【睡眠読書会#9】『睡眠の常識はウソだらけ』を読む -睡眠で不健康になる!?-
睡眠読書会もあっという間に第9回になってしまいました。
今までは、睡眠のエビデンスの捉え方をお伝えすることで、今までの考えって本当に正しかったのかな?と考えてもらいました。
今回からは、「寝すぎると不健康になる」という観点から、私が感じたことをお話していきます。
1.日中の活動を振り返ってみよう
睡眠の話といいながら、日中のことを持ち出してしまいますが、
ちょっと付き合ってください。
次の質問について、ちょっと思い出してもらえますか?
・トイレに行く頻度はどのくらいですか?
・水分補給は、どのくらいとっていますか?
・じっとしていられる時間は、何時間ですか?
睡眠とは活動の一部です。ですから、睡眠と上手に向き合おうとする時に、自分の普段の生活比べることは、すごく大事なことです。
たとえば、トイレに行く頻度ですが、4時間に1回くらいはありませんか?
私は以前、トイレに行くまでの間隔が、8時間以上開いたことがありました。出社前に自宅でトイレに行き、帰宅後にその日の2回目のトイレに行く、という感じです。
私としては、これは異常なことですが、皆さんにとってはどうでしょうか?彼氏彼女がこんなこと言ってきたら、「もうちょっとマメにいけなかったの?」とアドバイスしたくなりませんか?
2.寝てる時ってどう行動してる?
さて、先程の質問と、睡眠との関係性についてです。
すべての質問について、「じゃあ、寝てる時はどうですか?」を考えてみて下さい。
8時間睡眠だったとしたら、8時間トイレにいきません。
そして、8時間水分を摂らず、8時間あまり身動きしません。
もしも、自分の会社の隣の席の同僚が、そんな風に仕事をしていたらどうしますか?アドバイスしたくなりませんか?
そのアドバイスしたくなる相手が、実は「睡眠時のあなた」なのです!
目覚めたら風邪を引いていた。なぜでしょうか?
寝ている間、自分自身に、水分やビタミンCなどは与えましたか?
朝起きたらダルい。なぜでしょうか?
寝ている間に、自分の血流を巡らせるための手助けは、何かしてあげれましたか?
書籍内にもありますが、人は「オートメーション」が好きです。
「寝ている間にいつの間にか...。」ということに弱いのです。
しかし、そこに対して「本当にそうだろうか?」という健全な問題意識を持って、考えてみてください。
3.まとめ
日中の行動だったら異常なことでも、睡眠中だったら気づかずに行っていることが多い。
「寝ている間に…」という淡い期待を捨てて、睡眠時の身体の状態について思いを巡らせましょう。
早起き習慣化の手助けに、私が主催している無料の朝活会も活用してください。
健全な睡眠を取り戻して、朝から自分と日本を変えていきましょう!
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