neko-san

平成一桁代生まれ。東京出身の関西在住。

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西武園ゆうえんち 混雑時攻略

GWに西武園ゆうえんちに行ってきました。 事前にTwitterで激混みという情報を得たので、早めに行って、なかなかに楽しめたのですが、次はこうしたいという対策をまとめます。 ついでに、あわよくば西武園の人が見てくれることを願っての改善のお願いも…. 私は楽しめたけれど、Googleで「西武園ゆうえんち」を調べると、予測で「ひどい」「最悪」ってでるようになってしまっていて… 無くなったら寂しいので、せめてこのnoteで、誰か1人でも快適に過ごして、そんな評判を消してあげてほ

    • 打ち切りになったドラマ「HEROES」をみてみた【ネタバレあり】

      久しぶりの投稿になってしまった。 というのも、空き時間にNetflixでアメリカのドラマ「HEROES」をみることに専念してしまっていたのだ。 HEROESは2006年から始まったドラマだ。当時は、民放の深夜に放送していて、面白いと思ったものの録画を忘れたりして、シーズン1の最初の方しかみれていなかった。 日本人キャストがでていたり、そこそこ話題になっていたが、みるとシーズン4までしかない。あれれと思って調べると、どうやら打ち切りになってしまったようだ。 それならば、

      • アドリアン・ヴィラール・ロハス

        本作品は、フランスのフォンダシオン・ルイ・ヴィトンのコミッション作品である。 一度しか行っていないが、フランク・ゲーリー設計のガラスの船のような外観と、見応えのある現代アートのコレクションが大変面白い美術館であった。パリ市内から少し離れているが、現代アートのファンであれば、ぜひ訪れてほしい美術館である。 今回の作品は、そんな美術館のテラスのような場所にある巨大な作品だ。 Where the Slaves Live (2014) 大きな貯水槽のようなところに、石や植物、

        • 名作映画を見よう / アンタッチャブル

          正直、こんなに面白いと思わなかった。 階段の銃撃シーンやエレベーターのメッセージなど、いくつかの印象的なシーンは知っていたが、そのイメージからクライムアクションというイメージだった。 恥ずかしながら、禁酒法時代の話ということも知らなかったのだが、ギャングを追いかけるはぐれものたちの戦いに一瞬たりとも目が離せなかった。 最初ははみ出しものたちの負け戦、国境で捕まえるシーンは西部劇さながらの快活劇だし、そこから襲われ始める捜査チームの様は重厚なサスペンスだ。 強いて言うな

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          映画館の思い出

          初めて映画館で観た映画は、「耳をすませば」だったようだ。というのも、幼かった私は途中で寝てしまったらしく、記憶が全くない。 ただ、映画が始まる前後のことは、よく覚えている。小さなスクリーンで、1番前の左端に母と兄と座った。当時は子供用の上底の椅子などなかったので、小さな私が前の席で見えないことがないように、と配慮してくれたのだろう。 夏だった。スカートを履いていて、母に「寒いかもしれないから」とファイラーのタオルハンカチを膝にかけてもらった。 そして、映画の宣伝などが始

          映画館の思い出

          名作映画を見よう / ローマの休日

          またしても、本当に映画好きを名乗ってたのが恥ずかしいくらい、見ていなかったのが不思議な名作。 あんまりテレビとかでやらないし...と言い訳。オードリーの他の映画は、結構みてたんだけど 身分違いの恋というオーソドックスな設定と、シンプルなストーリーだが、テンポがよくて見やすい。 アン王女のお転婆で、ちょっと危なっかしいキャラクターも見事だし、何よりオードリー・ヘップバーンが可愛すぎる。今いたとしても、トップレベルの容姿。。 ちなみに、偶然ながらこの映画をみたあとに、金城

          名作映画を見よう / ローマの休日

          名作映画を見よう / ジョーズ

          小さい時にチラッとテレビでやってたのが、すごい怖かった...くせに大人になってから、くだらないB級サメ映画にハマってしまったのは何故だろう。。 そして、本家を見る機会がなかったので、今更ながら鑑賞。 単なるパニック映画ではなく、群衆劇にアドベンチャー要素もあって、終始ハラハラした。 そして、今みても普通に怖い。直接的に襲われるシーンは、意外と少ないが、個人的には二人目の被害者の男の子が襲われ、親が子どもを抱き抱えて砂浜にあがり、一人子どもがいない...というのがなんとも

          名作映画を見よう / ジョーズ

          名作映画を見よう / カサブランカ

          カサブランカといったら、「君の瞳に乾杯」の名台詞。ただ、今の時代には臭すぎるセリフのせいで、ちょっと敬遠してたのも事実。 とはいえ、食わず嫌いもよくないのと、1時間40分程度なので気軽にみはじめたのだが... 面白かった... そもそも、ストーリーをまるで知らなかったのだが、短いなかにエンターテイメントがかなり詰まっている。 ドイツ兵に占拠されたフランスから、アメリカに逃がれるために立ち寄るカサブランカ。昔の突然、姿を消した恋人との再開、活動家を追いかけるドイツ軍、元

