ネコイッチュ

YouTubeとリンクしております。YouTubeの動画に文字情報を付加して運用していきたいですにゃ。よろしくお願いいたします〜。

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マガジン

  • 宗教学講義 Nekeutsch 2024後半 全十四回

    宗教学講義では〈一神教と現代〉をテーマとして、前半ではユダヤ教とキリスト教を扱い、後半では〈イスラーム〉に関する理解を根底において、宗教/政治/国家のさまざまな象面を考えたいと思います。〜 全14回です。

  • 哲学史講義 Nekeutsch 2024後半 全十四回

    単なる授業風景です(編集なしで申し訳ありません〜)。後半(秋)は近代哲学としてデカルトからヘーゲルまでのお話になります。(YouTube Nekeutschへのリンクです)

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ごあいさつ

ネコイッチュ / Nekeutsch です。 ネコイッチュはネコチューバー(YouTuberの猫方面)として動画をYouTube上に載せておりましたが、これらは非常に粗略なものばかりでした。自己紹介すらも書くことなくあまりにも不親切なもので、長年 失礼いたしておりました。 それにも関わらず、同アカウントにつきまして、チャンネル登録していただいた方が五百人を超えたことから、多少とも整理しつつ文字も加えて、何をやっているのかがおわかり戴けるように変容しようかと考えるにいたりま

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      宗教学_Nekeutsch2024後半10_20241129_クルアーン読解_第十章「ユーヌス」

      引き続きクルアーン日本語読解です。今回は第十スーラ〔章〕「ユーヌス」です。ユーヌスはユダヤ教で言えば(旧約聖書/タナックでは)「ヨナ書」(預言者ヨナの書)にあたります。このユダヤ教の議論をなぞる形で(ここでもユダヤ教の神髄をイスラームの側からなぞるような形で)話が進んでいきます。このためやはり、(前出の)YouVersionなどで「聖書(旧約部分にある、ヨナ書)」の内容を追う必要があります。[念のためにヨナ書冒頭の URL を記すと ↓] https://www.bible.com/ja/bible/1819/JON.1.%25E6%2596%25B0%25E5%2585%25B1%25E5%2590%258C%25E8%25A8%25B3 になるはずです。今回の内容は、複雑(ユダヤ教の解釈もイスラームの方の解釈も)な話に思われます…。

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        宗教学_Nekeutsch2024後半9_20241122_クルアーン読解_第十九章「マルヤム」

        宗教学_Nekeutsch2024後半_9_20241122_クルアーン読解_第十九章マルヤム 引き続きクルアーン日本語読解を読みます。前回の「イムラーン家」とつながりのある「マルヤム」の章。同じくクルアーン日本語読解を参照していただきます(このシリーズの第一回にリンクを掲示してあります)。マルヤムとはキリスト教での「聖母マリア」ですが、イスラームではマルヤムは敬虔な人間の女性であり、その子も神(救世主/キリスト)ではなく「人間」であることが強調されます。詳しくは録画で…。

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          宗教学_Nekeutsch2024後半8_20241115_クルアーン読解_第三章「イムラーン家」

          宗教学_Nekeutsch2024後半8_20241115_クルアーン読解_第三章「イムラーン家」 お話の導入として、COP29とアゼルバイジャン(バクー油田)の歴史、またアルメニア、ロシア、ペルシアなどの複雑な関係を手がかりにして、歴史と政治と宗教のつながりを考える機会に。—— クルアーン日本語読解の第三スーラ〔章〕「イムラーン家」が主たる題材。この章はキリスト教徒に対して、自分たちの信仰の本義を思い起こさせる、という趣旨で、前章と同じく、逸脱した者たちを信仰の本義に連れ戻すという趣旨といえます。イムラーン家は、イエスの母マリアの親のファミリーで、これら一族が敬虔な信仰者であることを説くことが本章の主題でしょう。イエス、マリアなどの関係を理解するために、まずは、この話題の元となるオリジナルの(新約聖書の)「ルカ福音書」を説明するひつようがあります。これ(ルカ)との対比でクルアーンの説くところを考えるのが大事です。〜 今回も前出の「クルアーン日本語読解」が必要ですが、これに加えて、キリスト教福音「ルカ福音書」を参照するため、(前に掲げた)「YouVersion」での箇所(サイト)を次に掲示(↓)しておきます。 https://www.bible.com/ja/bible/1819/LUK.1.%25E6%2596%25B0%25E5%2585%25B1%25E5%2590%258C%25E8%25A8%25B3

