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【エッセイ】変てこに歪んだ人に声かけられる系女子。
近所に、本当に素敵な森林公園がある。
緑も多いし、そこそこ広いのでたくさんの人が利用している。
ある人はジョギングやウォーキングをし、ある人は犬と仲良く散歩をし、ある人たちは家族でやってきて木陰でお弁当を食べたりしている。
かくいうわたしも、小学生の頃から何度もその森林公園を利用しており、気分が落ち込んだときや自然に癒されたい時など、公園のベンチに座って何時間もぼんやりする事があった。
【エッセイ】はじめて過呼吸になった夜。
小学生の頃から、「息苦しい」と感じることがあった。
喉の中が急に締まって、息を吸うのが苦しくなるような……そんな感覚だった。
緊張している時やすこし心が辛い時、この息苦しさは喉元に現れた。
だから、頭の悪いわたしは「そういう体質なのかな」なんて、漠然と捉えていたのだけれど。
(――“コレ”が体質って、死んじゃうって)
四月十五日。夜。お風呂上りの、洗面所にて。
下着姿で地面に倒れ
【詩】『アナタはきっとエキゾチカ』
ボクの手足がとても細い頃
ボクの体が伸びきっていない頃
手足が太くて 背も高い アナタと出会った
アナタはきっとエキゾチカ
港にいたアナタは
ボクにパンをくれたよね
アナタはきっとエキゾチカ
友達のいないボクへ
アナタは見てきた世界を話してくれた
アナタはきっとエキゾチカ
いつかこの海 共に渡ろうと
アナタは笑みを浮かべてた
あれから時間は過ぎていき
世界はどこでも危険が多い
【詩】『飛び降りたかった誕生日、出来なかったの、16歳』
帰る場所が家しかないなんて、恐怖だ。
おとうさんはもうずっと居ないし
おかあさんは怒りながら帰ってくるんだろう
おにいちゃんは勝手に独り立ち
おねえちゃんは部屋の中で妄想だけを謳ってる
帰る場所が家しかないなんて、恐怖だ。
スクールカウンセラーに何が出来るの
わたしの今日を、どう救うの
わたしの今を、どう癒すの
親戚も遠くに住んでいるし
友達だって手一杯で生きてるし
先輩の正論はそれだけで