          名作映画を見よう / カサブランカ

          名作映画を見よう / スタンド・バイ・ミー

          先日の金曜ロー ドショーで鑑賞。 金曜ロー ドショー、ここ2ヶ月くらい見ているが、自分では選ばないような映画が放送されるのが面白い。 あと、Twitterを見ると、リアルタイムの感想が見れたり、蘊蓄を披露している人なんかもいて、大勢で一緒に映画を見ているような感じがして、結構ハマっている。 そんなわけで、スタンド・バイ・ミー。 高校生のときに授業でみたのですが、あのパイの早食い競争でゲロ吐きまくるシーンしか覚えていなくて。 めちゃくちゃ感動するわけでも、すごいワクワクドキ

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          ニコラ・ド・ランジリエール / 手からあふれる個性

          久しぶりに作品の紹介をしたいと思う。 比較的、近現代の作品ばかりを紹介してきたが、今回はロココ絵画からである。 Study for hands (1715) タイトルのStudy forは、美術作品では「習作」つまりは練習のために作られた作品である。なので、この作品は「手を練習ふるために作った作品」ということである。 赤い花を取り囲むように老若男女の手が立体的に描かれ、習作といえどらかなり存在感のある一枚であった。 白く美しい手、ぷっくりとした手、何かを持った手..

          ニコラ・ド・ランジリエール / 手からあふれる個性

          名作映画を見よう / タクシードライバー

          私は映画が好きで、昔からかなりよく見ていたのだが、新作やミニシアター系が多く、意外と有名な作品を観てこなかった。 最近は、サブスクで色々な映画が観れるので、ここ数年は時間があるときに、有名な映画を観るようにしている。 せっかくなので、観た記録をつけていきたいと思う。あからさまこネタバレ記事ではないが、あくまで観たことを前提にしているので、多少ネタバレも含まれるのを了承してほしい。 先日、観た映画は「タクシードライバー」だ。 マーティン・スコセッシ監督の出世作で、197

          名作映画を見よう / タクシードライバー

          考察 : クララとお日さま

          カズオ・イシグロの最新作「クララとお日さま」を読んだ。 イシグロ氏の小説は10年ほど前から大ファンで、今回もあらすじすら見ずに購入した。 本作も読み終わってから、余韻がすごく、そのまま2回目を読み、何日間かひたすらに思い耽っていた。 同氏の小説は、細かな説明がなく、会話や状況から読者が判断していくという特徴がある。 今回も小説内の設定に関して、私なりに考察を行ったので、備忘もかねてまとめてみる。 なお、所謂ネタバレ記事ではないが、一部ネタバレも含まれると思うので、了

          考察 : クララとお日さま

          Chim↑Pom / 都会のネズミと渋谷

          私は動物が好きだ。大人になってからも一人で動物園に行くし、ふれあいコーナーで子どもに混じってヤギを撫でたりしている。 剥製をみると、最初に可愛いと思ってしまう。でも、それは死んだ動物の死骸でできていて、それにも関わらず、まるで生きているかのようなポーズをとらされている、というとかなりグロテスクである。 今回、紹介する作品は、Chim↑Pomのスーパーラット。Chim↑Pomの展覧会には色んなパターンで、このスーパーラットが登場するが、写真は2018年にTERADA ART

          Chim↑Pom / 都会のネズミと渋谷

          大岩オスカール

          今回も過去に鑑賞した作品の紹介だ。 2年前に金沢21世紀美術館に行った際に開催していた、大岩オスカールの個展からである。 ブラジル出身の大岩は、美大ではなく建築学科を卒業している。どこか構築的に感じる構図は、その影響があるのかもしれない。 個展のタイトルは「光を目指す旅」。大岩は、サンパウロから、東京、ニューヨークと拠点をうつし、旅人生を歩んでいる。 「電波に包まれるニューヨークで生活して、まとまらないアメリカで税金を払い 、旅人生を過ごしながら、うまく行かない世の中

          大岩オスカール

          産後役に立ったもの

          昨年出産した際に、ベビーグッズをどうするか、本やネットで散々しらべ、noteなどの個人のレビューも大変参考になったので、私の場合に役立ったものなどを紹介していきたいと思います。 ここで紹介するのは、絶対に必要なものではなく、あったら便利だったもの、です。 役立ったベビーグッズ① ハイチェア 要らないと思っていたのですが、新生児期はよく泣いていて、ずっと抱っこしている状態だったので...ハイチェアで揺らしてれば、普段が軽くなるかなと思って購入しました。 結果、大正解。ギ

          産後役に立ったもの

          現代アートの現状

          小崎哲哉氏の「現代アートを殺さないために」を拝読した。炎上していた、あいちトリエンナーレの「表現の不自由展」を始め、近年の現代アートと、その問題に関して取り上げた本で、一介のアートラバーとしては、現状を知るうえでなかなか読み応えがあった。 できる限り本の内容を記したくはないので、詳細は省くが、私としてはアート側とアートが分からないという人たちと、もう少し緩やかな対話をしていく必要があるのでは、と感じた。 私自身は、現代アートも好きだ。ただ、そうした話を友人達にしても「分か

          現代アートの現状