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        • 宗教学講義 Nekeutsch 2024後半 全十四回
          10本
        • 哲学史講義 Nekeutsch 2024後半 全十四回
          12本

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          宗教学_Nekeutsch2024後半7_20241108_クルアーン読解_「雌牛」(続)

          前回に続き、クルアーン日本語読解「雌牛」の章と続きの章を参照して、その補足となります。章の中のスライマーン(ソロモン)のくだりについての説明など。クルアーンの成立は七世紀ですが、その後の拡大したイスラームの版図(地中海世界およびアジアの東方など)に関する一般的説明。とりわけ東南アジアでの拡大。また、政治の事情と宗教の教義とを弁別して理解することの必要性、などです。

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          宗教学_Nekeutsch2024後半6_20241018_クルアーン読解「雌牛」の章

          前回までの下地づくりで、イスラームとクルアーンに関する誤解が解除されたものと考えました。今回から、虚心にクルアーン(日本語読解)を読む回にしたいです〜。最初の「開端」の章と、内容上の第一章といえそうな「第二スーラ〔章〕〈雌牛〉」を読んでいきます。文を見ないと話が追えませんので、以前に挙げた 東京ジャーミイ のサイト(そこの出版物のタグ)から、「クルアーン 日本語読解」を探して参照してもらうのがよいでしょう(そこに載っている各章の先頭の解説と、章末尾の注も理解の助けになります)。[↓ 出版物のページ] https://tokyocamii.org/publications/ この章(雌牛)は、自分たち(ムスリム)に先行して啓示が下った民としてのユダヤ人に呼びかけるものです。趣旨としては、ユダヤに下った啓示をユダヤ人自身が忘れて(内容を改竄してそこから離反して)いないか、と諭して本道に導き戻す、というようなことです。アッラーは「神」と読む方が理解が容易になり、それがユダヤの神と同じものであることがわかります。また「ムスリム(世に言う イスラ〜ム教徒)」は、ユダヤ人も含んだ「神に帰依するもの」を指すと考えるのがよいでしょう。「ムスリムでない者」は、神を下に見て、神を人間の欲望の道具にしてしまうもの、神よりも自分を優先するもの、と考えるとすっきりするかもです。いずれにしても、虚心に読むと、イスラームが排他的でも独善的でも闘争的でもなく謙虚な教えであることがわかるはずです。そもそもムハンマドの最初の時代では、少数(自分の家族)から クルアーンの教えを説くことから始めたのであり、力をもってすれば容易に滅ぼされる立場にあったため、全ては(武力でなく)言葉による説得だけをもって世に広まったものです。どうしても、その後の拡大したイスラーム勢力を念頭においてしまうため、力ずくの布教のようなイメージ(虚像)が先行しそうでしょうが、まずは、教典そのものを地道に読みたいところです。—— とはいえ、何を言っているか(そもそも「雌牛」とは?)わかりにくいこともあるので、解説が必要で、それを当講義で行っています。しばしお付き合いを…。

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          宗教学_Nekeutsch2024後半5_20241018_地中海世界とその外(続き)

          デマルカシオンの続き、重商主義と全地球的覇権。ビザンツ帝国/オスマン帝国のその後。東西のローマ帝国の変遷、などの歴史の推移を考えます。重商主義対アダム・スミス、近代における〈富〉とは? イスラームの発端とキリスト教的新教(プロテスタント)との対比。さらに、救いと赦しについての考察(キリスト教におけるもの と ユダヤ教/イスラームにおけるもの)、をめぐる話でした…。

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          宗教学_Nekeutsch2024後半4_20241011_西ヨ〜ロッパと英国

          前回の続きです。15世紀16世紀の動向。西ヨ〜ロッパと英国。地中海と西海岸。ユダヤ人の運命。プロテスタント、などの話題です。急がずに進むため、話は停滞かも…。イスラームを説明したいのですが、イスラームに対する固定観念のようなものを解除する必要を感じて、そちらの方面は地道に説明を足していっています…。

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          宗教学_Nekeutsch2024後半3_20241004_16世紀のキリスト教

          西ヨ〜ロッパの動向。ルターとヴァティカン。プロテスタンティズム。地中海世界から大西洋へ。ユダヤ人の移動。地球をめぐる覇権。のような話題です。

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          宗教学_Nekeutsch2024後半2_20240927_イスラーム_2

