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わたしととらんくん

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二人の序盤にあたる記事たちです。 ご興味があればぜし。
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#遠距離恋愛

知り合ってからのこと④

知り合ってからのこと④

王子さまを自ら迎えにゆく大バクチ私は敏感で小心者で、なのに時々大それた事をしてしまうフシがある。
19の頃、「ハタチになる前に世界を見たい」と単身ニューヨークへ4泊の旅に出かけた時もそうだった。(えっと、人というのは多面体らしいという言い訳)

片想いハイのターボ(笑)とらんくんと逢えるメドがたってからの私の行動スピードたるや。
ただちに航空券を取り、宿を押さえ、多幸感著しかった。とらんくんはきっ

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最初で最後かもしれないデート

最初で最後かもしれないデート

ひとりずつ傘をさして外はしとしと小雨だった。
今となっては何ら問題を感じないけど、当時はポーカーフェイス気味プラス、マスクってことで、表情の見えにくいとらんくんと、お互いに傘をさしながら、歩いた。

ほとんど眠れてなくて、朝ごはんも食べられてなくて、それを伝えると近所の「スタバでも行こっか」となった。
とらんくんは朝ごはん済ませて来たから、コーヒーでいいと。

私は季節限定の桃フラペが飲みたくて飲

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当たり前はキセキの上に成立している

当たり前はキセキの上に成立している

前回の続きエシレのアイスクリーム をイチかバチか、ひと口差し出してみたら、パクっと食べたとらんくん。どぉおおああ(中高生再び)

私「30分で解散と思ってたから、お土産とか全部持ってきちゃったんだけど渡していいかな」
とらんくん「あっ、そうなの?ありがとう〜、開けてもいい?」

和食派で甘いものもそんなに積極的に食べないとリサーチ済みだったので、ご飯のお供になるものを差し上げた。

これは彼にはク

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初おデートその2

初おデートその2

改めてデートをなか1日おいて、もう一度会う約束をしていた私と、とらんくん。
前日に、「少し早めに着くように行くね!」とメッセージをくれた。
お仕事のために切り上げる時間を早めるのかな?と思ったけど、尋ねたら、そうではないという事で。一緒に居られる時間が、少し長くなるんだ。嬉しい。

とある歌をその夜、何度もくり返し聴いた。(伏線をはる)よく眠れなかった。今夜は、喜びで。

ピクニックのつもりが雨が

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夢じゃないんだ

夢じゃないんだ

ふしぎな感覚身体が、何をすればいいか不思議とわかる感覚で、とらんくんのおでこや髪の毛を、最初から知ってたように私の手が撫でていた。

「よく頑張ってるよね」

言わんとして言った訳じゃなく、これも、なんだか最初から理解してたように、口をついて出た。

新調したワンピースと、座ってるレジャーシートと、そっと太ももに乗っかってるとらんくんの感じで、ズズズ、とズレ始めたので、「座り直しましょうかね」とい

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