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名作映画を見よう / カサブランカ
カサブランカといったら、「君の瞳に乾杯」の名台詞。ただ、今の時代には臭すぎるセリフのせいで、ちょっと敬遠してたのも事実。
とはいえ、食わず嫌いもよくないのと、1時間40分程度なので気軽にみはじめたのだが...
面白かった...
そもそも、ストーリーをまるで知らなかったのだが、短いなかにエンターテイメントがかなり詰まっている。
ドイツ兵に占拠されたフランスから、アメリカに逃がれるために立ち寄るカサブランカ。昔の突然、姿を消した恋人との再開、活動家を追いかけるドイツ軍、元恋人の夫への嫉妬、カサブランカから亡命できるのか...
と、ハラハラドキドキの展開で、目が離せない。
ルノー署長やサム、フェラーリといった脇役も魅力的なキャラクターだ。
これが戦時中に作られたというのだから、驚きである。(しかも、ドイツ軍は敵として描かれるが、基本はパリからの亡命で、自国のアメリカを讃美するような作品というわけではないんだよな...)
まさに、百聞は一見にしかず。機会があれば、ぜひ一度みてほしい。
なお、「君の瞳に乾杯」は、劇中4回も登場した。