在の新明和工業)の川西清兵衛、江崎グリコの江崎利一など、他にも多くの人がこの時代に新たなビジネスを展開しました。
大阪出身の者からそれ以外の者まで。
その影響で人口も増加の一途を辿り、関東大震災後には人口第1位に躍り出ます。
大阪が最も繁栄していた時代と言いましょうか。
歩いていると、あの時代の流行歌が聞こえてきそうです。
ラグビーの唄、巴里の屋根の下、君恋し。
そんな雰囲気を感じ取れます。
あの時代の大阪の街並みはこんな感じだったのかとタイムスリップをしたような感覚になります。
日の本タビは“足袋”のことで、現在では和装をする時に履くことが多いでしょうか。
と言っても、私のような者にとっては和装をする機会はなかなかありませんが。
芸道を嗜んでいたり、日頃から和装をしている方にとっては馴染みのあるものかもしれません。
最近ではオシャレな足袋も発売されているようです。
子供服屋のショーウィンドウを覗き込む親子が再現されています。
今でも古くからのお店が残る商店街などではこういったお店を見ることができますが、100年くらい前に既にこういった感じでお店があったのだと思うと感慨深いものがあります。
地方の商店街に行くと、当時の古い建物が今でも残っていたりしますが、どこもシャッター街となりつつあるのが現状です。
ここ大阪でも、商店街に行くと古くからの建物が残っていることも多いです。
地方に比べると未だ営業しているお店は多い方ですが、それでも昔に比べるとお店の数も随分と減少しており、シャッターが目立つようになりました。
年配の方とお話ししても以前はもっと多くのお店に人出で賑わっていたのだとか。
最近では商店街の中に立派なマンションが出来ている所も多いです。
少し寂しい感じもしますが、マンションに住む人が増えることで、商店街を中心とした人の交流も増えて、以前のように商店街に活気が戻ってくると良いなとも思います。
大大阪の展示から少し話が逸れてしまいましたが、この街並み展示と現在の街並みと比較すると、そういうことを考えずにはいられませんでした。
もしかしたら今後、50年、100年経つと博物館などで2000年代初期頃の街並みが、こういう風に展示がされるかもしれません。
その時に私たちは何を想うでしょうか。
自分たちが暮らしていた時代が過去のモノとして展示されるのは少し複雑な気持ちにもなりますが、それが後世の人にどのように受け取って貰えるのか気になりますし、また、大切な記憶として伝え続けることも重要なことかもしれません。
大阪歴史博物館の常設展示近現代フロア、機会がありましたら訪れてみては如何でしょうか。
と言うことで、やっと書き上げました。
本日は朝からお腹の調子が悪いです。
これを書いている最中も何度かトイレに。
書き上げましたのでまたトイレに篭ります。
朝からすいません。
🙇♂️
以上になります。
お読みいただきありがとうございました。