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自分で選んだ道は輝いているのやなと思った話

先日娘とテレビを見ていましたら高校の映像が流れました。娘に


「パパはどんな高校行ってたの?」



っと聞かれましてパパは高校というものにほとんど行った事が無くて大学入試資格検定試験(高認試験)を受けた話しをしました。娘との会話で改めて思いましたが、


高認試験はめちゃくちゃコスパがええな




っと思った訳なんです。前にも大学入学資格検定試験の事はチラリと書いた事があるのですが、もう少し詳しく書かせて頂きます。


大学入学資格検定試験(以下高認試験と書きます)は私は独学で1か月で取りました。正式には1教科受けてないので取ったとは言えないのですがね。今はどうかわかりませんが、6月と12月に年2回試験を受けるチャンスがあったのですが日本史をわざと落として12月に受けたんです。1月には大学受験があったので、その直前に受けたくて教科が被っている日本史をわざと落とした感じです。なんせ今まで何の試験の経験も無かったものでして、貴重な機会なので直前にやりたかったんです。という事で実質2回試験を受けている訳ですが、その時私が総額でかかった金額と期間は、


一年かけて1回の試験が5000円だったので2回で10000円で高卒の資格が取れた



という事になります。社会はわざと落としていますので全然1回目で合格は出来た訳なんですが、そうなりますと


1か月5000円で高卒の資格を取る事が出来た



という事なんです。私の場合は友人が集めてくれた使わなくなった教科書を使って勉強をしたのでその辺りもお金がかかっておりません。0円でさらにエコ!1か月めっちゃ勉強はしましたね。


それでですね、大学受験に関しまして本当に何の知識も大卒の知り合いも1人もおらず困り果てまして直前に少しだけ予備校に通ったんですよ。その予備校には高認試験を受けるためのコースがありまして、そこに通っている女の子と出会ったんです。その女の子


16才だったんですよ


そして、大学受験コースにもその子は16才で通っていました。二十歳前後の若者に紛れて明らかに1人若い子が居るなとは感じていたんです。すいません話しがややこしいですよね。要はその女の子は


16才で高認試験に合格して16才からもう予備校で大学受験の勉強を始めている



という事なんです。高認試験は16才から受ける事が出来まして、この女の子は16才にして高卒という事なんです。資格が使えるようになるのは18才からだと言ってました。めちゃくちゃ頭が良さそうな子でしたが、この子は


残りの丸々2年間をほぼ大学受験に時間を使う事が出来る



と言う事なんです。あまり深くは聞きませんでしたが、先に目標があってそこを目指している感じが伝わってきました。私は定時制高校にも通っていたわけですが、定時制高校では同級生に高齢者の方が居てこの予備校では16才がもう高卒を取っている訳なんです。なんかこう色々な高校生活があるんやなと思いました。どちらの方も知っている私ですが、言えることは


どちらも意味があった事だったと言う事なんです



どちらの方々も前を向いて進んでいらっしゃりました。進む道や年齢は違えど何かを目指す気持ちは同じだったように思います。定時制高校で同級生だったおじいちゃんやおばあちゃんも予備校で出会った16才で高卒を持っている女の子も目がキラキラしておりました。回り道した高校生と最短で進んだ高校生どちらもゴールは同じだったんです。こうやって振り返ってみると良い刺激を貰える同級生に恵まれていたなと改めて思います。きっと自分で選んだ道はどんな道でも輝いているんやと思います。

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