マガジンのカバー画像

サービスデザイン

44
運営しているクリエイター

2022年7月の記事一覧

デザイン思考とは? ―三大流派を比較してみる― #208

デザイン思考とは? ―三大流派を比較してみる― #208

これまでデザイン&デザイン思考の歴史を調べてきました。

今回は現在のデザイン思考を共時的に理解するために、IDEOの「デザイン思考」、ロベルト・ベルガンティの「意味のイノベーション」、ダン&レイビーの「スペキュラティブ・デザイン」を比べてみました。すると、デザイナーは現代の「預言者」であることが見えてきました。

デザイン思考の総本山、IDEO デザイン思考を一躍有名にしたのは、天下のIDEOで

もっとみる
デザインが文化人類学と出会う時 #210

デザインが文化人類学と出会う時 #210

パーソンズ美術大学・Transdisciplinary Designでデザインを学んでいると、デザインが文化人類学の方法論や考え方を参考にしていることに気づきます。

そこで、デザインをさらに知るためにも「文化人類学とは何か?」について調べてみることにしました。すると、文化人類学は現代社会の常識を形作った学問であることが分かりました。

文化人類学とは?まず、デザイナーだけでなく現代人が文化人類学

もっとみる
デザインと行動心理学 2

デザインと行動心理学 2

情報設計やコミュニケーションに役立ちそうな、人の無意識な行動心理のまとめ、その2です。

可読性尺度可読性尺度とは、文章の読みやすさを数値化すること。英語だとワードの構成オプションに機能があったり、日本語でもサイト上で測定できるツールも公開されていたりします。単語数が少なく、難しい言葉や専門的な用語を用いない方が読みやすい文章となります。文章だけでなく、可読性に関わるデザインの要素は、フォント選び

もっとみる
ポートランドから学ぶ「まちづくりと経済のしくみ」を町の次世代に|つの未来会議

ポートランドから学ぶ「まちづくりと経済のしくみ」を町の次世代に|つの未来会議

7月22日、ポートランドのまちづくりを手がけてきた山崎満広さんをゲストに、「つの未来会議」第1回を開催。

町長や教育長、町議会議長と議員、役場職員、そして民間の若手経営者など50名近い町民が集まり、公民の区別なくまちづくりを当事者として考え、次世代へのバトンを託します。

3年越しでつくってきたグランドデザインや都農高校跡地活用企画が、いよいよこれから議会や町民に対して周知・議論をはじめていくタ

もっとみる