[人生手帳]#12 イヤな上司だったけど、逆に学ぶことが多かったという話
皆さん、こんにちは
幸せノートのネコせんせいです。
[人生手帳]では、幸せになるための知恵や助言など、人生に役に立つコンテンツを紹介しています。
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皆さんのまわりにも、イヤな上司や
イヤな人がいませんか?
ぼくの妻も、たまに会社の上司に対し
あれこれ言います。
「たいへんなのよ~」と嘆くんですが、
嘆くのはイヤな上司との人間関係が
難しいからなんですね。
今日は、イヤな人との対し方について
ぼくなりの処方せんを解説してみます。
「ぼくなり」なので、公式的なものでは
ありません。😁
■悪い面がみえると相手がイヤになる
人間は、自分と違う(価値観が)人に対しては
すぐに親しくなれません。
とくに、「自分が悪いと思う点」が見えると
警戒心をもってしまいます。
それで上司との人間関係が悪くなるのは、
上司の態度や言葉が乱暴。
つまり悪い点に見えるからです。
悪い点がみえるので
上司を悪い人と判断します。
その悪い点が見えれば見えるほど
上司との関係も悪くなるのです。
■見方が違うと見え方が違う
以前の職場で、入社5年目の後輩が、
上司との人間関係で困っていると
ぼくに相談しにきました。
「先輩、もう会社やめたいんです」
「上司の言葉や態度が乱暴なんです」
それをきいて、ぼくはびっくりしました。
なぜなら、彼がいう上司の姿と
ぼくが思うものとは正反対だったからです。
その上司は多少厳しくいうタイプでしたが
ぼくは後輩がいうような人には見えませんでした。
それでは、その上司はぼくとその後輩に対して
ちがう態度をとっていたのでしょうか?
それは違います。
両者の見方が違っていただけなのです。
見方(価値観)が違うと見え方が違います。
■白か黒という見方
人を見る観点に、白、あるいは黒という
二者択一の考え方があります。
善でなければ、悪という考え方です。
後輩の場合は、まさしくこれで、
自分の価値観に反している上司は
悪にしかみえないのです。
こういう見方しかできないと、
すごく疲れてしまいます。
すべてのものをジャッジするのですから
ストレスもすごくたまります。
この考え方ではない、考え方を知れば
もっと楽になります。
■ぼくなりの考え方
普通は、上司といえば組織の中で自分より
上の立場という意味です。
自分が社員だったら課長や部長など、
「上の役職」を上司として認識します。
ぼくの場合は役職で判断しません。
性格で判断し、何か悪い面が相手に見えたら部下、
良い面が見えたら上司と判断します。
・上司は、何か学べる人
・部下は、何かを改める人
そのために、同じ人でも上司でもあり、
部下でもあります。
それで、上司(良い面が見える)が現れたら、
こう考えます。
自分も同じような性質は持っているが、
その人と同じようなことができないので、
学ぶために出てきたと、とらえます。
部下(悪い面が見える)が出てきたら、
同じような性質を自分も持っているから、
「それを改める」ために、出てきたととらえます。
改める内容を共有して、一緒に改善するように
相手に働きかけることもできます。
目の前の人から学ぶことで、自分が成長していきます。
このように、善か悪かという
二者択一の考え方でなく
「このことから何が学べるか」と考えます。
このように考えると
自分の上司がイヤな人でも大丈夫です。
逆に、学ぶことが多くなります。
■気をつけたいこと
二者択一の考えをしていると、
イヤな人が現れれば、その人を批判する場合があります。
これは自分の首をしめるようなものです。
とても注意する必要があります。
批判が度重なると習慣になってしまい、
自分の性格もどんどん悪くなります。
気も重くなり、否定的になります。
私のように、後で痛い目にあって気がつくのですが、
注意が必要です。
それでは良い一日を。
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