          イスラームの原義に関する理解、西ヨーロッパの動向、これらを両面的に理解する。イスラーム/ムスリムという語、ジャーヒリーヤの時代(光なき時代)。預言者の意味合い、キリスト教およびユダヤ教に対するイスラームの位置を理解する、という目標です。

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          宗教学_Nekeutsch2024後半1_20240920_15世紀&16世紀

          ルネサンス/オスマン帝国/バチカンの変様/宗教改革/スペイン・ポルトガルの1492年。デマルカシオン。地球をめぐる覇権。身体の意味、藝術の意味の変位。 この講義では ミネルヴァ書房『よくわかる宗教学』を「横書きのテクスト」として指摘します(あまり必要ないテクストです)。それと異なり、以下のサイトは、内容を追うためにも、参照が必要です。よろしくお願いします。 聖書(旧約/タナックと新約/福音書など)これを読むことになります。簡便なところでは、アプリ&サイトとして「YouVersion」を推奨します。日本聖書協会の新共同訳聖書。サイト先頭の「創世記」のURLを掲示します(別の書〔福音書など〕に飛ぶためのボタンなどは護身で探してみてください)。 https://www.bible.com/ja/bible/1819/GEN.1.%25E6%2596%25B0%25E5%2585%25B1%25E5%2590%258C%25E8%25A8%25B3 トルコ文化センター(東京、代々木上原、東京ジャーミイ)の運営するサイトの出版物、のページを掲げます。ここに収録のものから「クルアーン 日本語読解」これが大事になります。すなわち、日本語で無料でいわゆるコーランを読むことができます。講義では、この同所に掲げられている、「イスラーム 正しい理解のために」「イスラーム Q&A」への参照を指示することになります。出版物のトップページURLを次に掲げます。 https://tokyocamii.org/publications/ 第一回講義では「デマルカシオン」という事項(スペイン語)を話の発端においています。これに関しても、wikiなどでこの語(デマルカシオン)で検索すると詳しい説明がありますので、参照するのがよいと思われます。 ではよろしくです

          宗教学_Nekeutsch2024後半1_20240920_15世紀&16世紀

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          哲学史_Nekeutsch2024後半10

          啓蒙の光と影、人間の理性とヒューマニズムとキリスト教、近代国家/法治国家/実定法/国民国家。産業革命、資本の本源的蓄積、奴隷貿易。アンシクロペディー(英 encyclopedia)/百科全書、円環をなし包括する知の理念。ヴォルテールおよびルソー。自然状態とは…、などの話題ですにゃ。

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          哲学史_Nekeutsch2024後半_余論2

          アダム・スミス、スコットランド啓蒙思想、の後半です。 諸国民の富。法論。自由の探求としての政治学。公平な観察者。〈見えざる手〉をめぐる世間的理解を修正する必要性、のような話題です。〜

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          哲学史_Nekeutsch2024後半_余論1

          アダム・スミス、スコットランド啓蒙思想のお話前半。 経済学以前に道徳哲学者/法哲学者であるアダム・スミスについて。道徳感情論における思想的基盤、のような話題です。〜

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          哲学史_Nekeutsch2024後半9

          ジョージ・バークリーの思想。デカルトがsubiectum を物(被造物)として捉え、obiectumを観念(想念/反映)とした件を再論。ホッブズあたりから英国経験論は サブジェクトを「人間的主体」として扱うことを開始〜。緩い人間主観(有限性)と 行き過ぎた人間主観(絶対性無限性)との対比。バークリーは、人間の観念の受動性をもとに人間の認識の有限性を語る…のか。人間における受動性が、神の能動性を指し示す、などという話です。〜 esse percipi 「存在するとは知覚されていることである」、これは真理論として(トマス、デカルト、スピノザに対抗して)語られている…? 物と心 実在と観念とが一つに落ち合う場所としての「経験」という帰着点。難しめかも…。

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          哲学史_Nekeutsch2024後半8

          前半はスピノザ/ライプニッツまとめとして、実体、二つの属性(思惟と延長)、これの統合/統一がテーマとなるのが近代、などの話。後半は、英国に関して、ベーコン、ホッブズ、その人間論/実体論/主体論。ジョン・ロックの「市民政府論」冒頭読んでみると…如何に? ロック思想の内実は、キリスト教論としての政治論である、などという話です。〜

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