③ 恵比寿で詩人のおっさんが乗車してきた件
原宿駅からとろとろと山手線andあたしが、所謂「内回りで」東京の御へそ/軸を中心に廻りんこ始めたらば、まだ加速もする前に、浮世神奇なもうひとつのホームが、走り始めたばかしのこの黄緑色のぐるりん山手線の右手側の窓越しに透いて映って参りました。
あたしの紅涙ごしみたいにまみえては近づいてくるそのホームは、幻でもないし、それでも黄緑色の屋根の無人駅。このroudeする山手線の黄緑色とはあからさまに生命感の違う黄色味が少し強めの淡い黄緑色
② 原宿の胡桃沢先生
っと。少々脱線しちゃいましたが。御話をコストリに戻しまして。て。
今回は、薄い革生地のショート丈のジャケットに細身のジーンズを基本装束として身にまとい、目深にかぶった青いニット帽、そして、そして、足元は新作のコンバースなわけで、身長百六十五センチの細身の美少年、風の、多分そういう人、できあがりな感じを目指す方向です。
あたし、ここ三年、雑誌で言ったら『AneCan』系のアプリコットティー色のロングのデジタルパーマ巻き髪な人だったんですが、黒髪に戻し、バ