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2020年6月の記事一覧
“今を体験”=豊かな人生
数人の方から、以下の前回の記事への感想を頂きました。
「あるべき姿ではなく、ありのままの姿」ということを
「自分はできていないなぁ」とか・・
「出来ていない私はダメだ〜」と、中には反省モードの人もいました。
私にもその反省モードと似たような体験がありました。
インターネットで近くの保育園の情報を何気なく見ていたら、シュタイナー教育を取り入れた保育園が出てきました。
そこには園長先生のお話を聞く
“ありのまま”である自信を育む
最近、“ありのまま”という言葉が当たり前のように使われるようになり、私たちの中で“ありのまま”が根付きつつあるように感じます。
以前ある集まりで、改めて「ありのままってどういうこと?」を考える機会がありました。その時、人それぞれ、イメージが違うのだということを感じました。
みなさんは、“ありのまま”と聞くとどんなイメージが浮かびますか。
ある人にとっては、「自分が思っていることを実現すること」
この世界が良くなる日は来ますか?
以前、インドに行った時のことです。
オートリキシャーで街中を走っている時、路上生活をしている家族たちを目にしました。その時、一緒に乗っていたインドに住んでいる知人に
「この世界が良くなる日が来ると思いますか?」と聞かれました。
私はその質問にドキッとしながら「思います。」と答えると同時に、目の前の情景を見て『本当にそんな日が来るのかな・・』と疑念も浮かびました。
世界の飢餓は無くならず、貧富の格
意図的にハートを開く
ある日、友人たちとお寺へ出かけ、そこにあった水琴窟の水が響く音を聞いたり、話しながらお寺の中を散策したりと、とても穏やかな時間を過ごしました。みんながハート=心を開き、幸せで平和なひと時でした。ハートが開いている友人たちを前にし、自分のハートも自然に開いていった体験でした。
私もいつでもぱっとハートを開き、人の心を穏やかにする存在でありたいと思いました。その日から私は、『ハートを開いている存在であ
「無執着である」≠「諦める」
「まぁ、いいか」・・私の口癖です。
子どもたちが話を聞いていない時
洗濯物を地面に落としてしまった時
料理の味がイマイチ決まらない時
そんな時に気づくと「まぁ、いいか」と呟いています。
その時の自分はどういう状態かというと、力が入ってなくて、起きていることに対して“良い”とか“悪い”とかの考えはなく、感情にも怒りやイライラはなく逆に笑い飛ばすくらいの軽さがあります。
そして「まぁ、い
執着から新しい可能性の世界へ
昔、私がスノーボードのインストラクターの資格を取ろうとしていた時のことです。インストラクターにもレベルがあり、上へと目指して練習をするのですが・・。私はどのテストも一回でパスしたことがありませんでした。
あるテストの時「いつも通り滑ったら余裕で受かるよ」と私を指導してくれていたインストラクターのお墨付きをもらったにも関わらず、当日の私の滑りはボロボロ。その滑りを見ていた私のインストラクターは、「力
言葉が持つ“音のエネルギー”を聴く耳
あるお母さんから電話で相談を受けました。
その時は時間がゆっくり取れず、少しだけ話を聞き、私の考えや伝えたいと思ったことを話して時間切れ。
切った後
『あれ?相談内容はあれだけだったのだろうか?』
という思いが私の中に残り、気になって仕方がありませんでした。
この時私の中にあったことは、相手の気持ちがきちんと受け取れたのだろうかという心配と、今どんな様子だろうかという考慮でした。そしていつまでも気
“今”体験していることを体験する
あるお母さんが『褒めない子育て』についての講演会に参加したことを話してくれました。その講演会の中で以下のような話があったとのこと。
“絵を描いている子どもに対して、『上手だね』というとその子は、次も上手に描かなければと思うようになる。褒めることは、子どもを自分よりも下に見ていることになる”
そのお母さんは、
「『上手だね』って言っちゃいけないとなると難しくて‥。『上手だね』って言い過ぎたから、
弱者+強者=人間としての存在
以前、知人のAさんがこんなことを話していました。
「あそこの家、生活保護を受けているけど車に乗ってるし、毎日酒ばっかり飲んでるし、私たちの税金で楽してるってなんなのさ」
と、延々と“生活保護を受けている人がいかに怠け者か”という話を聞かされました。
その意見を“正しい”かのように聞いてしまった私は、その後に会った友人BさんにAさんの言葉をそのまま話していました。
するとBさんに
「なにを言っている
抑えつけられた感情の出口
“気になる子ども”の相談を受けることが時々あります。
先日、ある保育士さんからの相談を受けました。
4才の女の子が、いつもイライラした様子で、落ち着かないけれど、どう対応したらよいのでしょうか?ということでした。
話を詳しく聞けば聞くほど、その子どもにある怒りが伝わって来ました。
その怒りの元がどこから来るのか、具体的な出来事は何があるのか・・などを聞くうちに、「その怒りはその子ども個人のものでは