スケボー少年
どうも西尾です。
今日、6月2日は横浜港開港記念日、長崎港開港記念日だそうです。
横浜の開港に合わせて、外国より日本に入って来たカレーにちなみ、カレー記念日でもあるそうです。
今日のお昼ご飯にカレーもありかもしれませんね。
スケボー少年
ここで乗るのはどうなんだろう?
日本最大級の地下街、大阪・梅田の地下街。
別名「梅田ダンジョン」と呼ばれていたり、SF小説の舞台としても描かれており、「Whityうめだ」「ディアモール大阪」「ドーチカ」の3つの地下街からなる。
接続する鉄道駅はJR大阪駅に北新地駅、阪神梅田駅、阪急梅田駅、地下鉄の梅田・西梅田・東梅田の各駅がある。
さらに様々な商業施設や複合ビルへの連絡通路が毛細血管のように張り巡らされている。
大阪に住んでいても未だに迷ってしまう。
一人で歩いていると知らぬ間に訳の分からない場所に行ってしまうことも。
待ち合わせ場所の定番スポットとして「泉の広場」も有名だ。
今ではもう泉は無くなってしまったが、泉があった時の雰囲気を感じることが出来る。
年代の高い人には「新聞スタンド」や「ぶらり横丁」「アリバイ横丁」など懐かしい光景が目に浮かぶかもしれない。
そんな梅田の地下街を歩いていた時のこと。
場所は地下鉄西梅田駅や阪神梅田駅西口改札から西方向へ伸びる地下通路にて。
ハービスPLAZA NETやビルボードライブ大阪、梅田ダイビル、 西梅田公園などへ通じる地下通路と言った方が分かりやすいかもしれない。
同じ梅田の地下街であってもWhityうめだ周辺よりは行き来する人も少なく、地下通路の道幅も広いので歩きやすい。
ちょうど昨日、この地下通路の梅田ダイビル周辺から阪神梅田駅に向かって歩いていた時のこと、西梅田公園方向からものすごい音が聞こえてきた。
ゴォーゴォーゴォー
何か台車のようなものが転がる音。
荷物を運ぶ業者の手押し台車か何かだろうかと思ったが、それにしても音が大きかった。
時折、ガクゥン!っと大きな音まで鳴り響く。
ゴォーゴォーゴォー、ガクゥン!ゴォーゴォーゴォー、ガクゥン!
その音は益々こちらに近づいてくる。
辺りを見渡すと、他の通行人も音に気がついたのかキョロキョロと視線を動かす。
音がすぐ近くまで聞こえるようになり、私は後を振り向いた。
すると、そこにはスケボーに乗る少年の姿があった。
見た感じ小学生の高学年か中学生くらいだろうか。
それも1人では無く3人も。
皆、得意げにスケボーを操る。
スピードも割と出ているように思えた。
見ているこちらも感心するくらいに上手だと思った。
途中で聞こえてきた、ガクゥン!という大きな音の正体は、点字ブロックを乗り越えるために、スケボーの板ごとジャンプし地面に降り立つ時の衝撃音だった。
地下通路だからスケボーの走行音にジャンプ時の音がすごくよく響く。
スケボーが上手なのには感心した。
ただ、地下通路でスケボーを乗るのはいかがなものかと思ってしまった。
昨日は土曜日だったため、平日と比べると歩行者は少なく感じたが、それでも、ある程度の歩行者はいる状況だった。
しかも、閉鎖された空間のため音がこもってしまう。
地下通路に限らず地上でも同じだが、万が一、他の歩行者などと衝突などしてしまうと大変だ。
乗るならスケボー専用の場所で乗れ、とまでは言わないが、せめて周囲の場所や状況を考えて乗って欲しいと思った。
せっかく上手にスケボーに乗れるのだから。
私もスケボーに憧れたことがあった。
小さい頃、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主人公マーティがスケボーを颯爽と乗っているのを見て、カッコいいと思った。
運動音痴な私にはスケボーは肌に合わなかったが。
最近またスケボーが流行り出したのか、街中でも乗っている人をよく見かける。
何歳になってもスケボーはカッコいいなと思う。
ただ、何事も安全第一で。
以上になります。
お読みいただきありがとうございました。